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先日、flierのイベントに登壇して、久保さんと対談した「ファシリテーションの技術」が、logmiで記事化されていましたので共有します。

中ではこんなことを語りましたが、ファシリテーションって本当にその場の瞬間的な行為なので、考えていては対応できません。
大抵のことは、ファシリテーションの場に上がった時には勝負がついてしまっているのです。

今回の講座では、そういう意味で僕が無意識的にやっていることも意識化し、言語化してお伝えすることをやっていきます。最終的に無意識化できるようになるのがゴールなんですが、なかなか意識を無意識化するのが大変なんです。

でも、無意識化できると、対話の中でどんどんやれることが増えてくるんですね。対話って本当に瞬間芸なので、いろいろ考えていたら何もできないんですよ。

なので、スポーツと一緒ですよね。本当に、フィールドに出る前に勝負はほとんど決まっているみたいなことだったりもするので。だから、事前にどれだけ無意識化できるかが1つのポイントのような気がしています。

だからこそ、大切にしたいのは、終わった後の振り返りです。
あの時自分はどういう問いかけをすれば良かったのか?どう受け止めれば良かったのか?
その時に戻った気持ちで考えてみる。
その時は、瞬間的・無意識的に振る舞うしかないのですが、難しい場面はしっかり記憶に残しておいて、後から時間を止めて意識的に考えるわけです。
そうすると、次に似たような場面が来た場合、無意識レベルで違う行動が取れるようになっていたりする。
これはまさに上記の発言でも言った通り、スポーツのトレーニングと同じだと思います。

幸いなことに、僕は毎日のように対談をしていて、その大半が音声が残っていたりするので、振り返りの機会が豊富にあります。
だから、具体的に改善を考えることができるんですね。
これはありがたいことだと思って、日々の精進に繋げています。

そんなことも含めて、ファシリテーションについて語ってますので、ぜひ読んでみてください。