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連載中のビジネス名著探訪、今回の記事は安斎勇樹さんの『冒険する組織のつくりかた』を取り上げました。
本書で「冒険的」の対極概念として語られるのが、「軍事的」です。この「軍事的世界観」に必要なのは「敵」の存在です。その敵が外部にあるときは、領土拡大のエネルギーとなる。しかし、外部の敵を見失った瞬間、内部に敵を作り出していきます。そして、今度は社内が「戦場」になっていく。僕もキャリアの過程でそのような場面を多く見てきました。
「軍事的世界観」は、一時的には効果を発揮するかもしれませんが、持続的ではなく、その弊害は大きいのです。そんなお話を。ぜひご一読ください。