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映画・書籍レビュー

『直感と論理をつなぐ思考法』を読んで、「自分モード」になる

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

先日、ブログVoicyなどで『ビジネスの限界はアートで超えろ!』という書籍を紹介させていただきましたが、従来型の左脳型問題解決アプローチの限界を説いた本、ということにおいては、似た本だと思います。
実際にデッサンの重要性などに触れられている箇所もあり、世界観は通じるものがあると思います。



中でも、この本の秀逸なところは、こちらのコンセプト図ですね。
ちょっと小さくてわかりにくいと思いますが、既存の考え方と、新しい考え方の対比がこの1枚に全て凝縮されているというすさまじいコンセプト図です。
多分、この内容を理解するには書籍をしっかり読んだ方がいいと思いますが、平たくいうと、「もっと妄想を大切にしよう」ということになろうかと。(←平たくしすぎだw)



私がもし本を書くとしたら、どうしても左脳優先で、テキストベースで構造を組み立ててしまうんだと思いますが、さすが右脳訴求の本だけあって、本のコンセプトそのものがイラストになっているという。さすがです。
そして、この本を読めば、このコンセプト図も理解できますが、こういったコンセプトをどう生み出し、形にしていくのか、という手法も理解することができます。

さて、そんな本の魅力を伝えつつ、私自身がこの本を読みながら感じたポイントを3点ほど書き出しておきます。

 

1.「コトバ」に頼りすぎない

私はVoicyやセミナーを通じて、「表現神経」を高めることの重要性を都度語っています。
アスリートにとって重要なことが「運動神経」ならば、ビジネスパーソンにとっては「表現神経」である、と。
でも、私自身が語っている「表現神経」のスコープがまだまだ狭いことに思い至りました。
つまり、コトバに頼りすぎなのです。
「言語表現」以外の手段も鍛えないとダメですね。
テキスト表現だけに偏りすぎると、伝えられる情報は限られます。
絵、写真、音声・・・そういった手段の可能性をもっともっと追求すべきだと感じました。
 

2.もっと生活に「余白」を作ろう

この本では、自分の内側から出てくる「妄想」「Vision」の重要性が語られましたが、妄想を出すためには、生活内での「余白」が必要です。
ギチギチの生活だと「妄想」ではなく、「反射」「反応」しか出てきません。
これでは外部からの刺激の奴隷になってしまいます。
大きな余白でなくてもいいので、日常的に小さな余白を作ること。
こんなことを意識する必要性を改めて認識しました。
 

3.「自分モード」という言葉を大切にする

個人的に、「このフレーズはいただき!」と思った箇所があるので引用しておきます。

短期的な成果を期待して駆けずり回る「他人モード」を続けていては、めまぐるしい変化に振り回され、いつかは疲れ切ってしまうだろう。
「自分モード」のスイッチをオンにしておきながら、背中を押してくれる「大波」を待つ
——そんな心がまえでいるほうが毎日楽しいし、結果的にどこかで「期待を超えた爆発」にめぐり合える可能性は高くなるだろう。


これは含蓄のある言葉で、これだけでご飯3杯イケると思う(笑)
上から降ってくる短期的な指標を求めていると、気づかずに「他人モード」になって、いつしか「他人の人生を生きる」ことになってしまうのですよね。
ここで大事なことは、「自分モード」のスイッチをオンにすること。
つまり、自分がやりたいことに素直になることです。
ただし、「自分モード」のスイッチをオンにしても、仕事やお金がついてこない可能性がある。
そこをジッと耐えながら信じる道をコツコツ歩いていると、いつしか「大波」がくるだろう、と。

いやー、いい言葉ですね。 「大波」がくるかどうかは置いておいて、そっちの方が絶対楽しいし。

ということで、書籍の意図とは違うかもしれませんが、こんな点が自分にとっての持ち帰りでした。
また近いうちにVoicyでもお話ししたいと思います。お楽しみに!