学びデザイン Official Site

Contents Library コンテンツライブラリ

ビジネス書

『21 Lessons』をイラストで理解しよう!〜イラストNo.59

21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考

今日発売のユヴァル・ノア・ハラリ氏の最新刊。
Kindleは昨日ダウンロードできたので、1日で内容を把握してイラスト化してみた。(自己最速かも)

サピエンス全史』で過去を語り、『ホモ・デウス』で未来を語った後は、本書で今を語る、という位置づけ。
過去2作に興味はあったけど、あまりにも大作で手を出せなかった方にとって、この本はオススメです。
21章立てということもあり、1章がコンパクトで読みやすいし、過去2作をざっと理解することもできる。
しかも、「今を語る」だけあって、風呂敷の広げ方も前2作と比べればまだ手が届く範囲。(といっても十分広いけどw。)

本作最大の問いかけは、「人間がテクノロジーに主導権を奪われる前に何ができるのか?」ということ。
スマホ無しでは何も考えることができない「スマホの奴隷」という名の生ける屍になる前に、私たちはもっと「心」に注目せよ、というメッセージが終盤で語られます。

「そんな抽象度の高い重たいメッセージは受け止めらんねーなー」
と言ってまたスマホの刺激的な世界に戻る前に、とにかく少しでも良いから読んでほしいのだ。

「人生の主導権って何だろう?」
「自分は自分の人生のオーナーだろうか?」

ということに考えを向け始める人が一人でも増えれば・・・、何かが生まれるかも知れないと思う。