その他
みうらじゅん(著)
本書では、それまで世の中に「なかった仕事」を、企画、営業、接待も全部自分でやる「一人電通」という手法で作ってきた「みうらじゅんの仕事術」を、アイデアのひらめき方から印象に残るネーミングのコツ、世の中に広める方法まで、過去の作品を例にあげながら丁寧に解説していきます。
バリー・オライリー(著)
本書はアンラーンの威力から始まり、 必要性、心構えや方法論、構造について、 馴染みのある組織や個人の事例とともに 丁寧に説明してモヤモヤを晴らしてくれる。
ビジネス書
舘野泰一(著)
本書『パラドックス思考』では、 ややこしい問題の背後にあるパラドックス(矛盾)に着目し 「犠牲のストーリー」を「両立のストーリー」に変える「3つの戦略」を紹介します。 ・AとBを交互に切り替えながら実行する「切替戦略」 ・AとBの因果関係を見出す「因果戦略」 ・AとBを包み込む「C」を探る「包含戦略」。 これらの戦略を使い分けることで、 「VUCAの時代」の“無理ゲー”課題に最適な答えを導く方法を提案します。
尾石 晴(著)
本書は、40歳前後で多くの人が感じるこの「モヤモヤ感」、つまり「40歳の壁」の正体を分解しながら、自分らしく生きるために「人生の後半戦をどうデザインしていくか?」を考えるためのものです。
ハンナ アレント(著)
「歯車理論」や「小物理論」の虚偽を突き、第三帝国下の殺戮における個人の責任を問う「独裁体制のもとでの個人の責任」、アウシュヴィッツ後の倫理を検討し、その道徳論を詳らかにする講義録「道徳のいくつかの問題」など、ハンナ・アレント後期の未刊行論文集。ユダヤ人である自らの体験を通して全体主義を分析し、20世紀の道徳思想の伝統がいかに破壊されたかをたどる。一方、人間の責任の意味と判断の能力について考察し、考える能力の喪失により生まれる“凡庸な悪"を明らかにする。判断の基準が失われた現代こそ、アレントを読むときだ。
鈴木大介(著)
ヘイトスラングを口にする父 テレビの報道番組に毒づき続ける父 右傾したYouTubeチャンネルを垂れ流す父 老いて右傾化した父と、子どもたちの分断 「現代の家族病」に融和の道はあるか? ルポライターの長男が挑んだ、家族再生の道程!
小山俊樹(著)
ロンドン海軍軍縮条約をきっかけに、政党政治を憂えた海軍青年将校、民間右翼らが起こした五・一五事件。首相暗殺、内大臣邸・警視庁を襲撃、変電所爆破による「帝都暗黒化」も目論んだ。本書は、大川周明、北一輝、橘孝三郎、井上日召ら国家主義者と結合した青年将校らが、天皇親政の「昭和維新」を唱え、兇行に走った軌跡を描く。事件後、政党内閣は崩壊し軍部が台頭。実行犯の減刑嘆願に国民は熱狂する。昭和戦前の最大の分岐点。
マシュー・ボール(著)
ザッカーバーグも、 エピックゲームズのティム・スウィーニーも 本書の著者による「メタバース」の分析に 大きな影響を受けてきた! 「メタバース」がここまで広がる元になった 伝説のウェブ記事を書いた第一人者が、 渾身の書き下ろし!
三島 由紀夫(著)
昭和の神風連を志した飯沼勲の蹶起計画は密告によって空しく潰える。彼が目指したものは幻に過ぎなかったのか?英雄的行動小説。
世阿弥(著)
秘すれば花なり――。神・仏に出会う「花」(感動)をもたらすべく能を論じ、日本文化史上稀有な、奥行きの深い幽玄な思想を展開。世阿弥畢生の書。
スピノザ(著)
ユークリッド幾何学の形式に従い、神と人間精神の本性を定理と公理から〈神即自然〉を演繹的に論証する。フィヒテからヘーゲルに至るドイツ観念論哲学に決定的な影響を与えた。
坂口 恭平(著)
これは戯曲? エッセイ? 自己啓発? 鬼才坂口恭平、ついに医師になる。 あっという間に読めて、不思議と勇気づけられる! 2019年に実際に行われたワークショップを誌上体験。 「いのっちの電話」では、なぜ電話をかけた人たちが楽になり、 元気になれるのか。いったい何がそこで起こっているのか。 その秘密とは。全部教えます。
荒井 裕樹(著)
偉い人が「責任」逃れをするために、 「敵」を作り上げて憂さを晴らすために、 誰かを「黙らせる」ために言葉が使われるようになったこの世界で、 凝り固まった価値観を解きほぐし、 肺の奥まで呼吸しやすくしてくれるような…… そんな「言葉」との出会いは、まだ可能だろうか?
東畑 開人(著)
この20年、心は消滅の危機にさらされている。物が豊かな時代は終わり、リスクだけが豊かな時代がやってきたからだ。人々は目の前のことでせいいっぱい。心はすぐにかき消されてしまう。社会にも、身近な人間関係にも、そして自分自身の中にさえも、心というプライベートで、ミクロなものを置いておく余裕がない。それでも心は見つけ出されなければならない。自分を大切にするために、そして、大切な誰かを本当の意味で大切にするために。ならば、心はどこにあるのか? その答えを求めて、臨床心理士は人々の語りに耳を傾けた――。現れたのは、命がけの社交、過酷な働き方、綺麗すぎる部屋、自撮り写真、段ボール国家、巧妙な仮病など、カラフルな小さい物語たちだった。
ジョン・P・コッター (著)
『企業変革力』『リーダーシップ論』などあまたの名著を世に送り出してきたハーバード・ビジネス・スクール伝説の名誉教授にして組織論・リーダーシップ論の大家、コッター教授の集大成。生存本能が働きやすい人間のそもそもの性質を把握したうえで、コロナ禍以降の激変する世界に適応し、組織として進化する方法を説く。
麻布競馬場(著)
東京に来なかったほうが幸せだった? Twitterで凄まじい反響を呼んだ、虚無と諦念のショートストーリー集。
齊藤 彩(著)
母と娘――20代中盤まで、風呂にも一緒に入るほど濃密な関係だった二人の間に、何があったのか。 公判を取材しつづけた記者が、拘置所のあかりと面会を重ね、刑務所移送後も膨大な量の往復書簡を交わすことによって紡ぎだす真実の物語。
木田元(著)
古今東西の偉人たちが残したことばは、深く、厳しく、温かく、ときに底知れぬ苦悩を湛えます。そうした先人たちのことばを一年三六六日に配列しました。短い章句ですが、どれも生き生きとした力で読む者に迫り、私たちの人生に潤いや生きる勇気を与えてくれます。