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『思わず考えちゃう』を読んで、思わず「マインドフルネス」を考えた

思わず考えちゃう

さて突然ですが、質問です。
『直感と論理をつなぐ思考法』、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』、そして本書『思わず考えちゃう』の共通項はなんでしょう?
正解は1分半後に!

昨日仙台の丸善に行ったら売っていたので即買い。
よく見たら発売当日だったようです。

ヨシタケシンスケさんといえば絵本ですが、今回は絵本ではなく、エッセイ集(+イラスト)という感じ。
これを読むと、ヨシタケさんの絵本の世界観がどうやってできているのかがよくわかる気がします。



ヨシタケシンスケさんは、いつもメモ帳を持っていて、「思わず考えちゃう」ことをメモ帳にイラストとして書き残しているらしい。
かつて『ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操』という、ひたすら意味不明なイラストだけが描かれている謎の本を買ったのですが、あの時に感じた「このイラストっていつ、何のために描いているんだろう?」という疑問が時を経て解消した(笑)

しかし、この本に描かれている場面って、「日常的に流れてしまうけど、深く考えれば面白いシーン」の連続なんですよね。
僕も絶対同じ場面を何度も見ているはず。
この本を読むと、自分が日常をいかにボーッと過ごしているかが分かります。
いや、正確にいうと、脳内では目の前に起きていることと「全く別のこと」を、慌ただしく考えているんですよね。
目の前のことに集中していないから、「深く考えればおもしろいシーン」が流れていってしまう。
マインドフルネス」という言葉がありますが、僕は全く「マインドフル」な状態ではないんだと思いました。

ではどうするか?
とりあえず、ヨシタケシンスケさんに倣って、手書きメモに目の前の発見をイラストを描きまくろう。
直感と論理をつなぐ思考法』→『レオナルド・ダ・ヴィンチ』→『思わず考えちゃう』と読んできましたが、共通項は「手書きメモ」なのだ。
意図せずしてこの3冊を連続で読んで、描くことの効果をこれでもかと刷り込まれました(笑)
どんどん落書きしていこう!