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『ESG財務戦略』



 

まだ前半までしか読んでないけど、何これ、めちゃ参考になる。
ESGとかSDGsとか、それらしいキーワードが突如上からバラバラと降ってくる組織って多いと思うけど、これを読めば、その大元の源流から1本の筋として理解することができる。
ビジネスにおいて何か新しい言葉が出てきた時、それらの言葉ヅラだけを理解することで精一杯になってしまう。
だけど、本当に大事なのは言葉を理解するのではなく、
1）その言葉の「源流」
2）その言葉が生まれた「背景」
3）類似用語との「関係性」
4）結果としての「現象」 を理解すること。
これらの4点を理解することができれば、これからその水がどこへ向かおうとするのか先行きを予測することが可能になると思っています。
その点において、この本はその4点がしっかり揃っているので、マジで理解が深まる。前半を読み、後半はぱらっとめくっただけですが、今のところの僕の感想です。
自分たちのやっている事業、やろうとしている事業が果たして大きな波に乗っているのか、それとも波を無視して進もうとしているのか。その方向感覚が重要となる時代において、とても参考になる一冊だと思いました。
…あ、大事なことを言い忘れた。
この著者の一人は、高校、大学時代のラグビー部の4つの上のパイセンです。しかも同じポジション。つまり雲の上の存在。
この書評は、その点を十分に割り引いて聞いてくださいw