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『さよならオフィス (日経プレミアシリーズ)』



この本にもあるとおり、オフィスの効用の一つとして「偶然性」というものがありますよね。偶然ばったり廊下で出会って、ランチに誘われて雑談をする。そこから何かのヒントが生まれてくる…みたいな感じ。

この観点で見ると、リモートワークは必然性の塊とも言えます。
つまり、スケジュールは必要最小限のものになり、短期的には効率性が高まる。でも偶然性は極端に低くなっている。
だからこそ、リモートワークの設計では、「偶然をプロデュースする」というセンスが必要なんだと思います。

とは言うものの、雑談時間を必然化（＝スケジュール化）すると、急に畏まった会話になっちゃったりするから、人間って難しいよね。