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『トヨタの描く未来 トヨタ式 新しい時代の働き方』



社内に蔓延るムダを排除して、お客さんに向き合う時間、そして将来を考える時間の配分量を増やす。
とてもシンプルかつ芯を食った話です。

裏を返せば、私たちは無意識に働いていると、お客さんや将来を考える時間を犠牲にして、ムダな時間の比率を増やしている、ということでもあります。

しかし、ムダに気づくというのはなかなか難しい。相当意識しないと、「たまーに役に立っている」とか「ひょっとしたらいつか役に立つかも」という仕事が善意でしぶとく残っちゃうんですよね。