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ビジネス書

対談後記:『ひとりの妄想で未来は変わる』佐宗邦威さん

ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION

対談日時:2020年2月14日
場所;二子玉川ライズ
対談相手:佐宗邦威さん



ビジネスをしていると、とある瞬間降ってくる妄想のようなものがあります。
「え、閃いちゃったかも!オレ天才かも!」
というアレです。

しかし、大半の場合は、翌朝くらいにはその妄想は跡形もなく消えています。 
「冷静に考えると大したことなかった」とか、「誰かが考えているはず」とか。
ちゃんと調べたわけではないし、明確な理由があるわけではないけど、せっかく生まれた芽が消えていってしまう。

でも…その妄想を「面白いじゃん!それアリかもよ!」と言ってくれる人がそばにいたら…。
ひょっとしたらそのタイミングで人生は変わっているかも知れません。

著書の佐宗さんは、まさにそういった他人の儚い妄想に命を吹き込み、大きく育てることを生業としています。
実際に話してみるとよく分かりますが、こちらのしゃべることを真摯に受け止め、大きくリアクションしてくれる。
些細なことではありますが、こういった所作ひとつひとつにも、数多くの妄想を育んできたからこそのナチュラルな動きがあるのだと思います。

そして、僕が聞きたかったことの一つが、前作『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』に書かれていた、かのオットー・シャーマー博士との対面のシーン。



かつて、佐宗さんのいただいた妄想が、シャーマー博士によって命を吹き込まれたというその瞬間のストーリーです。
今の佐宗さんがあるのは、この時の出会いによって背中を押されたから、という素敵な話。
なんとも羨ましい。
そして、今回の対談で直接その話を耳にし、改めて私自身もそのように誰かの妄想に力を与えられるような存在になりたい、と思いました。
ということで、みんな妄想よろしく!

組織の中に芽生えた一つの小さな妄想。
これを「イノベーション」という形までどのようにして育むか。
このやり方が書かれた素敵な本です。

気になる方は、要約やVoicyも聴けますので、是非。

フライヤーの要約はこちらから



Voicyのリンクはこちらから

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