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ワイズカンパニー

ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル



ここに来て「資本主義の限界」が語られる機会が増えてきました。
このイデオロギーの中で、利益(Profit)追求だけでなく、働く人(People)にとっての幸福感や、地球環境問題(Planet)の解決は現実的なのか、という3つのPのバランス問題が取り沙汰されています。

僕はイデオロギーレベルでは何某かの現実解を見出しているわけではないですが、自分のレベルで一つの手触り感のある答えがあるとすれば、それは「企業が正しい方向に変わっていく」ということなんだと思っています。
つまり、正しい方向感覚を持った企業(=この本で言うところの「ワイズカンパニー」)が、社会変革のヴィークル(器)として機能していく、ということ。

当然ワイズカンパニーには、ワイズリーダーが必要だし、ワイズリーダーを育てるためには、そのための教育環境が必要になってきます。
その教育ということを考えみると、Profitを追求するための教育はもう十分なのかもしれません。それよりも残りの2つのP(People/Planet)をバランスさせる教育というのが、これからワイズカンパニーを生み出していく上では必要な気がします。
そこに自分ができることは何かないのか、もう少し考えていきたいです。

…ということで、この名著、まだ読んでないので(笑)、しっかり読みます!