学びデザイン Official Site

Contents Library コンテンツライブラリ

ビジネス書

OPEN(オープン): 「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る

『OPEN(オープン):「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る』



 

歴史を紐解いて見れば、僕らは外側に対してオープンであることの方が進化していく。でも、オープンであり続けることは難しい。だって「ヤツら」は何をしでかすかわからないから。それでも、そこを乗り越えてオープンであることが重要なのだ…というメッセージの本です
このメッセージの重要さは、超個人的なことに落とし込むとわかりやすいと思う。
巻末の山形さん解説(←これは必読!)にも書かれている通り、単純化すれば「自分が嫌いなものでも容認する」という姿勢に尽きる。でも…やっぱりそれが難しい。
感情が先立ち、いろんな理屈をこねくり回して「ヤツら」を作り上げてしまう。
それは僕の心の中にもあるからいつも葛藤がある。 理屈としてはとてもシンプル。でも実践には葛藤が付きまとう。
このミクロレベルの葛藤に立ち向かうことの先にしか、マクロレベルで「オープン」な世界は実現できないのだ
NewsPicks Publishingの翻訳書らしい「合理的な楽観主義」がベースにある一冊。
閉じる引力が強まる中、良いタイミングのリリースですね。