ブログ|学びデザイン Official Site https://manabi-design.jp/blog 株式会社フライヤーのCOO、グロービス経営大学院の教員、そしてビジネス書の執筆やイラストなどを手がける荒木博行のオフィシャルサイトです。ビジネスパーソンにとっての「学ぶことの楽しさ」を追求し、ちょっと楽しい学びのコンテンツを提供します。 ja 梟書茶房で『よあけ』と出会った https://manabi-design.jp/blog/detail/208 映画・書籍レビュー よあけ

また絵本です。
この絵本、素晴らしいです。
余裕がないときほど読んでほしい。

さて、この絵本との出会いの話を含めて少々ご紹介。



この絵本との出会いは、私がよく行く喫茶店「梟書茶房」でした。
梟書茶房というのは結構面白い喫茶店で、本との新しい出会いを演出してくれるカフェです。

で、カフェは書店も兼ねているのですが、売られている本は全てカバーが掛けられていて店が用意した「紹介文」以外、中を見ることができません。
「紹介文」を頼りに、本を想像するしかない。
だから、その普段本屋では絶対に手に取ることがないような書籍に出会える可能性があるのです。

そしてこの絵本との出会いは、まさにこの「紹介文」を頼りに僕がチャレンジしたものです。
紹介文はこんな感じでした。



「とても“詩的”な絵本です。
言葉を風景に、風景を色と線に。
なるべく騒音のないところで、しずかにしずかに1ページずつ。
贅沢に味わいたくなる本です。」


これ、ちょっと気になりません?
僕はこの紹介文で即買いでした。

(こんな感じで↓、中を開けるまではわからないのだ)


そして、絵本の中身は、まさに紹介文の通り。
「よあけ」のページをめくった瞬間の息を飲むほどの素晴らしさといったら・・・!
(もう言葉にならん)

夜が暗ければ暗いほど、夜が開けた時の感動もひとしお。
今、人生の深夜にいる人は、この絵本を読んでみるといいと思う。
ひょっとしたら、この絵本の世界観が気持ちを救ってくれるかもしれない。

やっぱり絵本はいいなぁと思いました。梟書茶房に感謝だな。

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『ある明治人の記録』を読み、自分の境遇に感謝する https://manabi-design.jp/blog/detail/207 映画・書籍レビュー ある明治人の記録 改版 - 会津人柴五郎の遺書 (中公新書)

会津出身で日本の陸軍大将になった柴五郎の若き日々を描いた自伝。
会津藩の悲惨な歴史は大まかには知っていましたが、このように1人の人間のストーリーとして見ると、改めて明治維新というムーブメントがどれほど「暴力的なまでの理不尽さ」を包含していたかということを思い知らされます。
そして僕が知る歴史の大半は美化された「薩長史観」とも言うべき片側からの見方に占められている、ということも。



幸せだった柴五郎の少年時代。しかし、そんな中、藩がまさかの朝敵という汚名を着せられ、あっという間の戊辰戦争。そこで祖母、母、姉妹が全て自刃という絶望。会津の地を追われて極寒の斗南藩(青森県むつ市)へ移封され、乞食のような生活を送る・・・。

父親に叱られながら、餓死寸前で無理やり死んだ犬の肉を飲み込むシーンなどは、壮絶すぎて言葉が出ません。

自分がもしこの立場だったらどう生きたのだろうか?
こんな理不尽を、胸に受け止めきれるのだろうか?
当時の柴少年と同年代である我が家の少年達がこのような場面にあったら、彼らはこの苦難を乗り切ることができるのだろうか・・・?
今の自分たちには全くもってリアリティのない問いなのですが、それでも当事者の立場に身を置いて考えてしまうだけの迫力がありました。

そして、こんな理不尽は「遠い昔話」ではなく、つい最近の話。
目を凝らして見れば、全世界レベルでは必ずどこかにある話。
そう考えると、今こうして生きられている自分自身を「幸運」と感じざるを得ません。

もし今の自分の境遇に嘆いている人がいれば、この本はそんな時であっても自分自身の幸福度に気づかせてくれてくれるだけの力を持った作品だと思います。
決して気軽に読める本ではありませんが、歴史を知り、自分の視野を開かせてくれる、こういう読書もたまには必要ですね。


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『林原家』から学ぶ「同族企業」の難しさ https://manabi-design.jp/blog/detail/205 映画・書籍レビュー 林原家 同族経営への警鐘

いやはや、なかなか強烈な読み物でした。
林原の破綻についてはうっすらと知っていた程度ですが、一連の書物を読み、「同族企業のリアル」を体感しました。
現役辣腕経営者だった父親を19歳で亡くして後を継ぎ、就任して間も無く林原を「バイオ企業」へと導くその天才的なセンス。
しかしながら、「研究以外は興味なし」として、社長でありながら「決算書を一切読んだことがない」という脇の甘さ。
結果的にはこのアンバランスさが、不正会計の下地を作り、優良企業を一気に倒産へと導いていきます。



この方、研究者としては間違いなくとても優秀な人だったはずなんですよね。
もし研究職としてどこか大企業に入社していたら、おそらく相当な人物になっていたはず。
しかし、跡取り息子として、「社長」にならざるを得なかった。

だから、興味のない管理業務は実の弟に任せっぱなし。
弟だから安心感がある一方で、怪しいことがあっても疑うことができず。
そして弟は弟で、絶対的な存在である長男には何も言うことができない、という歪な人間関係・・・。

周囲は周囲で、経営において決して口出しできない「アンタッチャブルな領域」があることを認識し、空気を読んで振舞わなくてはならない暗黙の掟・・・。

普通の企業にとって当たり前な「健全なコミュニケーション」が、一切封じられたこの企業体質に、同族企業の難しさを感じます。

さらに興味があって、弟さんが書いた書籍『破綻』と『背信』を立て続けに読んでみたのですが、これまたびっくりで。
弟さんは不正会計を行った当事者なんですが、不正会計をやったことは認めつつも、「こんなことは些細なこと。地方の非公開同族企業であれば当たり前。そのうち帳尻合わせられるから問題なし」という独特のロジックを展開されていました。
おそらくこういう難しい同族企業というのは、古今東西どこにでもあるんだろうなと・・・。

こういう同族企業の中でも健全なバランス感覚を持つために、「経営のリテラシー」を理解することはとても大事なことなんだとしみじみ感じました。
同族経営で悩んでいる方、ここに答えらしきものは一切ありませんが、「やってはならないこと」を考えるヒントはたくさんあると思います。

(この辺は、戦国時代の「家の経営」から学べることも多くあるんだろうなぁ)

破綻──バイオ企業・林原の真実


背信 銀行・弁護士の黒い画策


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「強み」と「弱み」 https://manabi-design.jp/blog/detail/206 子育て日記 これだけはっきりした「弱み」はどうしたら良いんでしょ(笑)
#カマチョ日記




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『星のふる夜に』を読んで、余白を埋めてみよう https://manabi-design.jp/blog/detail/204 映画・書籍レビュー 星のふる夜に When Stardust Falls…

かつてもブログで紹介しているように、僕は本の合間に絵本もよく読みます。
僕にとっての絵本は、自分の考えを映し出す鏡のようなもの。
絵本は本と比べてメッセージの「余白」が多いため、その余白を塗りつぶすために「自分の考え」が必要になってきます。
だから、同じ絵本であっても、人によって解釈が異なる。それは読み手の考え方が余白に混じり込んでくるからなんですね。
その辺は音楽も似たところがあると思っていて、その時の感情が音と音の間の余白を埋めるから、同じ曲であっても人それぞれ「曲の持つ意味」が異なるわけです。

絵本でも音楽でも、「余白があるコンテンツ」という観点では同じ。
自分の考えや感情を浮き彫りにする大事なツールなんですよね。
 

「人の成長」という余白の埋め方


さて、話がだいぶ遠回りになりましたが、そんなわけで今回は本作です。



軽井沢といえば千住博美術館。
女川駅といえば、銭湯「ゆぽっぽ」の壁絵。



千住博さんは僕にとって大好きな画家なのですが、その千住さんが描いた絵本です。

この絵本は、全く文字のない絵本。
なので、言ってしまえば「余白だらけ」のコンテンツです。
親鹿と子鹿のストーリー。流れ星に誘われるままに歩き出した子鹿が、親鹿とはぐれて心細い思いをしてしまうのだけど、やがてまた親鹿の元に戻ってくる、というもの。
ストーリーそのものは本当にそれだけなのですが、絵が超絶キレイで、本を開いた瞬間に、この鹿の世界に没入することができます。
単に絵を眺めるだけで十分楽しめる作品だし、僕自身、読んだ当初はとにかくこの世界に没入する瞬間が好きだという理由で読んでいました。

ただ、最近は、この作品はひょっとしたら「人の成長を描いたものなのでは?」という見方で余白を埋めるようになってきたんですね。
描かれた親鹿と子鹿は、とても幸せそうな関係性。
子鹿も居心地が良さそうだし、心にも余裕がある。
だからこそ、子鹿は「流れ星」に好奇心を持ち、そして「流れ星を追いかける」という冒険に踏み出すことができたのではないかと。
その先は、未知の世界で心細いものだったのだけど、親元に戻ってきた時には、おそらくこの子鹿は大いなる自信と、広い世界観を持つようになったはずです。
いつでも戻れる安全な場があったからこそ、外側の世界に好奇心を持つようになり、そして冒険の結果、大きく成長することができた…そんなストーリーなのかなと。

これが私なりの「余白の埋め方」ですが、このストーリーには、このような「成長」ということのヒントがたくさん隠れているような気がします。
 

「私たちのいるまさにここも宇宙だ」


そして、見逃してならないのは、川面に映るキレイな星の描写。
これについて千住博さんは、絵本の解説書において、

「私たちのいるまさにここも宇宙だ」

ということを伝えたかったと言っています。
この千住さんからのメッセージに、私は勝手ながらウォルター・アイザックソンが『レオナルド・ダ・ヴィンチ』にて残した一節

「日々目の前の世界に驚きを見出そうとすることで、人生は豊かになるのだ。」

を思い出しました。
つまり、素晴らしいものは実は私たちの身近なものにある、ということ。
そして、それは私たちの「心のあり方」次第だということ。
日々私たちが目にしている平凡な川であっても、見る人が見れば、そこには神秘性が宿っているのですよね。

おそらく、この絵本には、そういう発見が他にもたくさんあるんだと思います。
読み手の内面が豊かになればなるほど、この絵本も豊かになるんでしょうね。

ということで、是非この絵本を読んでいただき、自分なりに「余白」を埋めてみてください。

追伸:僕の名刺入れは、この絵本の1ページ目の絵なのだよ。えっへん。








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『プロフェッショナルの条件』をイラストで理解しよう! 〜書籍No.47 https://manabi-design.jp/blog/detail/203 イラスト書籍理解 プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか

それなりの年代のビジネスパーソンだったら一度は読んだことがあるだろう本書。
エッセンスにまとめてしまえばどこかで聞いたようなことばかりだけど、それだけこの本は多くの自己啓発書の「原液」になっているということだと思う。
ドラッカーの本質を読み通す力に感服するしかない。
まあ、この本についてはこれ以上語るだけ野暮かな。
#ビジネス書図鑑






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小学生向け「決めるコツ・伝えるコツ」セッションで意識したこと https://manabi-design.jp/blog/detail/202 経験からの学び 決めるコツ・伝えるコツ」をやりました。
対象は小学生3年〜6年生まで。
定員午前午後それぞれ20名でやりましたが、どちらとも定員近く集まっていただきました。



私は大人向けには毎日のように話しているのですが、子供向けにやるのは「放課後NPOアフタースクール」でやった7年前ぶりくらい?
ということで、実は不安いっぱいだったのですが、終わってみればとても楽しいひと時でした。

さて、どんなことを意識してやったのか、自分の振り返りの目的で、ちょっと4点ほど言葉にまとめておきたいと思います。
 

1. 家や学校で「やってみよう」と思える状態にする


セッションの時間は2時間。子供にとっては長い時間ですが、それだけで考え方や話し方が変わるはずはありません。
大事なことは、家や学校で「やってみよう」と思える状態にして、送り出すこと。
そのために意識したのは、

1)持ち帰ることは徹底的にシンプルにすること
2)家で思い出せるように「キャッチー」なものにすること


の2つです。

具体的には、お持ち帰りは「タテヨコ表」と「3本足のイス」という2つのコンセプトだけ。


(スライドには手書きイラストをふんだんに)


この2つに絞って、
「必要性を理解する」→「使い方を体感する」→「使える場面を想像する」
というプロセスを踏むように設計をしました。
 

2. 子ども一人ひとりの特性に注目する


子どもって本当にいろいろな特性があります。
どうしても積極的に発表する子に注目が集まっちゃうのですが、実は大人しく目立たない子でも紙にはすんごいことを書いていたり、紙に書いていなくても頭の中でユニークなアイディアがぐるぐる回っていたりします。
特性は人それぞれ。
だからこそ、そこに着目して、その子の特性にあった引き出し方や対応の仕方をしてあげようと考えていました。
正直当日現場ではそこまで踏み込んだ対応まではできなかったので、ここは個人的にはまだまだの部分です。

でも、やっぱりいろんな子どものシートを見て、それぞれの子どものユニークさを強く感じました。
引っ込み思案で全く目立たなくても、「その子の内面の変化」みたいなものに注目してあげることが大事なんですね。


 

3. 親を巻き込む


会場に入るとき、子どもも緊張していますが、実は親も慣れない場で緊張しているんですよね。
だからこそ、会場全体の緊張を解くためには、親もリラックスして参加することが大事。
親をリラックスさせるためには・・・。
ということで、親もあえてセッションの中に巻き込んでみました。

まあ同じ会場にいながら参加していない人を見るとどうしても輪の中に巻き込みたくなっちゃう、という私自身の習性でもあります(笑)
もちろん、親は主役ではありませんが、同席している親も場の空気を作る大事な要素ですからね。
親御さんも徐々にほぐれて楽しそうに参加していたのは印象的でした。
 

4. 分かりやすい工夫も大事


子どもには、ちょっとした工夫が印象に残ったりしますよね。
なので、全てスライドはイラストベースで手作りに、そしてこの日のために作った特性ステッカー(大げさ!)のプレゼントとか、一人一人イラスト入りのオリジナル名札(大げさ!)を作ってあげたりとか。
そんな分かりやすい工夫をしてみました。
まあこれがどれくらい子どもにとって意味があったのか分かりませんが、少しでも記憶に残る材料になればなと。


 

次回は6月30日(日)開催!


ということで、こんな試行錯誤をして臨んだ今回のセッション。
まだまだ課題は残りますが、終わった後の子どもたちの楽しそうな表情に救われました。
やっぱり子どもと戯れるのは楽しい!

ということで、次回は6月30日(日)に同じ内容のセッションを行います。
お申し込みはこちらから。
4月に来れなかった方は、ぜひそちらにお申し込みください。
ではまた!]]>
『レオナルド・ダ・ヴィンチ(下)』を読んで、Connecting Dotsの意味を知る https://manabi-design.jp/blog/detail/201 映画・書籍レビュー レオナルド・ダ・ヴィンチ 下

先日『レオナルド・ダ・ヴィンチ 上』のレビューを書きましたが、今度は下巻のレビュー。
下巻はかの「最後の晩餐」から「モナリザ」に至り、レオナルドが亡くなるまでの人生の後半のストーリーです。



この後半戦を見て分かるのが、レオナルドがいかに「未完作品」が多いことか、ということ。
レオナルド素人の私は、彼の完成品、さらに言えばその中の名作と言われる作品しか知らなかったのですが、それはあくまでも氷山の一角。
その水面下ではたくさんの作品が陽の目を見ずに終わっていることに気づきます。
裏を返せば、これだけの未完の作品の裾野が広いからこそ、氷山の頂上も高くなったのかも知れません。
今どきの言い方をすれば、レオナルドはたくさんの「MVP(Minimum Viable Product)」(=あまり手を掛けないプロトタイプ)を作りまくっていた、とも言えるのかも。
つまり、いきなり壮大な完成品を目指すのではなく、最小限のリソースでプロトタイプを手当たり次第作ってみる。その結果、しっくり来たものがあれば、そこに最大のリソースを投じていく、ということです。
自分が何にフォーカスすべきかは、手を動かしてみるまではわからないわけですね。天才レオナルドにとっても。
だから、ちょっと作ってみて、しっくり来るかどうかを手を動かして判断するわけです。

後世の人からしてみたら、「この未完成品を完成させてくれれば良かったのに!」と思うわけですが、これら未完成品の数々は、全て突出した完成品に至る道だったのです。
とにかく頭ばかりで悩まずに、手を動かして作ってみろ!そのうちに自分が何を作りたいのかが分かる時がくる
というレオナルドからのメッセージが伝わります。

そして、その未完成品はどこに繋がるのか・・・。
それが「モナリザ」に繋がっていくわけですね。
彼が人生を通じて追求した様々な興味関心、研究、そして途中で投げ出した作品群たちは、全て「モナリザ」が回収していきます。
モナリザは、彼が半生を通じて培った科学的知識や自然へのつきない興味、人間心理への洞察、そして解剖を通じて得た人体知識が総動員され、完璧に調和しているのです。

このレオナルドの人生の描き方を見て、「全ての点は、やがて線として繋がる時が来る」というジョブズの一節を思い出しました。("Connecting Dots"ってやつです。)
やっぱり『スティーブ・ジョブズ』を描いたアイザックソンですね。
「さすが!さすがアイザックソンだぜ!」と一人で勝手に関心して膝を打ちました。

なんだか無性にやりたいことがあるんだけど、そんなことにチャレンジしても果たして意味があるのか分からない
ってもし悩んでいる人がいたら、まずはこの『レオナルド・ダ・ヴィンチ』を読んでみることをオススメします。

レオナルドは

大丈夫!そういうチャレンジは、人生の最後の方で回収されることになってるから!

って力強く言ってくれると思う。

***

さて最後に告知。
実は本書の担当編集者である文藝春秋の衣川さんと対談をしました。
その様子はすでに収録済みで、Voicyの「荒木博行のbook cafe」にて、4/15(月)6:00から2日にわたって配信の予定。
こちらも楽しみにしてください。


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軽井沢紀行 https://manabi-design.jp/blog/detail/199 子育て日記 お陰様で発熱は1日で治りました。
子どもたちの優しさが嬉しい。
#カマチョ日記





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『ハーモニー』を読んで、「悩むことの価値」を考えた https://manabi-design.jp/blog/detail/200 映画・書籍レビュー ハーモニー

ご存知故伊藤計劃氏の小説。日本SF大賞受賞作品。
先日『虐殺器官』のブログVoicyで話したら、絶対『ハーモニー』も読むべき、と多方面からご推薦をいただいた本書。
結果、「まさにそのとーり」でした。
単なるSFではなく、「意識とは何か?」「人間とは何か?」ということを問いかける哲学書でもあるでしょう。
これからテクノロジーが進化する世の中で、必読の一冊だと思います。
(『虐殺器官』の延長線上にある世界観の話なので、2冊まとめて是非!)

小説なので、ストーリーについてはできる限り排除して、私が感じたことを言葉に残しておきたいと思います。

今リアルに想像できる“ディストピア”


さて、この小説を読むと、人間は時に非合理的でアホで、お互いにイザコザがあるからこそ、愛すべき社会が成り立っているんだと気付かされます。
争いのない究極のユートピア(理想郷)を目指すことは、ディストピア(暗黒郷)への道なのかも知れません。

かのジョージ・オーウェルは、1949年時点で先の将来を想像して『一九八四年』という独裁主義・全体主義的ディストピアを描きました。
しかし、今私たちがリアルに想像しうるディストピアは、『ハーモニー』の方が近いかも知れない…そういう気に陥ってしまう破壊力のある近未来小説です。

その世の中は、独裁ではなく分散型。そして、全体主義ではなく調和型。
戦争の悲惨さを踏まえて、争いのない世の中を追求した結果として、身体にインストールされたデバイスによって各人の脳や身体を管理され、極めて「合理的な」社会運営を推進することが義務付けられています。

強烈な反戦思想に裏付けられた平和的な社会の希求。
しかし、その世界は究極に息苦しい世界でもあるのです。
 

意識を持って選択することが人たる所以


そして、私はこの本を読みながら、かのヴィクトール・フランクルの一節を思い出しました。

Between stimulus and response there is a space.
In that space lies our power to choose our response.
In our response lies our growth and our freedom.

刺激と反応のあいだには間隔がある。
その感覚に、反応を選ぶ私たちの自由と力がある。
私たちの反応の中には、成長と幸せがある。


まさにこの「間隔」こそが、人たる所以なのです。
「間隔」があるからこそ、「選択」という行為が生まれ、人はその選択肢の間で悩み、そして時に道を誤ってしまうわけです。
そして、この『ハーモニー』に描かれている世界は、この「選択」ということを一切なくしてしまおうというもの。
人間が合理的な道を選べるように、テクノロジーが指導してくれるのです。

正しいものを食べられるように・・・
正しいことを考えられるように・・・
正しい感情を持つように・・・
もう人間は悩まなくてもいいんですよ・・・

しかし、悩まなくていい、ということは、意識を持って「選択する」ということが不要なこと。
そうなった瞬間に、人は人ではなくなるのです。
 

「レコメンデーション型世界」から「ディレクション型世界」へ


さて、今、私たちが生きている世の中を冷静に考えてみれば、この「刺激と反応のあいだにある間隔」は総じて短くなりつつあることに気付きます。
つまり、テクノロジーの影響を受け、「レコメンデーション」機能により、気付かぬ内に徐々に人はモノを考えなくなっているわけです。
そして、『ハーモニー』が描く社会は、この「レコメンデーション」が、さらに一歩踏み込んで「ディレクション」になった世界。
私たちは、まさにこの「レコメンデーション」型から徐々に『ハーモニー』が描く「ディレクション」型への移行への推移の過程にいるのかも知れません。

ユヴァル・ノア・ハラリ氏は、先の『WIRED VOL.32』でこのように言っていました。

頭の中に願望が浮かんだとき、「これは自分の自由意志だ」「自分で選んだんだから、これはいいことだ、これはするべきだ」と決めつけないでください。
もっと深く掘り下げてみて欲しいのです。


私は『ハーモニー』を読み、またこの一節に重みを噛み締めたのでした。

ということで、またこの本もVoicyで話してみよっと。







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『思わず考えちゃう』を読んで、思わず「マインドフルネス」を考えた https://manabi-design.jp/blog/detail/198 映画・書籍レビュー 思わず考えちゃう

さて突然ですが、質問です。
『直感と論理をつなぐ思考法』、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』、そして本書『思わず考えちゃう』の共通項はなんでしょう?
正解は1分半後に!

昨日仙台の丸善に行ったら売っていたので即買い。
よく見たら発売当日だったようです。

ヨシタケシンスケさんといえば絵本ですが、今回は絵本ではなく、エッセイ集(+イラスト)という感じ。
これを読むと、ヨシタケさんの絵本の世界観がどうやってできているのかがよくわかる気がします。



ヨシタケシンスケさんは、いつもメモ帳を持っていて、「思わず考えちゃう」ことをメモ帳にイラストとして書き残しているらしい。
かつて『ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操』という、ひたすら意味不明なイラストだけが描かれている謎の本を買ったのですが、あの時に感じた「このイラストっていつ、何のために描いているんだろう?」という疑問が時を経て解消した(笑)

しかし、この本に描かれている場面って、「日常的に流れてしまうけど、深く考えれば面白いシーン」の連続なんですよね。
僕も絶対同じ場面を何度も見ているはず。
この本を読むと、自分が日常をいかにボーッと過ごしているかが分かります。
いや、正確にいうと、脳内では目の前に起きていることと「全く別のこと」を、慌ただしく考えているんですよね。
目の前のことに集中していないから、「深く考えればおもしろいシーン」が流れていってしまう。
マインドフルネス」という言葉がありますが、僕は全く「マインドフル」な状態ではないんだと思いました。

ではどうするか?
とりあえず、ヨシタケシンスケさんに倣って、手書きメモに目の前の発見をイラストを描きまくろう。
直感と論理をつなぐ思考法』→『レオナルド・ダ・ヴィンチ』→『思わず考えちゃう』と読んできましたが、共通項は「手書きメモ」なのだ。
意図せずしてこの3冊を連続で読んで、描くことの効果をこれでもかと刷り込まれました(笑)
どんどん落書きしていこう!

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ちょっと小太り https://manabi-design.jp/blog/detail/197 子育て日記 ちょっと小太りになってきた次男。長男もこの頃はそうだったかも。
まぁこの時期の体型はすぐ変わるから良いんだけど、おやつ食べすぎなんだよな〜。
#カマチョ日記




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『レオナルド・ダ・ヴィンチ(上)』を読んで、天才を因数分解する https://manabi-design.jp/blog/detail/196 映画・書籍レビュー レオナルド・ダ・ヴィンチ 上

3/29発売の本書。献本いただきました。
上下巻の大作です。
著者はウォルター・アイザックソン。
この名前でピンときた人は読書家ですね。そう、あの名作『スティーブ・ジョブズ 』を書いた著者です。

さて、ダ・ヴィンチの名前を知らない人はいないと思います。
絵が描けることはもちろん、設計もできれば発明もできてしまう、不世出の天才。
そんな風にダ・ヴィンチを認識している人も多いでしょう。
しかし、さすがはアイザックソン。彼を「天才」みたいな括り方はしません。

天才と言われている人も、要素分解してひとつひとつ見ていけば、結局は我々凡人と同じ

というスタンスで貫かれています。

言ってしまえば、伝記という形をした「天才を因数分解した本」なのですね。
そういう意味で、この本はビジネスパーソンにとっても、いろんなビジネスのヒントにあふれています。
純粋にストーリーも楽しめますが、私たちの行動を変えるきっかけになるヒントがたくさん。
まだ上巻しか読めてない(まだ「モナリザ」とか「最後の晩餐」までたどり着いていないw)んですが、ひとまず上巻での発見を言葉にしておきます。



では、天才はどのように因数分解できるのでしょうか?
ここは私の勝手な解釈ですが、「観察」「問い・疑問」「調査・勉強」「描写」「実践」といったキーワードがサイクルとして回っています。
図にするとこんな感じ。

"勝手に解釈!天才の要素分解図"


で、この図でもわかる通り、中心には問い・疑問が来ているわけです。
これが根源的なパワーになってます。

例えば・・・

「鳥の羽を上げる速さは下ろす速さと同じなのか?」
「キツツキの舌はどんな形をしているのか?」
「木の幹の太さは、枝分かれした枝の太さの総和と同じなのか?」
「目を動かす神経はどれか。片方の目が動くと反対の目も動くようにする神経はどれか?」

まずは世の中のこういったことに疑問を持つことから全てのことが回り始めるわけです。

子供の頃に誰でも持っている力。
だから天才ではないんですよ。
それを私たちは、意図して封印してきただけのことで。
その意図を開放できれば、私たちも天才になれる可能性がある!

・・・ってまでは言ってませんが(笑)、この中心の「問い」なくして天才は駆動しない、ということに気づかせてくれます。

そして、もう一つ強調しておきたいのが、「描写」、つまりメモの力。
レオナルドってかなりのメモ魔なんですよね。
アイザックソン曰く、「残っているメモは、ジョブズの伝記を書くときのメールやデジタル文書の割合より高い。」とのこと。
500年以上も経っていることを考えれば、すごいことですよね。
(この本には実際にその手書きのメモがふんだんにカラーで紹介されているのもありがたいところ!)
この手書きメモを見ると、とにかく手を動かして、考えたことを頭の中にとどめないってことの重要性に気づかせてくれます。
これは、つい先日『直感と論理をつなぐ思考法』を読んだばかりなので、かなりタイムリーでした。

ええ、早速真っ白なノートを買いましたよ、わたし。
iPad Proでデジタルで書きゃいいじゃん、と思っていた超絶デジタル派の私も、『直感と論理をつなぐ思考法』と本書を連続で読んで観念しました。
やっぱ、手書きのメモ、すごいわ。
(なぜデジタルじゃダメかは、『直感と論理をつなぐ思考法』を読んでね。)

最後に本書からの一節。

日々目の前の世界に驚きを見出そうとすることで、人生は豊かになるのだ。

この一言いただきました。ありがとうございます。

想像以上の持ち帰りのある大作です。もうすぐ発売!
ゴールデンウィークなど時間があるタイミングでぜひ。

追伸:
アイザックソンに一言。
やっぱり、ダ・ヴィンチは手の届かない天才だと思いました。
すいません(笑)


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『直感と論理をつなぐ思考法』を読んで、「自分モード」になる https://manabi-design.jp/blog/detail/195 映画・書籍レビュー 直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

先日、ブログVoicyなどで『ビジネスの限界はアートで超えろ!』という書籍を紹介させていただきましたが、従来型の左脳型問題解決アプローチの限界を説いた本、ということにおいては、似た本だと思います。
実際にデッサンの重要性などに触れられている箇所もあり、世界観は通じるものがあると思います。



中でも、この本の秀逸なところは、こちらのコンセプト図ですね。
ちょっと小さくてわかりにくいと思いますが、既存の考え方と、新しい考え方の対比がこの1枚に全て凝縮されているというすさまじいコンセプト図です。
多分、この内容を理解するには書籍をしっかり読んだ方がいいと思いますが、平たくいうと、「もっと妄想を大切にしよう」ということになろうかと。(←平たくしすぎだw)



私がもし本を書くとしたら、どうしても左脳優先で、テキストベースで構造を組み立ててしまうんだと思いますが、さすが右脳訴求の本だけあって、本のコンセプトそのものがイラストになっているという。さすがです。
そして、この本を読めば、このコンセプト図も理解できますが、こういったコンセプトをどう生み出し、形にしていくのか、という手法も理解することができます。

さて、そんな本の魅力を伝えつつ、私自身がこの本を読みながら感じたポイントを3点ほど書き出しておきます。

 

1.「コトバ」に頼りすぎない

私はVoicyやセミナーを通じて、「表現神経」を高めることの重要性を都度語っています。
アスリートにとって重要なことが「運動神経」ならば、ビジネスパーソンにとっては「表現神経」である、と。
でも、私自身が語っている「表現神経」のスコープがまだまだ狭いことに思い至りました。
つまり、コトバに頼りすぎなのです。
「言語表現」以外の手段も鍛えないとダメですね。
テキスト表現だけに偏りすぎると、伝えられる情報は限られます。
絵、写真、音声・・・そういった手段の可能性をもっともっと追求すべきだと感じました。
 

2.もっと生活に「余白」を作ろう

この本では、自分の内側から出てくる「妄想」「Vision」の重要性が語られましたが、妄想を出すためには、生活内での「余白」が必要です。
ギチギチの生活だと「妄想」ではなく、「反射」「反応」しか出てきません。
これでは外部からの刺激の奴隷になってしまいます。
大きな余白でなくてもいいので、日常的に小さな余白を作ること。
こんなことを意識する必要性を改めて認識しました。
 

3.「自分モード」という言葉を大切にする

個人的に、「このフレーズはいただき!」と思った箇所があるので引用しておきます。

短期的な成果を期待して駆けずり回る「他人モード」を続けていては、めまぐるしい変化に振り回され、いつかは疲れ切ってしまうだろう。
「自分モード」のスイッチをオンにしておきながら、背中を押してくれる「大波」を待つ
——そんな心がまえでいるほうが毎日楽しいし、結果的にどこかで「期待を超えた爆発」にめぐり合える可能性は高くなるだろう。


これは含蓄のある言葉で、これだけでご飯3杯イケると思う(笑)
上から降ってくる短期的な指標を求めていると、気づかずに「他人モード」になって、いつしか「他人の人生を生きる」ことになってしまうのですよね。
ここで大事なことは、「自分モード」のスイッチをオンにすること。
つまり、自分がやりたいことに素直になることです。
ただし、「自分モード」のスイッチをオンにしても、仕事やお金がついてこない可能性がある。
そこをジッと耐えながら信じる道をコツコツ歩いていると、いつしか「大波」がくるだろう、と。

いやー、いい言葉ですね。 「大波」がくるかどうかは置いておいて、そっちの方が絶対楽しいし。

ということで、書籍の意図とは違うかもしれませんが、こんな点が自分にとっての持ち帰りでした。
また近いうちにVoicyでもお話ししたいと思います。お楽しみに!

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『「一緒にいたい」と思われるリーダーになる。』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/194 映画・書籍レビュー 「一緒にいたい」と思われるリーダーになる。

WHYから始めよ! 』で著名になったサイモン・シネックが手がけた本。というか絵本。
読むだけであれば5分もあれば読めますが、絵本のストーリーがあるので、余韻も含めて楽しめます。
絵本のストーリーは、子供たちがちょっとした冒険をしながら、リーダーのあり方を体感していくもの。
住み慣れた公園、いじわるなガキんちょ、川、怖い犬、そして新たに発見した公園・・・。
こんな単語を並べただけでどんな話なのかおおよそのイメージはつくと思いますが、これらのものはもちろんのこと、職場における何かの暗喩です。

冒険に出なければ、新しいものは手に入らない。
そして冒険に出るためには、仲間が必要。

結局こんなシンプルな示唆なんですが、イラストとともにメッセージが加わると、寝起きに飲む水のように、じんわり体に染み入ってくるから不思議です。

かの名著、『リーダーシップの旅』という本に、リーダーの成長の3段活用として、
1)Lead the Self
2)Lead the People
3)Lead the Society
というフレームが紹介されていましたが、そんなことを念頭に置きながら見ていくと、さらにこの本がじんわりくるかも。



そして、「言葉の選び方」もなかなかのもの。
いくつか印象的なフレーズをここで紹介しておきたいと思います。

***

「この仕事を一生やり続けるつもりはない」
そう言うのなら、なぜ
今の仕事をしているのか?

***

競争するより、夢を追いかけるほうが、
多くのことをなしとげられる

***

もう少しでひらめきそうというときに限って
いろんな批判が聞こえてくる。
でも、どんな批判も素直に聞けば、
アドバイスに変わる。

***

成功とは、私たちが思い描いていることが、
本当に目の前に現れることだ。

***

私たちの最大の試練は、
成功へ続く旅の途中には
ないのかもしれない。
ひとたび成功したあとに何をするか、
それこそが最大の試練なのだ。

***

本当の力は、
自分の弱さを認める
勇気から生まれる。

***

スターは、自分がトップになりたいと願う。
リーダーは、チームのみんなを
スターにさせたいと願う。


***

書いている内容は、こんな感じでとっても平易。
絵本を見ながら、「リーダー」って言葉にピンと来ていない人たちと一緒に議論してもいいかも知れませんね。

ちなみに、サイモン・シネックと言えば、この動画。一応参考までに貼っておきます。




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『グラスホッパー』を読み、「テクノロジー」と「脳内対話」を考えた https://manabi-design.jp/blog/detail/193 映画・書籍レビュー グラスホッパー

ご存知伊坂幸太郎さんの大ヒット小説。
僕の伊坂さんの歴史は、たまたまWOWOWで見た『バイバイ,ブラックバード』が面白く、その次に小説で『AX アックスを読んだだけのにわかファンなのですが、哀愁とコメディ、ハードボイルドが同居するなんとも言えない世界観が大好きです。
時間さえ許せば全作読んでみたい。

さて、本作。3つのバラバラのストーリーが中盤以降に一気にからまり合い、そして前半の伏線を回収しながらエンディングへとなだれ込んで行くストーリーテリングに、時間を忘れてページをめくってしまいました。
一応、あらすじを紹介すると、こんな感じです。(wikiより)

***

妻を轢き逃げした男に復讐するために職を辞し、裏社会で男の父親が経営する会社に入社した鈴木。ところが、男は自分の目の前で車に轢かれてしまった。業界には「押し屋」と呼ばれる殺し屋がいるという。

命じられるままに押し屋を追った鈴木だが、待っていたのは妻と幼い息子のいる家庭だった。温かい家族に戸惑う鈴木だが、会社からは息子の敵を討たんとする電話がかかってくる。

一方、自殺専門の殺し屋・鯨は過去を清算するために、ナイフ使いの殺し屋・蝉は手柄を立てるべく押し屋を探していた・・・。

***



さて、本作は小説なのでネタバレを避けるために、本筋とは関係ない部分での僕の印象に残ったことを書き残しておきます。
それは、主人公が亡くなった奥さんと脳内で対話するシーン。

右足を前に踏み出す。靴を地面から上げようとしたが、その時に声を聞いた。
「勝手に決めないでよ 」実際の声ではない。
ただ、亡き妻が 、寄り添うように鈴木の顔に口を近づけ、「何でわたしが、死にたがらないといけないのよ」と可愛らしい、彼女らしい笑い声を発した。ように聞こえた。


これは終盤の一シーンですが、こんなような亡き妻との「脳内対話」の場面がこの小説頻繁に出てきます。
そして、この脳内対話が常に主人公に勇気を与え、結果的に主人公を正しい方向に導いていきます。

こんな話を読みながら思い出したのは、ちょうど最近読んだこのWIREDの記事。
亡くなった友人を愛し続けるために、その起業家は人格をコピーしたチャットボットをつくった



さっと読めるので、目を通していただきたいのですが、「亡くなった親友との会話の記録をチャットボットに読み込ませ、まるで亡くなった親友本人のような会話ができるようにした」というのが開発の原点にあるチャットボットです。
まるでジョニー・デップのSF映画『トランセンデンス』のような思想ですね。
実際にこの記事だけでは現在何ができるのかはわかりませんが、ちょっと驚きでもあり、一方で実現可能性を感じる話でもある。

この『グラスホッパー』の主人公は、あくまでも回想や妄想としての脳内対話なのですが、いずれ遠くない未来において、こういったことがテクノロジーで実現する世の中がくるのかもしれません。

「お前ならどう考える?」と問うたところ、チャットボット上の亡き妻が「私は反対よ」と返答した。
「じゃあやめとくか・・・」

なんて。

私は勝手にこの『グラスホッパー』のテーマを、「死者との対話」と考えているのですが、今後はここにテクノロジーの要素がリアルに入り込んでくるのでしょうね。
その世の中で私たちの幸福度は高まっているのだろうか。
なんか小説の内容とは関係ないんですが、そんなことに思いを馳せながら読んでました。

今回は「あ、これWIREDの話だ!」なんて余計な連想ばかり考えながら読んじゃったので、次はしっかり没入しながら読もう(笑)!

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『WIRED Vol.32』でウェルビーイングを考える https://manabi-design.jp/blog/detail/192 映画・書籍レビュー WIRED VOL.32 デジタルウェルビーイング特集

今回のWIRED特集は、デジタル時代の「ウェルビーイング」だ!
“うぇるびーいんぐ”って響きはあんまり定着していないけど、平たく言うと、「この時代にどうやって幸せに生きて行くか?」ってことかな?
もちろんその答えは人それぞれなんだけど、この捉えどころのない「ウェルビーイング」という概念を考える切り口がたくさんあって、今号も無茶苦茶脳みそに刺激受けました。



まず、この抽象的なお題に対する切り口が面白い。
この本を手に取ったら、まずWIRED MANDALAと名付けられたマップを見て欲しいんです。
縦軸は、「回復」→「増幅」→「強化」という幸福度をアップデートしていく手法のあり方。
横軸は、「自然」と「テクノロジー」というアプローチのあり方。
この2軸で、論点がマッピングされていて、それ以降の記事はこのマッピング=MANDALA に沿って進んでいきます。



この枠組み、好きだなぁ。しっくりくる。
「自然」界にあるものが徐々に定量化され、「テクノロジー」の恩恵を得て、増幅、強化されていく大きな流れ。
なんかこんな抽象的なお絵描きが出来る編集力、素直にすごいと思います。

もちろん、抽象的な概念だけでなく、「ウェルビーイング」を考える具体的な切り口も。
職場のウェルビーイングに影響を与える要因」by ギャラップ社、というのはいろんなヒントになると思う。

Q1 :私は仕事の上で、自分が何を期待されているかが分かっている
Q2 :私は自分がきちんと仕事をするために必要なリソースや設備を持っている
Q3 :私は仕事をする上で、自分の最も得意なことをする機会が毎日ある
Q4 :この1週間の間に、良い仕事をしていると褒められたり、認められたりした
Q5 :上司あるいは職場の誰かが、自分を一人の人間として気遣ってくれていると感じる
Q6 :仕事上で、自分の成長を後押ししてくれる人がいる
Q7 :仕事上で、自分の意見が取り入れられているように思われる
Q8 :会社が掲げているミッションや目的は、自分の仕事が重要なものであると感じさせてくれる
Q9 :会社の同僚は、質の高い仕事をするよう真剣に取り組んでいる
Q10 :仕事上で最高の友人と呼べる人がいる
Q11 :この半年の間に、職場の誰かが私の仕事の成長度合いについて話してくれたことがある
Q12 :私はこの1年の間に、仕事上で学び、成長する機会を持った

これはあくまで「職場」ということ限定なので、「人生のウェルビーイング」の一部分ではあるわけだけど。
皆さんは胸を張って「Yes!」と言い切れる項目がいくつあるだろうか?

最後になるけど、『サピエンス全史』『ホモ・デウス』でおなじみのハラリ氏の対談も掲載されています。これだけでも読む価値あると思う。
『ホモ・デウス』ではかなり悲観的な側面が描かれていたけど、そうしたこのデジタル時代の文脈において私たちは何をすべきか。
ハラリ氏の答えの一つは、「自分自身を知ろうとする努力をすること」「自分というものを過信しないこと」。
これは先日のNHKスペシャルでも彼が言っていたことで、その時にはちょっと抽象的過ぎてイマイチピンとこなかった言葉なんだけど、対談の過程で彼の考えがより理解できるようになりました。
つまり、人間というものはテクノロジーに簡単に影響されちゃうから、「真の自分の考え」「自由意志」ということを絶えず追求し、疑っていないと、あっという間にテクノロジーにハックされちゃう、ってことなんだと思う。

まあそんなことも含めて、この一冊で何かを深める、というより、世の中に散らばっているキーワードをつなげる一冊だと思う。
少なくとも僕にとってはそうでした。
この感触が伝わればいいなと思いつつ。



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『THE CULTURE CODE』をイラストで理解しよう 〜書籍No.46 https://manabi-design.jp/blog/detail/188 イラスト書籍理解 THE CULTURE CODE ― 最強チームをつくる方法

ダイバーシティとか多様な価値観、働き方などが前提になってくると、旧来型の強いリーダーシップスタイルって早晩限界にくるんじゃないかと。
ティール組織』がヒットしたのもその辺の世相を踏まえたものがあるのだと思います。
この本は、そういった流れを踏まえた、今日的な組織論、リーダー論の提示した書籍。
大きな柱としては、3つ。
1つ目は「あなたはここにいていいんだ」というように組織内に「安心感を醸成する」こと。
2つ目は、リーダーが自ら「弱さ」を自己開示して、「弱さと協力」の反復を増やしていくこと。
3つ目は、「共通の目的」を刷り込んでいくこと。「パーパス」なんて言葉も最近の流行だけど、ここの話かな。
個人的には実際に組織やコミュニティを作っていこうとしていく中で、とても共感できることが多く、イラストに残しておきました。
皆さんのなにかの参考になれば幸いです。







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『奇跡の会社』を読む 〜『THE CULTURE CODE』の実践編として https://manabi-design.jp/blog/detail/191 映画・書籍レビュー 奇跡の会社

献本いただきました。
いや、この本、会社のポストに入ったまま全く気づかず・・・失礼しました。
急ぎ拝読させていただきました。

結論から言うと、全くの偶然なんだけど、今日書いた『THE CULTURE CODE』の実践編という感じ。

この本の題材は、スチューデント・メイドという会社を起業した女性社長の成長ストーリー。
起業とは言っても、今時のIT企業ではなく、学生を派遣して家やオフィスを清掃する、という極めて労働集約的な地味なビジネス。
ビジネスモデルそのものは決して筋が良さそうではないのですが、一般的に劣悪と言われるこの仕事において、なぜか学生の定着率は異常なまでに高く、大人気。
のべ数千人の学生を雇用するまでに成長したそうです。



その大きな理由のひとつは、なによりも社長が弱さを見せることを躊躇しない、ということ。
まあ言ってしまえば、失敗ばかりしているのです(笑)
それが理由で、学生スタッフ60人のうち45人が集団で辞表を提出する、なんてことも。
しかし、この社長のすごいところは、失敗を失敗、弱みは弱みと認め、そこから学習すること。
恐ろしいほどの学習能力の高さです。

THE CULTURE CODE』には「弱さ」をさらけ出すことの重要性が書かれていましたが、このストーリーからは、その弱さから来る失敗を糧に学んで数日後には笑い飛ばす、という、むしろ「弱さ」が一周して凄まじいほどの「強さ」を感じます。
安定感はないのですが、だからこそ何かしてあげたくなるし、この人の側にいれば自分も成長できるんじゃないか、いやもっと言えば「冒険」できるんじゃないかと感じさせるキャラクターなんだと思います。見たことないから知らんけど。
(と思ったらTEDに出てた。頭の中のイメージと全く違って驚いた!)



ということで、何だか楽しそうな会社と社長の冒険物語。
この会社の第2章、第3章を期待したいな。

たまにはこんなスケールしにくい会社の葛藤ストーリーもいいもんですね。

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早起き問題 https://manabi-design.jp/blog/detail/189 子育て日記 #カマチョ日記




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『虐殺器官』を読んで 〜『ホモ・デウス』の世界の解像度を高める https://manabi-design.jp/blog/detail/190 映画・書籍レビュー 虐殺器官

噂には聞いていて、気にはなっていたのですが、これはやっぱすげーわ。
ちょっと先の未来を描くSF小説です。



かの『ホモ・デウス』においては、身体機能がアップデートする人類の仮説が描かれていたのですが、かなり世界観に距離感がある一方で、丁寧な説明がなされていなかったため、理屈は理解できてもリアリティを持てなかった人も多いと思います。
でも、この小説を読むと、身体機能のアップデート、特に「脳のアップデート」というものがどういうものなのか、そしてそれを実現した時の戦争がどうなるのか、ということがよく分かります。

もう少し具体的にいうと、その時点では脳が「モジュール」として、脳の機能が今以上に詳細に理解されているんですね。
したがって、どこをどういじれば人間はどうなるか、ということがより詳細にわかっている。
たとえば、兵士たちは脳にある「痛みを感じる部分」を「痛覚マスキング」という麻痺処理を施されて、戦場に向かいます。
そうすると、「痛いだろうという認識はできるけど、実際に痛みは感じられない」という状態になるわけです。
こうなると、体がどうなろうとも、文字通り「息が絶えるまで戦う」という究極のソルジャーができます。
さて、この究極のソルジャー同士が戦う戦場はどんなことになるのか・・・。

さらに、この本では、「言語と脳の関係」というのが最大のテーマでもあります。
言葉で脳をどれだけ操ることができるのか。
ここに、また「脳のモジュール」という概念が関係してきます。
もし、「とある文法」を大衆に語り続けることで、多くの人たちの「特定の脳のモジュール」の働きを止めることができたら、一体どんな世の中になってしまうのか・・・?
これ、無茶苦茶大胆なストーリーでもあるんですが、小説としてリアルに描かれるもんだからちょっとゾッとします。

ということで、『ホモ・デウス」が描く人体のアップデートということの世界観の解像度を高めるという目的で読んでみるとおもしろいと思います。
ま、そんな文脈なくても、シンプルに楽しめる作品ですけど(笑)

映画にもなっている作品なので、今度は映像で見よう!


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テスト戦線異状なし! https://manabi-design.jp/blog/detail/187 子育て日記 #カマチョ日記




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『いま君に伝えたいお金の話』を読んで、子どもとお金のことを語り合おう https://manabi-design.jp/blog/detail/186 映画・書籍レビュー いま君に伝えたいお金の話

先日Voicyの「今日のフライヤー」のコーナーでご紹介したこの村上さんの書籍。
子ども向けにお金の意味を説明した本なのですが、なかなか骨太。
子どもが直接読んで理解するのはやや難解かも。
1番のターゲットは僕みたいに子どもを持つ親だと思います。
そして、親がこの内容を咀嚼して、子どもに伝えるって用途では、とても使える本です。
なかなかお金のことって教える機会がないし、教えようと思ってもどこから教えようって思っちゃいますからね。



僕がこの本を読んで、まず子供に伝えようと思ったのは、「期待値」という考え方。
例えば1万円持っていたとして、それが20万円になる可能性が10%、でも90%は全くなくなってしまうというケース。
こういうケースでは、多くの場合、失うことを恐れて投資をするのをやめてしまう。
しかし、期待値は2万円なのだから、合理的には投資すべきなのです。

実際に小5の次男に問題として出してみたら、「俺は絶対に投資しない!」という反応でした。
理由はもちろん、「1万円失ったら大変」だから。
もちろん、それもあるよね。小学生にとって1万円は想像できない大金だし。

でも、今度は1000円持っていて、3割の確率で2000円、7割でゼロになるとしたら・・・?
「やるやる〜」だって(笑)
そこから延々と10分くらい、「期待値」という概念について話し合いました。

「人間の直感と合理的な判断は異なることが多いから気をつけようね」
「特にお金のことになると、人間は目がくらんじゃうから立ち止まって考えよう」
っていうちょっとした議論。
まぁ何てことはない話なんだけど、こういう本があるからこそ思いつく対話なんですよね。

そういう子どもとお金のことを話すための小ネタが満載の本であります。
お子さんをお持ちの方に、お子さんとの対話用にオススメしたい。

追伸:
この本で紹介されている「31ゲーム」っていうのも結構楽しめます。
2人で数字を言い合って、最後に31を言った方が負けってやつ。
勝つ法則が分かると簡単になっちゃうから、ここに「世界のナベアツ」ルール(3の倍数と3を言う時にバカになる)を加えてやると、なかなか難易度と笑顔が増します(笑)



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言葉だけはいっちょまえ https://manabi-design.jp/blog/detail/185 子育て日記 寝る前の次男との超絶くだらない不毛な会話(笑)
なんだか言葉だけはいっちょ前になってきましたよ。
#カマチョ日記




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『最後の頭取』を読んで、Weak Tiesの重要性に想いを馳せる https://manabi-design.jp/blog/detail/184 映画・書籍レビュー 最後の頭取 北海道拓殖銀行破綻20年後の真実

北海道拓殖銀行は1997年に倒産しましたが、その時に頭取であり、その後特別背任罪で実刑判決を受けた河谷氏の回顧録。
主要なメッセージは、
「私は国策捜査のターゲットにされたスケープゴートに過ぎない」
「逮捕される理由はないし、拓銀倒産の責任者はもっと別にいる」
ということ。
実際にこの本では5人の責任者が名指しで指名されています。
名指しされた当人からすれば、穏やかではない本ですね。

当事者でもない私にとって、この主張の正当性はわかりませんが、晩年にして2年近い刑務所生活を送らざるを得なかったその悔しさややり切れなさはなんとなく想像することができます。
かつては都銀の頭取まで上り詰めた人が、刑務所内で「アイスクリームを食べる木製スプーンの不良品を仕分ける仕事」をするわけです。
孤独に奥さんからの手紙をただ待ち、その手紙がちょっと遅れるだけで不安に苛まれたりするわけです。
この波乱万丈の人生を生き抜いた84歳の人生の総括、とても重く受け止めました。



さて、この方の半生のストーリーが私に投げかけたメッセージは何か。
それは、「世界が狭いことのリスク」ということです。
この河谷さんのストーリーで書かれていることは、徹底的に自行、もしくは業界内でのことに終始しています。
自分の正論を突き通して課をつぶした、とか、初の都内勤務で苦労した、とか、支店長になって嬉しかったとか。
しかし、銀行以外のコミュニティの話は一切出てきません。
したがって、話がきわめて単一の価値観の中で語られているのです。

私がよく好んで語る話の一つに「Weak Tiesの効用」ということがあります。
この辺の記事などを読むとよく分かると思いますが、平たくいうと、
職場などの強い人間関係(Strong Ties)の外側に広がる弱い人間関係(Weak Ties)を持つことが、キャリア形成上きわめて重要である
ということです。

強い人間関係しか持たないようなキャリア形成は、ややもすると単一的な価値観に染まりきってしまい、「我が社の常識は、社会の非常識」状態になってしまいます。

「え、なんでそんなことやってるの?」
「そんなことやるくらいだったら、こうすりゃいいじゃん。知らんけど」

みたいな、素朴なツッコミを受ける機会がきわめて限られます。
したがって、自分のやっていることに疑いを挟むタイミングが遅れるんですね。

巻末には、ご自身の人生を振り返り、働き過ぎたことの後悔が語られる一節があります。
「拓銀を救おうと悪戦苦闘し、働き過ぎてしまったのではないか。」と…。

かの出口さんは、『知的生産術』において、これからの働き方に大切な要素として、「メシ・風呂・寝る」という生活ではなく、「人・本・旅」が重要だと語られます。

この河谷さんに、もう少しWeak Tiesがあれば、そしてライフスタイルの中にもう少し「人・本・旅」があればどうなっていたのでしょうか。
そんな「たられば」を勝手に想像しても仕方ないですが、壮絶な人生を送られた先輩の姿を通じて、世界を広げ、自分の中の価値観を多様化させることの重要性を改めて認識しました。

いろいろな読み方があると思いますが、私にとっては、これからの働き方や人間関係のあり方を考えさせられた一冊でした。

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『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』を読んで、絞り込む「潔さ」を学ぶ https://manabi-design.jp/blog/detail/183 映画・書籍レビュー 一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

子供の受験も兼ねて、最近は地理とか歴史とかの本も買ってみたりしています。
その中で、最近話題になっていたこの本。子供より先に読んでみました。

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この本、結構いいかも、です。

歴史を面白く感じられるのは、大きなストーリー、つまり「この人がこういうことをやったから、それに対抗してこっちの人がこうやって・・・」という因果関係を把握できた瞬間だと思います。
そういう意味で、この本は、その「歴史の面白さ」ということを感じさせることにフォーカスを置いています。
つまり、その「面白さ」に対するノイズになってしまうものは、潔いまでにバッサリ除いてしまっていること。

たとえば、世界史のくせに年号が全く書かれていません。
理由はシンプルで、ストーリーを理解する上で年号はノイズになるから。
そして、ストーリーを理解すれば、年号なんて後付けで簡単に覚えられるから。
「いやー、そうは言っても年号もちょっとくらい書いてくれてもいいんじゃない?」という考えもあるかもしれませんが、実際に読んでみると余計なことを気にせず「流れ」を把握できるので、確かにこれくらい潔い方がいいかも、という感想でした。

また、年代別ではなくて、大陸別というところも面白い。
年代ごとに括ると、いろんな大陸の出来事をあっち行ったりこっち行ったりするので、大陸内の因果関係が全く理解できなくなりますが、一つの大陸を主役にすると、流れがよく分かります。
もちろん、大航海時代以降は、「大陸同士の関係性」も大事になってくるので、後半にかけては因果関係も複雑になってきますが、それでも「主役」を明確にするとシンプルに話が見えやすくなると実感しました。


(ま、この辺は、ここで力説しなくても、こんな感じで↑amazonの紹介ページ見ても分かることなんですがw)

これ、たまたま手に取った本なので実はもっと良い本があるのかも知れませんが、本の意図が分かって良かったです。
この本を見て改めて思ったのですが、「あれもこれも」ではなくて、「これだけに絞る」という潔さが大事なんでしょうね。
世界史のようにかなりいろんな人がアプローチしている領域だからこそ、「あれもこれも」になりがち。
そんな時こそ、敢えて重要なことだけに絞り込む、ということの価値が出てくるのかも、と思った次第です。
この本からビジネスのヒントも見えてきますね。

しかし、息子のために買ったはずなんだけど、まだ自分しか読んでいないという・・・。
おかしいな(笑)

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『オイディプス王』を読んで、紀元前のエンタメの空気を知る https://manabi-design.jp/blog/detail/182 映画・書籍レビュー オイディプス王

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かつて隆盛を極めた企業の社長が急に謎の失踪を遂げる。
その企業にヘッドハンドされた新社長の山田が、会社を見事に再建する。
山田の経営手腕とその人格に敬意を持つ社員たちではあったが・・・、実は山田には本人すら知らない過去があった。
過去の社長の失踪と、山田との関係とは?
そして、山田とは一体何者なのか?
最後のどんでん返しに驚く読者が続出の悲劇的ストーリー。


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なんて話があったらどうでしょう。
よくありそうな話ですよね。



でも、これ、『オイディプス王』のストーリーを単に企業版に勝手にアレンジしただけなんです。
『オイディプス王』という作品が出来上がったのは、何と紀元前5世紀のこと。
2千数百年前のストーリーなんですよね。

一説によると、この話に「起承転結」のルーツがあると言われています。
乱暴な言い方をすれば、ほとんどの小説やドラマはこの『オイディプス王』から来ているといってもいいくらい。

秘められた自分の過去を知り、そしてその結果悲劇的な結末を迎える、なんてストーリー、2千数百年前から極上のエンタメ素材だったんですね。
そういう意味では、ありがちなエンタメ小説を読むんだったら、1冊くらいはこんな古典的名作に触れて、紀元前の空気を感じてみてもいいかもしれません。

読書する人だけがたどり着ける場所』に紹介されてあったので手に取ってみましたが、古典の割にハードルも高くなく、さっと読めて勉強になる1冊でした。機会あれば是非。


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『動物農場』を読んで、集団の危険性を考えよう https://manabi-design.jp/blog/detail/181 映画・書籍レビュー 動物農場

かの『一九八四年』で有名なジョージ・オーウェルが、1945年に刊行した作品。

動物を擬人化した寓話なんですが、このストーリー、いろいろ考えさせられます。
農場の主人である人間を追い出した動物たちが、平和的な農園経営をしようと努力するのですが、知性の高い豚が主導権を握り始め、やがて恐怖政治に至る、というシナリオ。
この話のモデルはソ連であり、主役の狡猾な豚はスターリンだったようですが、擬人化された動物の話なので、ストーリーそのものには特定の色が付いていません。
なので、いろいろな国や企業、組織にこの話を当てはめて考えやすい、というのがポイントです。



もちろん、どこか特定の国や組織を第三者的に批判して考える、ということもできるでしょう。
ただ、そうやって批判している当人も、一旦権力を握ればこの豚のように恐怖政治を行うかもしれない、というのがこのストーリーのポイントなのです。
つまり、人間が集団をマネジメントする以上、こういう権力の腐敗と堕落の危険性はどこにでもある、ということを理解しなくてはなりません。

ひとつ、このシナリオの中でオーウェルが示唆的に入れているエピソードがあります。
それは、人間の支配を崩した後の、リーダーの豚の行動。
搾乳されたばかりの牛乳を動物への断りもなく陰で勝手に飲んでしまうのです。

この行動は、ほんの些細なことではありますが、誰のものでもない牛乳を飲んでしまう、という明らかなルール違反。
しかし、この些細なルール違反によって「皆をごまかすことができる」と豚自身が気づいてしまったことが、その後の恐怖政治に繋がっていくのです。
牛乳こそが恐怖政治の扉だったわけですね。

自分たちが忌み嫌うものを打倒し、そして理想の組織体制を自分たちの手で作る。
しかし、ほんの些細なルール違反により、新たな権力は腐敗し、自分たちがかつて忌み嫌っていたものになっていく。
そして、その体制はやがて、理想を掲げる別の集団によって打ち破られる。

そう考えると、なんか切ない・・・。

ストーリーの中で、唯一のインテリのロバがこんなセリフを言います。

空腹と、辛苦と、失望、これが、いつも変わらぬこの世の定めなのだ

このようなジョージ・オーウェルの世界観が繰り返さないように、私たちは何ができるのかを考えなくてはなりません。
少なくとも、組織の上に立つ人は、この本を「我が組織のこと」として読んでみるべきだと強く思います。

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『嫌われる勇気』をイラストで理解しよう!〜書籍No.45 https://manabi-design.jp/blog/detail/179 イラスト書籍理解 嫌われる勇気

もう解説不要のベストセラーですね。
しかし、読んだ後は「なるほど」、と思っても、しばらくするとこの本のエッセンスを忘れてしまっている人も多いのでは?
私自身、改めて書籍に目を通し、理解を新たにしました。
分かったつもりにならず、何度か読むのが良いのかも知れませんね。
#ビジネス書図鑑






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『それしかないわけないでしょう』にWIREDのエッセンスを添えて https://manabi-design.jp/blog/detail/180 映画・書籍レビュー それしか ないわけ ないでしょう

先日のVoicyの放送で話したことを一応テキストにも残しておきます。
今まではブログで書いたものをVoicyで語るってパターンはあったけど、Voicyで語ったものをブログに直すのって初めて。

さて、私の大好きなヨシタケシンスケさんの最新絵本について。



主人公の女の子が、お兄ちゃんからこれからの世の中の悲観的な変化のことを聞かされるんですね。
「これから世の中は病気が流行るぞ〜」とか
「戦争が起きるぞ〜」とか
「宇宙人が攻めてくるぞ〜」とか。

それを聞いて女の子は驚いておばあちゃんに相談に行くんです。
「もう世の中、ダメかも知れない」って。

でも、おばあちゃんは、
「全然大丈夫。未来なんてどうなるかわからない。
大人はすぐに決めつけるけど、そんなことはない。」
ということを言うんです。

そして、このタイトルの言葉を言うわけですね。

「それしかないわけないでしょう」

そこから、女の子のユニークな妄想とともに、ヨシタケワールド炸裂するわけですが(笑)、その先は絵本を読んでのお楽しみということで。

で、この「それしかないわけないでしょう」という言葉は、今を生きる私たちにとても大切な気づきを与えてくれると思います。

いま、世の中の先行きについて、いろんなホラーストーリーが語られています。
もちろん、それは全て一理ある。
しかし、それしかないわけないんです。
その他の可能性はいくらでもある。
だったら、明るい可能性を見出し、それが実現するように頑張るべきですよね。
それを人は「妄想」と呼ぶかも知れませんが、「妄想」することは、ホモ・サピエンスに与えられた特権でもあるし、大事な武器なんです。

私はこの絵本を読んだ時に、『WIRED VOL.31 「ニューエコノミー」ぼくらは地球をこうアップデートする』(Reboot号)のメッセージを思い出しました。
初代編集長のルイス・ロゼットからのメッセージです。

***
子どもたちのためによりよい世界をつくりたいなら、未来はもっとよくなるとぼくたち自身が信じなくてはならない。
哲学者・言語学者のノーム・チョムスキーがいう通り、「未来はきっとよくなると信じない限り、それをかなえるために立ち上がり、責任を担っていくことはない」のだ。
オプティミズムはいまや、あればベターなものではなく、生きるための戦略だ。
変わることは素晴らしい。
闘うオプティミズムを抱け。まずはそこからだ。

***

このような力強いメッセージを、ヨシタケシンスケ氏のこの絵本から強く感じます。

みんな、思考を止めずにオプションを考えよう。
そして、ポジティブな未来を描こう。

ヨシタケシンスケさんもWIREDも大好きです。


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『ある男』を読んで、「ダイバーシティ」の意味を考える https://manabi-design.jp/blog/detail/178 映画・書籍レビュー ある男』読みました。
映画化も予定されている前作の『マチネの終わりに』でファンになってから、ずっと注目していた作者です。



あらすじにはこのような記載があります。
***
弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。

人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。
「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。

***

ということなのですが、小説なので、ストーリーの内容ではなく個人的な感想を述べておきます。
一言で言うと、後を引く、余韻の残る作品かな。
読んで終わり、ということではなく、読んだ後にいろいろ考えさせられる本でした。

人間って当たり前だけど複雑な存在なんですよね。
いろいろな側面があり、単純化できない。
所属するコミュニティごとに「顔」があるし、その「顔同士」は決して一つに統合されるわけではない。
個人の中のいくつかの「顔」が重なって、なんとなくの「人格」みたいなものができる。
だから、「人格」なんてものは、とても一言で語り切れるものじゃないし、しかも付き合うコミュニティによっても変わる極めて流動的なものなんです。

そう考えると、私たちが外側の属性や肩書きで人格というものを一括りにされる時に感じる違和感や窮屈さの正体がよく分かります。
「自分はもっと複雑な存在なんだ」と。

私はかつて商社にいましたが、いわゆる「商社マン」というレッテルなんかはその最たるもので、その言葉を使われるたびに「なんだよ、その安直なものの見方は」と軽い憤りを覚えていました(笑)

これは平野さんの『私とは何か――「個人」から「分人」へ』に書かれている「分人主義」のエッセンスでもあるわけですが、私自身はこの考え方にはものすごく共感を覚えます。
だからこそ、人に簡単にレッテルを貼ってはいけない、と常に思うわけです。

ちょっと話は変わりますが、よく「ダイバーシティ(多様性)を尊重しよう」という言葉が組織運営の文脈で語られますよね。
この言葉も、「分人主義」を前提に考えると、その本質はものすごく難易度が高いことが分かります。
個人個人が多様であると同時に、個の内側もいろいろな人格が同居している多様な存在なわけです。
多様な個人」×「個人の内側の多様性」ということで、本来の「ダイバーシティ尊重」という言葉の意味は、とても難しく、チャレンジングなことだということも分かります。
だから、マネジメントの立場に立つ人にとっては、「人のことを分かったつもりにならない」という心構えが大事なのです。

かなり話が逸れてしまいましたが(笑)、私にとってはそのような「個人の内面に宿る複雑さ」ということを考える機会を与えてくれる本でした。
ストーリーのことは敢えて触れていないので、気になる方は是非読んでみて!

追伸:『マチネの終わりに』の映画は2019年秋だそうです。楽しみ!













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『効率を超える力』を読んで「働き方改革」を考える https://manabi-design.jp/blog/detail/177 映画・書籍レビュー GREAT @ WORK 効率を超える力

最近書店でちらほら目にするので買ってみましたこちらの本。
限られた時間の中でいかに生産性を高めるか。そのための7つのコツが書かれています。
そこそこのボリュームがありますが、内容は極めて平易でさっと読めます。

「残業はするなよ!」

(・・・でもちゃんと成果は挙げ続けろよ!)

という矛盾の板挟みになっている人は一度読んだ方がいいでしょう。
生きたヒントがいっぱいあるはず。



では7つのコツとは何か?
個人と対人に分けた形で整理すると、こんな感じになります。

***

『個人の仕事の効率を上げる編』
1)優先すべきことをいくつかに厳選し、そうして選んだ分野に大きな努力を注ぐ
2)あらかじめ定められたゴールに到達するだけでなく、新たな価値を生み出すことに重点を置く
3)機械的な反復練習を避け、技能を伸ばす練習を行なう
4)自分の情熱を強い目的意識と一致させられる役割を探し求める


『対人との仕事の効率を上げる編』
5)他者の支援を得るために心理戦術をうまく使う
6)無駄な会議を減らし、参加する会議では白熱した議論が必ず起こるようにする
7)部署横断プロジェクトに参加する場合は、どれに参加するかを注意深く選び、生産性の低いプロジェクトははっきりと断る


***

うむ。それぞれ言葉だけを見ると、「どこかで聞いたことあるような」話ばかりではあります。
実際に前半の4つの話は、『やり抜く力 GRIT』と多くの点で共通項が見られます。(実際に引用もしているし)
しかし、職場の強烈な引力に引っ張られて「読んでもすぐ抜けてしまう」ということも事実。
だからこそ、リマインドの意味でこの手のメッセージは読み続けることが大事なんじゃないかと思う次第です。

こういう私自身も、「あ、やべ」「そうそう、これやんなきゃ」と思うことがたくさんありました。
特に1つめの原則。「やるべきことを絞って、徹底的にこだわる」という原則は、必読だと思う。

ここからはかなり自分の意訳も含めて「原則1」について語ると、

A)自分のキャリア・仕事の中のセンターピンを探す
B)それだけに時間を費やすということを宣言する
C)それを実現するための具体的なスケジューリングを設計する
D)センターピン以外の依頼が来た場合は勇気を持って断る


みたいなことかな、と。
で、これはひとつの必殺技を身につけるための法則じゃないかと思います。

じゃあ、なぜこれができないか。
結局のところ、この裏返しを仕事でやっているからなのです。
つまり、

A)自分のキャリア・仕事の中のセンターピンを全く考えない
B)それだけに時間を費やすということを宣言しない
C)それを実現するための具体的なスケジューリングまで踏み込まない
D)センターピン以外の依頼が来た場合、断らない


ということですよね。

あぁ、そんな自分の姿、想像できます・・・。

ということで、この手のことは一度読んでもすぐに忘れてしまうので、「耳タコ」ならぬ「目タコ」くらいに手変え品変え読み続けていかなきゃいけないのだと思いました。
「働き方改革」の難題に直面している人、自分のキャリアに悩んでいる人などにオススメ。

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『いまこそ知りたいAIビジネス』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/176 映画・書籍レビュー いまこそ知りたいAIビジネス

今や、AIやテクノロジー系の本は百花繚乱ですね。

私はこの手の本の立ち位置を理解するときに、「この本は世の中を何階から見ているんだろう」と考えたりします。

1)50階という超高層ビルの最上階に立って大きなトレンドを読み解く本
2)25階くらいの中層階で、トレンドを踏まえつつ、企業の動き方を把握する本
3)1階に立って、超具体的な振る舞い方を理解する本

というくらいに、ざっくり3つくらいのレイヤーがあると思います。

例えば、1)の最上階で言えば、『〈インターネット〉の次に来るもの』とか、さらに100階くらいまで上がると『ホモ・デウス』みたいな本があったりします。
2)の中層階で言えば、最近売れたのだと『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』あたりが該当するかな。
こういった1)や2)の中〜高層階の本は、大きなトレンドを把握できる反面、今の自分に紐付けていくのはやや距離感があり難しいものがあったりします。
だからこそ、大きなトレンドを理解しつつ、3)の低層階の本は読書ポートフォリオ上、とっても大事です。

そういう意味で、この本は1階から5階くらいまでを行き来してくれるありがたい存在ですね。



実際のビジネスでAIを導入する際に、企業側の立場で外部のプレイヤーとどういう組み方をしていくと、より効果が出やすいのか、というような超実務的な視点もあります。
特にAIをビジネスに取り込んでいく際の「導入の壁」、「定着の壁」という2つの壁をどう乗り越えるのか、というのはかなり現場感のある話でした。

また、最近のシリコンバレー企業の動向やトレンドから示唆を読み解く「5階くらいから1階を見つめる視点」もあります。
個人的に参考になったのは、EUで導入されたGDPR(General Data Protection Regulation - 一般データ保護規則)の正体と、それが私たちに与える影響についてです。
GDPRには、消費者側に「説明を受ける権利」が認められているため、企業側に「AIが出した結果について説明ができる状態にしておくこと」というシンドい制約が課せられるようです。
この課題に対してどう対処するのか、ということが現在のシリコンバレーのAI開発者の関心になっているようで、この流れは日本企業にも影響が出てくるだろうと。
しかし、AIの力をフル活用しつつ、その「因果関係」を説明できるようにしなくてはならないって、素人考えでは相当無茶な話だと思うんですが・・・どうなんでしょう?

いずれにしても、こういう具体的なトレンドから、私たちの日々の行動に影響を与えそうなヒントがいくつも得られることができます。
AIに関する本を目にしない日はありませんが、この本は、そういう意味では地に足のついた示唆を得ることができる貴重なものだと思いました。
もし少しでも関心あれば、この手のテーマは賞味期限が短いものだと思いますので、さっと読まれるのがいいかも!


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『読書する人だけがたどり着ける場所』を読んで、積読が加速する https://manabi-design.jp/blog/detail/175 映画・書籍レビュー 読書する人だけがたどり着ける場所 』 

ご存知齋藤孝さんの読書本。売れているようですね。
ある程度予想はしていましたが、危険な本です。
ただでさえ積読がたまっているのに、さらにそれが加速しました。
この本を読みながら、アマゾンで5冊も一気に注文してしまった(笑)

「読みたいんだけど読めていない本」って誰でもあると思うんですが、それが素晴らしい文脈で紹介されていると、「やばい、今すぐ読まなきゃ」と思いますよね。
そういう本がゴロゴロと紹介されていて、躊躇せず買いまくってしまいました。



さて、この本の魅力は、名著の紹介ということもありますが、本の読み方や向き合い方についても触れているところにもあります。

ちょっと考えてしまったのが、書籍の中にあるこの質問。

「あなた自身の教養になった3冊を専門以外で教えていただけますか?」

これは、齋藤さんが大学の採用面接でよく聞く質問のようです。
「専門以外」というのがポイントらしく、この質問を通して教養の幅の広さを確認するとのこと。

仮に自分の専門領域が「ビジネス全般」だとしたら、それ以外で3冊パッと出てくるかなぁと考えてしまった。
かなりビジネスに偏りすぎていて、それ以外に幅を広げていないことを反省した次第です。

ちなみに、私がこの本を読んで買ってしまった本は以下の通り。

オイディプス王
ある明治人の記録 改版 - 会津人柴五郎の遺書
E=mc2――世界一有名な方程式の「伝記」
五輪書
饗宴

ビジネス書以外をチョイス。
ということで、みんなも一緒に積読の世界を楽しもう(笑)!





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『ホモ・デウス』をイラストで理解しよう!〜書籍No.44 https://manabi-design.jp/blog/detail/174 イラスト書籍理解 ホモ・デウス 上』 『ホモ・デウス 下
あまりにも深遠な内容だったので、3枚にまとめることが暴挙に思える本書『ホモ・デウス』。
お叱りを覚悟しながらも、なんとかまとめてみました。
これだけでビジネス書10冊分くらいの価値があると思う。知的好奇心を刺激されまくりの1冊です。
しかし、どうしたらこういう考え方ができるんだろう。
著者であるユヴァル・ノア・ハラリ氏が同い年と知って、さらに驚く。
#ビジネス書図鑑






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地区のバスケ大会に出た話 https://manabi-design.jp/blog/detail/173 子育て日記 結局1試合も勝てず、1ゴールも決められなかったけど、クラス一丸となって応援したり一喜一憂する姿を見られて満足した。君たち青春しとるなぁ。
#カマチョ日記




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『クレイジーで行こう』に「心の整え方」を学ぶ https://manabi-design.jp/blog/detail/170 映画・書籍レビュー クレイジーで行こう! グーグルとスタンフォードが認めた男、「水道管」に挑む

献本いただきましたこの本。
ベンチャー企業の疾走感が体験できる大変面白い本でした。
著者の加藤崇氏は、グーグルが買収した日本のロボットベンチャー「シャフト」の元CFO。
そして、本書はその後、彼が単身アメリカで起業し、ロボット技術やデータ解析技術をアメリカの水道管(!)に活用していこうと奮闘する様を描いた話です。



この本で面白いのは、シリコンバレーで起業するという稀有な経験を「追体験」できるということ。
起業家後1年経った2016年4月からエグジットが成功する2018年5月までの2年間が、まさに「日記」のように綴られていくので、その時々の経営者の苦悩に共感しながら、小説のように見ることができるのです。

成功したという時点に立ち過去を振り返ると、どうしても辛い過去の経験も現在の視点で美化されてしまう傾向があると思うのですが、この本の成り立ちが「日経ビジネスオンライン」の連載をまとめたものである、ということからも推察できる通り、全て当時のリアルタイムの心境が書かれています。

また、この本の中では、後述の通りベンチャーの経営を「ジェットコースター」と表現するくだりがあるのですが、読み手も一緒にジェットコースターに乗ることができ、
「この先このビジネスはどうなるんだろう?」
「パートナーのラースさんとはこのままうまくいくといいんだけど・・・」
みたいに、自然に横から応援する気持ちになっていくのですね。

本書の途中で著者は

The Journey is the Reward
(目的地に到着することが旅の目的なのではない。​​​ ​​​​旅をすること自体が、旅の目的なのだ)

というスティーブ・ジョブズの言葉を語り、苦しい状況を達観しようと努めるシーンがあります。
おそらく、先行きの見えない状況の中で、「たとえ自分たちのビジョンを実現できなくても、この過程そのものに人生の意味があるんだ」ということを自分に言い聞かせ、自らを鼓舞しようと思っていたのだと思います。
こんなリアルな心境がとても等身大に感じられ、共感ができました。

また、本書の中で、著者がかのマーク・アンドリーセンの一節を引用し、ベンチャー経営の厳しさを語る場面があります。

起業するってことは、君たちがこれまで経験したことがないような人生のジェットコースターに乗るようなものだ。
ある日、自分は世界を征服できるんじゃないかと思うこともあれば、その数週間後には、自分の事業は破滅するんじゃないかと感じることもある。
事業が先に進むにつれて、こんな気持ちの変化が何度も何度も繰り返される。
(中略)
それが自分の感情やその時のプレッシャーによって増幅されて、ジェットコースターに乗っているような気持ちになるってわけだ


まさにここに書かれている通り、この本の中にも「無敵感」に溢れている場面や、社員の離脱などで打ちひしがれている場面の心境が描かれている場面が多々あります。
「事業の振幅」の大きさもそうですが、そこに「その時の感情」が掛け合わされて、「ジェットコースター」が出来上がるわけですね。

そういう意味で、この本を読んでいると、苦しい時に局面をどれだけポジティブに解釈し、「感情」を整えることが重要なのかがわかります。

この本からはスタートアップにおける戦略の取り方も学ぶことができるのですが、個人的にはそれ以上に「ビジネスに向き合う時の心の整え方」みたいなことを学ばせていただきました。

スタートアップとかに関係なくとも、ビジネスで苦境に陥っている人ならば、共感できること、勇気付けられることは多々あると思います。オススメ。



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メルカリでマーケット感覚を身につける https://manabi-design.jp/blog/detail/171 子育て日記 しかしメルカリをあやつり、Kindleで漫画を楽しむ。デジタルネイティブだなぁ。#カマチョ日記




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フィードバックのさじ加減 https://manabi-design.jp/blog/detail/172 子育て日記 相手は手強い。まだまだ修行の身です・・・。#カマチョ日記




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『日本の面影』『ケンちゃんと猫』から幸せを学ぶ https://manabi-design.jp/blog/detail/169 映画・書籍レビュー ​​​​​​「幸せ力」が高い人は、​経験の質に問わず、勝手に幸せになっていく。
他の人が外部の刺激に一喜一憂している中、「幸せ力」の高い人は外部の変化に関係なく、常に幸せでいられる。
そんな人って必ずいると思いませんか?

では、その「幸せ力」を構成する要素は何なのか?
ひとつ、大きいのは、「日常観察力」と「幸せのタネを見出す力」だと思います。
ありきたりな日常をしっかり観察し、その些細な変化から嬉しいことを見いだせる人はどんな場所にいても楽しめる。
だからちょっと近所を散歩しても幸せだし、家でゴロゴロしていても幸せ。
こう書いてしまうとなんだか脳みそバラ色のように思えてしまうけど(笑)、心底こういう人に憧れます。

さて、そんな「幸せ力」を高めるヒントに溢れている本を2冊ご紹介します。
ひとつ目は、ラフカディオ・ハーン(あるいは小泉八雲)の『 新編 日本の面影』。



この書籍は、ハーンが来日した時の日本の様子を描いたものですが、もうその着眼点が半端ないです。
書かれているのは本当に日常の些細なシーンばかり。
しかし、ハーンの脳みそを通ると日常がこれだけキラキラ輝くのか、と驚くばかりです。

例えば、自宅から外を眺めるという超絶日常的なシーンのワンカットがあるのですが、それをこの本ではこのように表現しています。

私は家に戻ってから、もう一度、わが家の小さな障子を開け放って夜の景色を望む。
橋の上を、まるで長い光の尾を引く蛍のように、提灯の光が軽やかに渡ってゆく。
黒い水面には、その無数の灯影がゆらゆらと揺らめいている。
川向こうの家では、部屋の中の照明が幅広い障子を柔らかな黄色に染め、その明るい紙のおもてに、すらりとした女の影がしとやかに動いている。
私は心から、日本にはガラス窓が普及しないでほしいと願っている。
そうなれば、このような美しい影を見ることができなくなるからである。


もし僕が同じシーンを見てFacebookで投稿するならば「提灯がキレイ!」で終わっちゃうと思うのですが(笑)、ハーンの脳みそには、日常がこのように幻想的に映っているのでしょうか。
こんなように世界が見えるならば、この日常は本当に幸せだったに違いない!
そう思える記述が連続します。
こういう眼差しを持ちながら毎日を生きてみたい、と強く思わせる憧れの一冊です。

そして、もう一冊はこちら。マンガです。
ケンちゃんと猫。 ときどきアヒル



はい、これもなかなかやばいです。(語彙力不足ですいません。)
ねことじいちゃん』でも有名なこの著者の作品。
このマンガのあらすじを書けと言われたら、
「ケンちゃんと猫。ときどきアヒル」
というタイトルくらいにしか表せないくらいに、本当に何もない日常なのですが(笑)、この日常の切り取り方が秀逸で、心が豊かになります。
とにかく人を見る眼に優しさが溢れている。
何がなくても、日常をこんな見方ができれば幸せに生きられる、と感じさせてくれます。

ということで、幸せに生きるためのヒントということで2冊をご紹介させていただきました。 大きなことばかり考えて、身近な些細な幸せを見逃しがちなタイミングで見ていただくと、いろいろな気づきをもたらしてくれるだと思います。


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『デザイン思考の先を行くもの』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/167 映画・書籍レビュー デザイン思考の先を行くもの

私は仕事柄、ありがたいことに各界の素晴らしい人たちにお会いする機会があるのですが、そういう人の共通項というのは、「物事を組み合わせて考える力が突出している」ことだと感じています。
つまり、過去の全く異なる土俵での経験を、現在の目の前の課題にひゅっと当てはめて、クリエイティブな解決をしてしまう力が高いということです。
例えば、今日からVoicyで対談しているチャーリーなんかはその典型で、過去の建築の勉強や、カヤックでの経験、そして起業した会社での経験がしっかり組み合わされて『ビジネスモデル2.0図鑑』が生み出されたことがよく分かります。

この組み合わせ術を、本書『デザイン思考の先を行くもの』では、「見立てる力」と呼んでいます。



見立てる力:
それは、ふつうの人から見れば全く関係のないふたつの異なるものも、それぞれをシナリオまで抽象化して捉えることで 、同じ土俵で結びつけることができる能力 。
例えば作曲家がジェットコースターに乗ったら 、その上下運動やスピードの緩急がメロディに 「感じてきてしまう」かもしれない 。
その人の専門性や得意分野のフィルターを通すことで 、他の人には見えないものが見えてくること 。
そしてハーバードのデザイン教育は今 、世界を変えるようなイノベーションを起こす上で 、この「個人の見立てる力」こそが 、いちばん重要な要素と考えている 。


おそらくこの一節に著者が伝えたいことの本質が表されているような気がするとともに、一番共感した部分でした。
実はこの一節は結構深い記述が隠されています。
それは、「それぞれをシナリオまで抽象化して捉える」というくだりです。
何気なく読んでいると流してしまいますが、この一節をひっくり返して読むと、

いろいろな知識や経験は、そのままの状態では使えない

という意味が含まれています(おそらく)。

大事なことは、

「獲得した知識や経験は、シナリオまで抽象化して変換し直す」

ということを怠らないこと。

そう考えると、私たちは日々漫然と知識や経験を吸収しているフリをしながら、「シナリオまで抽象化する」という領域まで到達していないのではないかと気付かされます。
しかし、そのままでは、決して新たな「デザイン」は生まれません。

この一節は私の中で「いただき!」の部分であり、自分なりの言葉で改めて変換し直していこう思いました。

本そのものは文字とコンセプチュアルなページが半々なので、とても読みやすく、理解しやすいと思います。(読了まで1時間かからなかったかも)
先日の『ビジネスの限界はアートで超えろ!』 を紹介したブログにて、「アートは0→1、自分の中から生まれるもの」「デザインは1→10、他者に依存するもの」という概念整理のご紹介をしましたが、その対比を深める意味でもいいと思いますよ。

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『0秒経営』を読んで、今の「モメンタム」を考える https://manabi-design.jp/blog/detail/168 映画・書籍レビュー 0秒経営 組織の機動力を限界まで高める「超高速PDCA」の回し方

今朝のVoicy「今日のフライヤー」コーナーで紹介した本書。
メガネスーパーのV字回復を描いた本書の要約を紹介したのですが、要約を自分で紹介しながら
「こんな厳しい業界でどうやって経営を立て直したの?」
「そもそも0秒経営って何よ?」
という好奇心を掻き立てられまして(笑)、実際に本を手に取って読んでみました。



いやー、ものすごく勉強になりましたよ。
負け癖のついた会社を立て直すために社長がどんなことをやったのか、ということが書かれているわけですが、
・データを把握する
・現場をしっかり回る
・社員の声を聞く、コミュニケーション頻度を増やす
・当たり前を疑う
・やることは即断即決する
・いきなり全部を変えようとせず、限られたところで試してから展開する
・指示は出さない、考えさせる
・多数決は取らずに合意形成を重視する
といったこと、ある意味経営に関わる基本動作的なことがわかりやすく書かれています。

そして、もちろんこの「基本動作」から学べることもたくさんあったのですが、私が個人的に感じたことは、「モメンタムをつかむ力」ということです。

かの有名な『ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則』という書籍の中で、「弾み車の概念」というものがあります。
何トンもある大きな弾み車。初めのうちは押しても押してもビクともしないが、少しずつ動かしていくとやがては大きな力で動き始める。
経営も大きな弾み車のように、いきなり大きく動くことはないが、同じことを続けていけばいずれかのタイミングで大きく動き出す。
・・・という概念です。
この概念で個人的に大切だと思っていることは、弾み車を大きく回すためにどこで大きな力を入れるか、ということ。
まだ動くタイミングでないのに大きく体重をかけても弾み車は回りません。
コツコツとやるべきことをやりつつも、ちょうど良いタイミング、つまり「モメンタム」を見極めた上で思いっきり体重をかける、という切り替えが大事なわけです。

そういう視点でこの本を見ると、最初の1年は地道に弾み車を押しながら、1年後の2014年6月に「我が社は眼鏡屋ではなく、アイケアカンパニーだ」と宣言し、弾み車に大きく体重をかけて動かしていることが分かります。
おそらくこのタイミングで宣言したからこそ、結果的にV字回復に繋がったのでしょう。
つまり、社員の準備段階も、そして顧客側の認知も見極めながら、勝負どころをを見誤らなかったわけですね。

ではどうやってモメンタムを見抜くのか?
その話はこの本では具体的に言語化されてはいません。
おそらく、当事者の視野に立たないと感じられない「潮目の変化」のようなものがあったのだと思います。

全ての物事には、「モメンタム」がある。
その一瞬を逃せば、できないことがある。
だからこそ、その一瞬を見逃してはならない。


この本を通じて、私はこんなメッセージを受け取りました。

そして、私自身はこの本を読むことを通じて、悶々としながら自分自身のことを振り返っています。
それは、

今、この一瞬を逃したら意味がなくなってしまう施策は何なのだろうか?
私の目の前にはどのような「モメンタム」が流れているのだろうか?


と。

そんなことに気づかせてくれた本でした。

おそらくこんな私自身の気付きはこの本の本題ではないと思いますが(笑)、経営や企業再生の基本動作が学べる貴重な題材だと思います。
おススメ。

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身内からの批判 https://manabi-design.jp/blog/detail/165 子育て日記



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『配色アイデア手帖』をめくって右脳を刺激する https://manabi-design.jp/blog/detail/166 映画・書籍レビュー 配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本

たまたま本屋で出会ってしまい、つい買ってしまいました。
配色のヒントが見つかる本なのですが、めくっているだけでなぜか癒されたり、ヒントが浮かんだりするのが不思議です。



この本は4つのステップから構成されています。
1)最初にアイディアを膨らませる文章と絵柄が表示されていて、
2)続いて配色パレットと色の数値が記載ています(超実用的だ)
3)その上で、使い勝手の良いシンプルな配色例の見本があり
4)最後に実例を伴ったデザインアイディアの表示があります。

と言葉でいっても分かりにくいと思うので、以下一例「日傘をさす女」でちょっと参考までに。

このページで、1)文章と絵柄 と2)配色パレットと色の数値が示され、


そんでこのページで3)配色例見本と4)具体的なデザインアイディアが記載されています。


なんか癒されませんか?
僕は本屋でこの本を手に取って一発で気に入ってしまって、ちょっと気分転換をしたいときにぼーっと眺めています。
もちろん、デザインに関わる人にとってはもう少し実用的に使えるのでしょうが(笑)、僕のようなデザインから距離感がある人にとっても見て楽しめる本になってます。
左脳的な本ばかり読んで疲れた時は、こういうビジュアルを眺めて右脳を刺激するのも良いんじゃないかなと。

ということで、ご紹介までに。

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ハーバードのオンラインのリブランディング 〜HBXからHarvard Business School Onlineへ https://manabi-design.jp/blog/detail/162 経験からの学び かつてはHBXと言っていたハーバードのオンラインクラスですが、「Harvard Business School Online」としてリブランディングしたようです。



プレスリリースはこちら。
HBX Rebrands to Harvard Business School Online to Help Extend Reach of Online Programs

動画はこちら。
​​​​​​​

HBX立ち上げの当初は、Harvardというブランドをあえて使わなかったので、「Harvardもオンライン教育には懐疑的なんだろうなぁ」とか、「本家の通学事業とのカニバリを気にしているのかなぁ」と思っていましたが、ここに来て「Harvard」の冠がようやく付いたようです。
「なんだか遅いな」という気持ち(笑)と、「オンライン教育と通学型教育のバランスのあり方が本格的に変わってきた」という潮目の流れを感じています。
おそらくこの1年くらいでいろいろ景色が変わってくるでしょうね。

ということで、久しぶりにnew HBXを見てみたのですが、クリステンセン師匠の「Disruptive Strategy」のクラスがオンライン上で受講できるようです。$1,500しますが。
Live形式の授業で「Cold call」(いきなりの発言指名)があったり、グループワークがあったりするようなので、単なる録画ではない、というのはグロービスのオンラインMBAと同じですね。(←ちょっと宣伝)
MBAの単位にはならないので、そこでHarvard Business Schoolとセグメントを分けているようですが、ひょっとしたらこちらの方が将来的にMBAよりも収益化するビジネスになるのかもしれないな、って思ったりもします。

ということで、Harvardの冠を付けた後のOnline Coursesの変化、要watchです。


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『あなたの人生の意味』 〜『夜と霧』の二時限目として https://manabi-design.jp/blog/detail/163 映画・書籍レビュー よく分からないけど、心の奥底が「モヤモヤ」している状態。
別に志がどうとか、人生の使命がどうとか、そこまで大げさな話ではなくて、ちょっとした心の引っ掛かりを解消したい気持ちって誰でもあるんじゃないかなと。
そんなときこそ、敢えて心に大げさなど直球を投げ込んでみよう(笑)
タイトルがそのものズバリ、『あなたの人生の意味 』。



オリジナルタイトルは、『The Road To Character』ということで、「人格者への道」という意味でしょうか。
かの名著『夜と霧 』において、

生きる意味についての問いを180度方向転換することだ。
わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ。


という超絶深い全人類暗記必須の一節がありますが、まさにこの一節に対する理解を深めるための本と言えると思います。

この本には、こういう表現があります。

彼女は生きる目的を自分の中から見つけ出したわけではない。
彼女のような生き方では、「自分は人生で何を得たいと思うか」などと自分に問いかけることはない。
投げかける問いは「人生は私から何を得たいのか」に変わる。
「私のいるこの世界は、私に何をして欲しいのか」と問うのである。


これは、本書の第2章フランシス・パーキンズのストーリーから「天職」という言葉の意味を深めていく一節なのですが、彼女のストーリーを読むと、天職を見出していく過程、そしてフランクルが言うところの「問いの180度転換」の意味がよく分かると思います。

ややもすると「自分をいかに大きく見せるか」、「自分をどうブランディングしていくか」ということばかりに関心が向きがちな世の中ではありますが、ちょっと腰据えてこういう本もじっくり読んでみる必要があると思います。
文庫本では上下巻の大作で、在庫が少なくなっているようですが、kindle版であれば入手可能そうです。


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『英単語の語源図鑑』がすごい https://manabi-design.jp/blog/detail/161 映画・書籍レビュー 英単語の語源図鑑

売れてるっぽいので、子供達のために試しに買ってみた本書。
これ、マジですごいわ。
ページめくるたびに「へーっ」「ほーっ」って唸った気がする。



例えば、「devolve」って単語の意味、知ってますか?
「譲り渡す」とか、「ゆだねる」という意味です。
こういう知らない単語を暗記しようと思ったら、兎にも角にも「暗記」するしかないですよね。
ひたすら書くとか暗唱するとか、赤い下敷きで隠すとか。(懐かしい)

でも、この本では、いきなり暗記させるのではなく、
1)単語を「分解」し、それぞれの意味を教えてくれて
2)それらの意味を統合した結果としての単語の「ニュアンス」を教えてくれて
3)最後に正しい「意味」を教えてくれます。

つまり、devolveは、

1)de(下に)+volve(回転する)と分解できるので
2)ニュアンスとしては、「下に回す」という感じになり
3)だから、「譲り渡す」という意味になる

ということなんです。
このアプローチを理解できれば、知らない単語でもなんとなく推測できる気がしますよね。
もちろん、数多くの英単語に触れてくると、この辺の法則は後付けでなんとなく推測できるようになっていくのですが、初めからこれを理解しちゃえばだいぶショートカットできる気がします。

そして、何よりもイラストが癒し系でかわいいし、ニュアンスをちゃんと伝えてくれてます。
これもポイントだな(笑)

ということで、これから英語を学ぶぜ、という人にはオススメかも。

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『ビジネスの限界はアートで超えろ!』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/160 映画・書籍レビュー 「文字」や「言葉」を使っている時は、ロジックのつながりを重視しながら頭を動かしているのですが、絵を描いている時は、非常に感覚的です。
「どうしてこういう文章にしたの?」という問いには自分なりに答えられる気がしますが、「どうしてこういう絵を描いたの?」と言われたら、「なんだかそう手が動いたから」という答えしかできないような気がします。
おそらく、「文字」を書く時に使う脳みそと、「絵」を描く時に使う脳みそがちょっと違うのかなと。
だから、近著である『ビジネス書図鑑』のように、文字と絵を両方使って何かを表現する時は、2つの人格が脳内でツッコミ合うような場面がよくあったりするんですね。

そんな感触をモヤモヤと持っていたためか、本書『ビジネスの限界はアートで超えろ!』には「そうなのか、やっぱり!」と膝を打つことが多かったです。
絵を描いたり、手を動かしながら何かを生み出す行為、というのは、凝り固まった能力を再起動させるきっかけになるんですね。



そして、この本における一つの大きなお持ち帰りとしては、
「アート」「デザイン」「サイエンス」「テクノロジー」
という4つの概念の明確な整理です。

この4つの概念の違い、語ることができますか?
僕はできませんでした。
特に、「アート」と「デザイン」なんて、結構曖昧な切り分けのまま使っていたと思います。

実は「アート」も「デザイン」も、それぞれ「感性」がベースになっているという共通項はありますが、

・アートはアーティストが自分の中にある思考を表現するもの(内発的な創造行為)であり、
・デザインは依頼者の課題を解決するもの(外発的なソリューション提供行為)である

という整理がこの本の中でなされています。
したがって、アートのセンスを高めることは、内発行為に繋がるために、結果的にゼロからイチを生み出す能力に繋がっていくわけなんですね。

この本を読んで、銀メダリストの末続慎吾選手が、古武術にヒントを得て走法を変えたことで限界を突破した、ということを思い出しました。(随分古い話で恐縮ですが。)
それと同様に、「ロジック」の世界で限界を感じている人がいたら、「アート」の世界に何かのヒントがあるのかもしれません。
僕ももう少しアートの世界に精通してみようと思いました。
お絵かき、ちゃんと習おうかな!


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『世界はシステムで動く』〜『FACTFULNESS』の二時限目として https://manabi-design.jp/blog/detail/159 映画・書籍レビュー FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』。
僕の周囲では結構盛り上がっているようです。
翻訳者の上杉さんが、こんな形でNoteにまとめられていました。

さて、この書籍において、私たちのクセとして、「犯人捜し本能」というものが紹介されています。
「誰か犯人を仕立て上げれば全ての問題が解決する」、と思い込んでしまう思考の罠ですね。

書籍では、製薬業界の例があがっていました。
製薬業界の研究姿勢が気に入らない生徒がいるわけです。「もっと貧困層がかかる病気を研究しろ」と。
しかし、社長を犯人に仕立てても実はほとんど意味がないことに気づきます。株主の影響が大きいからです。
では誰が株主かといえば、退職年金を運用する年金機構であり、その資金の出し手は安定的な運用を考える自分の親だったりするわけです。
つまり、誰か明確な犯人がいるわけではなく、大抵の場合は「仕組みそのもの」。
したがって、私たちは「個別の事象」よりも「全体の仕組み」を理解する眼を持たなくてはならない、ということです。

こういった「仕組み」を理解し、そしてその仕組みのどこから手をつければいいのか、ということを考えるアプローチを「システム思考」とか「システムシンキング」と言います。

さて、そのシステム思考を理解するための良書はいくつかありますが、お薦めしたいのがこちらの本です。



この本では、システム全体を理解する考え方もさることながら、解決方法のヒントを提示してくれます。
本書では「レバレッジ・ポイント」という表現を使っていますが、その言葉の意味は、「ここを動かせばテコの作用のように小さな力で全体が動かせるポイント」ということです。
つまり、問題が発生してしまっている「仕組み」を把握して、「レバレッジ・ポイント」を見抜け、ということです。

しかし、この本にはこうも書かれています。

レバレッジ・ポイントは直観では理解できない。むしろ直観に反する。
したがって、レバレッジ・ポイントを提示しても、誰も信じてくれない。
そして、結果的には、システムをより悪化させる方向に努力してしまうのだ。


と。

この点は、『FACTFULNESS』にも似たような描写がいくつもありましたね。
ということで、『FACTFULNESS』で問題意識が高まった人は、二時限目の授業としてこの本も読んでおいて損はないと思います。

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『NewsPicks Magazine vol3. 未来の子育て』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/158 映画・書籍レビュー NewsPicks Magazine vol.3 winter 2019[雑誌]

今回のNewsPicks Magazineは子育て特集ですね。



子育てって難しいですよね。
もう毎日毎日新しい課題が降ってくる。しかも大抵は明快な答えがない。
まるで毎日「正解のない問題集」を解かされているような気分になる時もあります。

例えば、中2の声変わりした子供から、低い声で
「練習つまらないからもう部活行かないことにした」
なんて言われたら、どう対応するのが正解なんでしょう?

A. お前がそう言うなら好きにしたらいい
B. 何事も中途半端にするな。ちゃんとやり遂げなさい
C. 一体何があったのか話してごらん?


これだけの選択肢だけみたら、Cって答える人が多そうだけど、試しにCを選択しても、さらに低い声で「話したくない」って答えが返ってきて、もう一度コマンドの選択のし直しってオチだったりします。

ま、これは昨日の実話なんですが(笑)、こういう難問が次から次に来るわけで、親としてはいろんな「べき論」を置いておいて、「誰か今目の前の課題の答えを教えてくれ」と言いたくもなります。
でも、こういう答えのない難問を日々解いているからこそ、このような子育て本を通じて、「子育ての哲学」を整理し、時としてバージョンアップしておくことが大切なんだとも思います。

さて、前置きが長くなりました。
ということでこの雑誌なんですが、まぁいろんな人がいろんなことを語っているわけです(笑)
で、こういう雑誌はややもすると「ふーん」で終わってしまうので、読後に時間を取り、自分なりに「これはいただき!」と思うことを3つほど整理してみました。
 

1.子供に「根拠ある自信」を付けさせるために、大きな課題を「分解」していく

 
この「根拠ある自信」という言葉は、雑誌内のドラゴン桜の主人公の言葉なのですが、子育てに悩む今の私にかなり刺さったキーワードになりました。
例えば、うちの長男。
彼は表面的には楽観的で自信があるように見えるけど、本当は自信がありません。内心は「どうせダメだ」とどこかで思っています。
直面している課題が全て自分にとって大きすぎると感じているからなんですよね。
だから、本気にならないし、自信も持てない。
でも、そこをクリアしていくためには、「大きな課題を分解し、小さな成功体験を積ませる」しかないんですね。
その経験を具体的に積み上げていくことで、初めて大きかった課題を越えるリアリティを感じられるようになる。
・・・まあそんなことは分かっちゃいることなんです。
でも、改めてこのドラゴン桜の記事を読んで心の整理ができました。
 

2.子供の存在を「無条件に」認める

 
これはマーケターの森岡さんの言葉です。
「他人の評価を気にせず、自分の中に確固たる評価軸を持てるような人は、親から無条件にその存在を認められていた人が多い。」
というような趣旨のことを本文中で仰っていますが、「自分は愛されるべき存在だ」という安心感があるからこそ、他人の評価から解放されるわけですね。
​​​​​​一方で、親から認めてもらってこなかった子供は、ずっと他人の評価​に依存してしまう。
「無条件で存在を認める」っていうのは、最終的にその子供の判断を尊重してあげる、ということかなと思いますが、ややもすると
「お前の判断は違う。こうしなさい」
となってしまいがちな私にとっては、とても余韻の残る言葉でした。
 

3.親子の「共依存」から抜け出す


「共依存」というのは、この雑誌の中の藤原さんの言葉なんですが、子供が親に依存するとともに、親も子供に依存してしまう状況のことですね。
親にとって子供が全てになってしまうと、子供にとっても重すぎるんです。
我が子とは言っても所詮は他人。
自分がその子の人生を生きられるわけでないし、自分の人生に責任を持てるのは本人しかありません。
無条件にその存在を認め、愛情を注ぎつつも、究極的なところでは「他人である」という観点をどこかでしっかり持たなくてはならないんですよね。

​さて、この雑誌から語るべきことはまだまだいっぱいあると思いますが、こういう雑誌をざっと斜め読みしながら、いただくところはいただいて、親としての考え方をアップデートしておくことはとても有意義だと思います。
所詮は「正解のない問題集」。こんなところにダイレクトな答えはありませんが、自分を振り返ることは無駄にはならないんじゃないかなと。
どこかでこういうテーマでみんなと語り合いたいなぁ。

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『超現代語訳 幕末物語』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/156 映画・書籍レビュー 笑えて、泣けて、するする頭に入る 超現代語訳 幕末物語

うちの次男(小5)が歴史の勉強を始めたので、試しに自分用に買っていたこの本を読ませてみたら、ゲラゲラと笑いながら貪るように読んでいました。
「歴史ってこんなに面白かったんだ」って。
歴史の勉強って、ややもすると「単なる年号の暗記」という退屈な作業になっちゃうんだけど、この本のように点と点同士がストーリーとして繋がると、その面白さが分かるんですよね。
また、タイトルに「超現代語訳」と書かれている通り、若者の会話口調、しかも超絶クダけた会話なので、SNSを見ている感覚で読み進めることができるのもポイント。
(クダけすぎていて、よく分からない表現も多々あるw)

ま、ところどころにいい加減なところがあったり、はしょられているところもあるけど、それはご愛嬌。
苦しんでいる学生が読むと、効果は大きいと思いますよ。
もちろん、歴史をエンタメとして味わいたい大人もね。



※ちなみにVoicyの放送では、何冊も同時並行で読み進める「並行読書」の話をちらっとしていますが、こんな軽くて読みやすい本もリストに入っていると、脳みそ疲れている時には気分転換として役に立ちます。

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『死ぬ瞬間の5つの後悔』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/157 映画・書籍レビュー 死ぬ瞬間の5つの後悔

フライヤーCEOの大賀さんから薦められて手に取った本。
数多くの「人生の最期」を看取ったヘルパーの方が、死を間近に迎えた人が語る5つの共通項をまとめたものです。



この本で語られる「5つの後悔」とは以下の通りです。
 

自分に正直な人生を生きればよかった

働きすぎなければよかった

思い切って自分の気持ちを伝えればよかった

友人と連絡を取り続ければよかった

幸せをあきらめなければよかった


この中でも、一番印象的だったのは、最初の「自分に正直な人生を生きる」という点でした。
「自分に正直に生きる」ということを貫くことができれば、残り4つの後悔も消えるのではないかと思います。

しかし、自分に正直に生きるってことほど、言うは易し。この言葉に向き合うには、多くの勇気が必要だということに気付かされます。
冷静になって考えれば考えるほど、「他人からの期待」、「組織からの要請」、「過去のしがらみ」などにがんじがらめになって、自分の気持ちを優先させるという「理屈」が立たないわけです。

この本の最後では、仏陀の以下の一節を引用しています。
 

「頭は答えを知らない。心は質問を知らない」


とても深い言葉だと思います。
頭だけ、つまり「理屈」で答えを出そうとすると、自分に正直には生きられない。
人生を決める大切な問いには、「心」に答えさせなくてはならないのです。

しかし、多くの人は心を疎かにしてきたから、いざというときには麻痺してしまっていて、まともに答えが出せない。
だからこそ、私たちは、常に

「頭で問いを立てて、心に答えさせる」

ということを反復して、心を錆びつかせないようにしなくてはならないのでしょう。

自分自身のここまでの人生を振り返り、そんなことを思った本でした。

おそらく感じ方は様々。
多くの余韻を残す本だと思います。
こういう本を読みながら、お互いしみじみと語り合いたいですね。
(もう少し早く紹介できたら、年末年始に読めた人も多かったかなぁ)


 
特別価格の「誰にでもわかる基礎写真講座」で回り道をせずに確かな知識を! ]]>
『君主論』をイラストで理解しよう!〜書籍No.43 https://manabi-design.jp/blog/detail/155 イラスト書籍理解 君主論 - 新版 (中公文庫)
道徳的な正しさを追求することの大事さは言うまでもないが、それだけでは勝つことはできない。リーダーは時として正しさから逸脱しなくてはならないのだ・・・。
そんなマキャヴェリズムに嫌悪感を持つ人もいると思いますが、好き嫌いはさておき、一度はこの世界観を理解した方がよいはず。
1500年頃に書かれた書物が時を超えていまだに読み継がれているのは、ここに「人間の本質を抑えたメッセージ」が存在するからなのだと思います。
書籍の前半は国の名前や歴史的事実が並んでいて途中で投げ出したくなる瞬間もあるけど(笑)、中盤あたりから本質的なメッセージがどんどん出てきて、気づくとあっという間に読み終えてしまうボリュームです。
威信をかけた勝負は甘くない。リーダーにとって必読書でしょう。#ビジネス書図鑑





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歯ぎしりにはマウピーを https://manabi-design.jp/blog/detail/153 子育て日記 二度と登場しない新キャラ、登場。#カマチョ日記




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『FACTFULNESS』をイラストで理解しよう!書籍No.42 https://manabi-design.jp/blog/detail/152 イラスト書籍理解 その名は『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』。

この本は知的好奇心を大変くすぐられます。
我々の脳みそには「10の思い込み」というものがあって、その思い込みによって、世の中が歪んで見えてしまう、というもの。
著者は2017年に他界したハンス・ロスリング氏。
こんな本を後世に残してくれたことに感謝します。




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悔しい成績 https://manabi-design.jp/blog/detail/151 子育て日記



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成長を止めた人の5つのサイン https://manabi-design.jp/blog/detail/125 経験からの学び その典型的なサインを5つほどまとめてみました。
あんまり構造化されていませんし、明確に検証した結果ではないので、まずは気軽に読み流してください(笑)

1.ビジネス書を全く読まない

まずわかりやすいのはこちら。
今はいろんな手段があるから、必ずしも本である必要はないというのはそのとおり。
最近は学習用動画とかいろいろなサービスもありますしね。
ただ、それでもなお、何かに対して真剣にチャレンジしよう、成長しようと思ったら本という手段はコストパフォーマンスの良いもののはず。
ビジネス書を全く読まない、ということは、「知的好奇心」が欠けている一つのサインだと思います。

ちなみに、先日とある大手企業の部長クラスの選抜研修で、「みなさん1ヶ月にどれくらいビジネス書を読みますか?」という質問をしたら、見事に全員が最初の「1冊も読まない」という選択肢で手を挙げられて驚きました。
「若者の書籍離れ」とか言われていますが、世代の問題ではありませんね。



2.抽象的なコンセプトを勢いよく語る。しかし具体的に語れない。

自分たちの会社の戦略の議論をしている時に、勢いよく
「やっぱりクラウド化を進めるべき!」とか
「全体最適を考えないとダメだよ!」
みたいな抽象度の高いキーワードを語り始める人がいます。
こういう場合の多くのケースでは、その言葉そのものは間違ってない。
でも本当の論点は「じゃあ具体的にどうするのか?」「いつからやるのか?」「どの程度リソース投入するのか」とか、「誰がやるのか」といった具体論。
それなのに、その先の論点については全く理解していないし、面倒臭いので考えようともしていない。
大きなコンセプトだけで乗り切ろうとしてしまう。
「コンセプトおじさん/おばさん」の傾向は、一つのサインでしょう。



3.質問にダイレクトに答えない。はぐらかす。時に笑いに逃げる

ではそういったコンセプトに対して具体的な質問を投げかけるとします。
「全体最適を考えるって、具体的に何を考えることなんでしょう?」と。
そうすると、この3番目の「はぐらかす」という特徴が出てきます。
すごいのは、この「はぐらかしスキル」が高いこと。
話題を巧みに変えたり、時に笑いまで昇華させたりすることで、「はぐらかした」という印象をうまく消し去るスキルを持っています。
結果的に議論は全く深まらないのですが、その場の空気を壊すことにはなりません。
成長を止めると、一方でこのような「逃げ」のスキルが高まっていく、というのはよくある傾向だと思います。



4.世の中の事象を深く理解せず、自分の経験の枠内だけで断定的に語る。

世の中を騒がす事件や他社の失敗事例を目にした時、その本質を理解するのは結構労力がかかるものです。
ニュースなどで断片的に語られることはありますが、そのまま鵜呑みするのは危険。
しかし、学びを止めてしまった人は、本質を理解しようと調べたり考えたりすることをしません。
それよりも、「それはけしからん!俺も昔は〜だったけど、そんなことはしなかった!」みたいな本質と離れた自分の経験を語り始めます。
「自分語り」も1つのサインですね。



5.新たな学びを与えられた時、素直に受け止めるように見える。しかし本質は流している。

最後のサインはちょっと見極めるのが難しいです。
例えば、研修などで新しい知見を学んだとします。その際は、「なるほど」というように聞いてくれている。
でも、翌日聞いてみると、何をやったかすら覚えていない。
つまり、学びの機会が、まるでエンタメを見るような感じで、「面白かった」で終わってしまう。
「学び」そのものを流しちゃっているんですね。
このような「学びがストック化されない」というのもあるあるだと思います。



ということで、過去のいろんな場面を思い出しながら、5つにまとめてみました。
こういう人たちに対して、「やっぱり学び続けるって面白い」って感じてもらうことが講師の役割でもあるので、それはそれで重要な仕事でもあるわけです。

そして、「そう言うお前はなんなんだ!」と言われないように、自分自身も戒めないとだめですね〜。

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和菓子作り体験 https://manabi-design.jp/blog/detail/150 子育て日記




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2018年の登壇機会が終了しました https://manabi-design.jp/blog/detail/149 その他 大学院のクラスや企業研修、公開セミナー、体験クラスなどなど、一体何時間、何人の方と接し、議論をしたのか分かりませんが、お陰様で最後まで無事走りきることができました。
ありがとうございました。
​​​​​​​
ここから2週間くらい人前に立たなくても良い期間が続くので、暫く無口に過ごします。
(と言おうとしたけど、Voicyの収録があった。笑)
​​​​​去年はこの年末年始の休暇期間、測ったかのように体調を悪化させ救急病院入りしましたので、今年は最後まで体調を崩さずに完走します。

今年1年、いずれかの機会で接点があった皆さんにお礼申し上げます。
ありがとうございました。



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『転職の思考法』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/144 映画・書籍レビュー 『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』
かなり売れている本なので、既に読んだ人も多いはず。
転職のノウハウ本ではなく、仕事や人生に対する考え方(=思考法)が、ストーリー形式で書かれています。
エージェントの使い方とか転職先の見極め方のような真剣に転職を考えているような人の悩みにダイレクトに応えていることもそうですが、もっと上流にある「良い仕事とは何か」ということの因数分解がなされていて、幅広い対象にお持ち帰り感がある本。
売れている理由はよく分かります。



さて、僕が本書で印象に残った箇所はこちら。

「自分が信じていないものを売る。これほど人の心を殺す行為はないんだ。

その一つの商品を売るために、本当に多くの小さな嘘をつかないといけないからな。

そして人は小さな嘘をつき始めると、やがて自分の心をその嘘に合わせるようになる。

そうやって人の心は死んでいく。」


これはとても破壊力のある一節だと思います。
お客さんのためにならないと内心では思いつつ、会社の都合で売らなくてはならないというジレンマ。
このジレンマを放置できないので、私たちは自分自身を騙そうとするわけです。
「会社を支えるためにはこういう仕事も必要だ」とか
「長期的にお客さんの役に立つはずだ」とか。
本来は全然腑に落ちていないことを無理やり信じ込ませようとするんですよね。

ただ、「自分への嘘」っていう病気は、一度乗り越えちゃうと麻痺してしまいます。
この一節には「心が死ぬ」という表現で書かれていますが、まさに気付かぬうちに進行していく病のようなものかも知れません。

大切なことは、本当に心が死んでしまう前に、第三者から「それってヤバい状態だよ」って言ってもらうことだと思います。
そして、そういうことを言ってくれる人は、大抵は社内ではなく社外にいるはず。

「キャリア形成に大切なのは、Strong Ties(家族や社内のような強い絆)よりもWeak Ties(あまり会わないけど関係性のある弱い絆)からの情報である」

というセオリーがありますが、まさにこういう時ほど、ちょっと離れた第三者の意見って大事なんだと思います。
(この書籍のストーリーでも、Weak Tiesの存在が大きな意味を発揮してますよね。)

ということで、ちょっと本題からはそれたところの話をしましたが、さらっと読めて深いことが書いてある書籍です。
転職とか考えていない人も含めておススメ。

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イントロクイズ https://manabi-design.jp/blog/detail/148 子育て日記 ​​​​​​​まぁストレス解消になっているのであれば良しとするか。#カマチョ日記





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『修身教授録』をイラストで理解しよう!〜書籍No.41 https://manabi-design.jp/blog/detail/146 イラスト書籍理解 修身教授録 (致知選書)
この本を使って何度も読書会をしました。深く深く脳に刻み込まれている部分が何箇所もあります。
本を開くたびに、この教室にタイプスリップして、あたかもこの授業をリアルタイムで受けているような気分にさせる、不思議な力を持った本です。#ビジネス書図鑑




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入場料のかかる本屋「文喫」に行ってきた https://manabi-design.jp/blog/detail/147 その他 この本屋、入場料が1500円かかるということで話題になっていたので、ご存知の方も多いと思います。

さて、数時間過ごした印象としては、「本屋」/「図書館」/「喫茶店」/「サテライトオフィス」という概念それぞれのちょうど中間地点みたいな感じ。
良い言い方をすれば、「全く新しい存在」。
敢えて悪く言えば、「どれも中途半端な存在」。
なので、使う人によって評価が定まるものだと思います。

まず本屋という観点ですが、3万冊というインナップで、かなり期待よりは少ないかなという印象です。
ビジネス書のコーナーなんかは特に寂しい。



その分、アートやデザイン系の本などは充実している感じです。
3万冊という在庫数の本屋ではありえない珍しそうな本がたくさんありました。



また、ディスプレイなども贅沢かつユニークなもので、こんな↓ものも。



そういう意味では、「新しい本との出会い」という楽しさがありますね。
この『今夜ヴァンパイアになる前に』なんて、つい手に取りたくなる(笑)



↑あえてこんなディスプレイも。下の本が気になるじゃんか(笑)

​​​​​​​だから、直線的な目的買いとして使うのではなく、ジャンルを超えて新しい出会いを求める、というくらいの気持ちでいるともっと楽しめるのだと思います。

なお、飲食ですが、コーヒーやお茶はただで飲むことができます。
このカウンターで注文すればもらえる。



食事も有料ですが、頼むことができます。
(ラインナップは超限定的ですが。)

仕事もできる執務ゾーンみたいなものもあり、飲み物を飲みながら、かつ本を持ち込みながら、快適に仕事をすることができます。



巷では「入場料のかかる本屋」として話題になっていますが、ここが文字通り「本屋」なのかと言われると、微妙なところですね。
本屋というのは、「本を買う場所」と、「新しい知識に出会う場所」という2つの機能があると思うのですが、この本屋は圧倒的に後者(出会い)重視のもの。
食べながら本を読んだりしているし、あまり「本が売り物」という認識をさせない空間設計なので、「本を買う場所」という機能は放棄しているような気もします。
(実際に本を買っている人はあまり見かけていないし、どこで買うのかもよく分からなかった。)

それよりは、入場料(+飲食)でキャッシュを回して、実際に本を買う場所はどこでもいいよ、という「本のshowroom」的な位置付けなのかもしれません。
ユーザーとしても、「ハイソな漫画喫茶」とか「本の読めるオフィス」と考えれば、時間フリーで1500円というのは安いのかもしれないし。

個人的には、この空間そのものにまだまだ可能性を感じたので、朝から晩まで1日ずーっといるとか、もう少し贅沢な時間の過ごし方をしてみたいと思います。はい。

ということで、もし興味があれば是非。六本木駅すぐです。
http://bunkitsu.jp/

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奪われる読書時間 https://manabi-design.jp/blog/detail/145 子育て日記


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トークイベントの長文感想をいただきました https://manabi-design.jp/blog/detail/142 その他


以下、渾身のイベントレポートをご自身のFacebookに掲載してくれましたが、流れちゃうのはもったいない内容でしたので、許可を得て2回分をまとめてこのブログにも残しておきます。
長文加工なしのそのままの内容ですが、是非ご覧ください。

​​​​​​​***
荒木さんトークイベントの感想その1、【Stock】についてです。
まず荒木さんが投影した添付画像の公式↓ですが
(今回のトークイベントは、内容についてすべて「開示可」となっています)



【経験数 × Stock率 = 成長】

これは「学びのための読書」に関する公式ですね。

いくら読書の数(経験数)を積み重ねても、それを自分の頭にストックできなければ成長しないですよ、という話です。
でもこのシンプルな公式、わかっちゃいるけど読書は一種の達成感も味わえてしまうので、ついつい「読むこと」が自己目的化してしまいます。その結果、「本をこれだけ読んだ」という自己肯定感は残るかもしれないけど、実質的には成長していない、なんてことがよくあります。
そんな状況を回避するためには「いかにStock率を高めるか」がキモとなり、そのStock率を高めるための手段を荒木さんオリジナルの形で体現したのが今回のビジネス書図鑑ということですね

この「読書のStock」について自分に照らし合わせて考えてみると、読書の目的によってStockのフィルターを変えていることに改めて気づきました。
ここ最近は「専門性を磨く」目的の読書が多いため、自分の専門性の着眼点をフックにして情報をStockし、それ以外を捨てている感じです。具体的には「ライフシフト」「才能心理学」「アドラー心理学」「コーチング・コミュニケーション」「幸福学・Well-Being」「引き寄せ・脳科学」といったあたりをフックにStockしています。
最近だと、覚えている方もいるかもしれませんが、例えば才能心理学視点で「新庄剛志さん」や「未来食堂の小林せかいさん」の事例をFBに投稿したりしています。ちなみに今すごく気になっているのは「ヒロシ」です(笑)。新刊読みたい(゚∀゚)

以上のように「今は専門性を磨くとき」と考えているので、特定テーマに偏らせる形でStockしていますが、それは一方で「幅広く読む」という行為をあえて捨てているということでもあります。もうそこは割り切ってやっているのですが、それでもですね、、、注目されている本の内容もちょっとは知っておきたいという小さな欲もあります(笑)。まさに、そんなときに助かるのが今回のビジネス書図鑑ですね!!ありがたやー(宣伝!)その点では、荒木さんがアドバイザーを務めておられる(宣伝!)フライヤーも活用してみようと思いました。

また、そのうち「いろんなテーマをバランス重視で」読むタイミングも来ると思います。そのときは今回の荒木さんのお話をヒントに、「あえて3点に絞る」「勇気をもって9割は捨てる」「読みたいという重力に負けず、読む前の構造の理解にかなりの力を入れる」といったことにチャレンジしてみたいと思いました。

そして、ちょっと話は変わりますが、この「経験数×Stock率=成長」の公式。これは私が経営戦略Version1勉強会の中で重ね重ね申し上げていることでもあります。「思考の枠」を持っていないと、いくらケースをこなしても情報がダダ漏れしてしまいStockされない、ということですね。
引き続き勉強会という形で「ケースからの学びのStock化」のお手伝いさせていただこうと思うとともに、情報をStockするための「枠」「フィルター」「フック」といったものを、自分がどういう意図をもって設定するか、その重要性を再認識した代官山の夜でございました。

「Stock編」は以上。次回は「Wants編」です。

***

​​​​​​​昨日に引き続き、荒木さんトークイベントの感想その2
今日は【Want】についてです。
※ちょっと長いです

私がグロビで荒木さんのクラスを受講したのは4年前ですが、そのときの荒木さんの印象は左脳的なところもとんでもなくキレキレですごい方だけど、実は右脳的なところ、アート的な要素も強い人なんじゃないか、と思っていました。
というのが、クラスの最初の時間、前回クラスの質問タイムがあるのですが、受講者からバラバラに上がってくる質問についてやりとりしているうちに、気がついたら何かすごいアート作品のような「まとめ」ができあがり、毎回すげーと思いながら聞いていました。ちょっとこの辺、うまいこと言語化できないのですが、とにかくアート的なものを強く感じていたんですね。

そのころはクラスの中でイラストを使うこともなかったんですけど、徐々にクラスの中でもカマチョくんのようなキャラが登場するようになり、そしてついに今回ビジネス書図鑑という形で、左脳的な部分をベースにしながらも右脳的な部分も解放した作品が出たということで、ついに荒木さん、本来のエネルギーを解放し始めたんだな、Wantのエネルギーを出し始めたんだな、とビジネス書図鑑を初めてみたときはちょっとニヤニヤしながら読んでました(変な人ですねw)。

で、トークイベントの中身に話を戻しますと、ちょっと添付画像は見にくいのですが、キャリアを考えるフレームワークとして

「Should(すべきこと)×Can(できること)× Want(やりたいこと)」

のサークルの話がありました。



この3つのサークルが交わったスイートスポットの部分の仕事をやりたいですよねというお話。まあそれ自体はよく聞く話だと思いますが、この話の中で荒木さんが強く仰っていたことは、日本のビジネスパーソンは「Want」をおざなりにしすぎだということでした。

特に器用な人ほどそうなりやすいと。なぜならなまじっか「Can」の力があるので、他者からの「Should」に応えちゃう。すると評価されてさらに難易度の高い「Should」が与えられる。それにもなんとかがんばって応えちゃって、またさらに難題が与えられる、、、ということに忙殺されてしまう感じですね。結果として評価はされるので地位や報酬はあがっていきますが、心は満たされず、「結局自分は何をやりたいんだっけ?」という状況に陥ってしまう恐れがあります。

他者の期待に応えるということはビジネスの基本なので、それを蔑ろにするのはダメだけど、かといって、それだけに偏ってしまうと人生そのものがしんどくなってしまいます。特にこれからの人生100年時代、80歳くらいまで働かざるをえない時代になるので、Wantのない仕事をやっていてはとても心も体ももちませんということは、LIFESHIFTをはじめいろんな本で言われていることですし、そういわれなくても、直感的にそう感じますよね?

ということで、これからの時代、いかに「Want」と仕事を結び付けられるかが大事になってくるのですが、今回のトークイベントは「じゃあどうやってWantを仕事に結びつけるか」の1つの考え方を、出版に至るまでのプロセスから学ばせていただいた感じです。

対談の中で荒木さんもチャーリー氏も口をそろえて仰っていたのは、お二人とも今回の書籍は「Want」をやっていたら結果として出版につながったということ。出版ありきでスタートしたわけじゃないということです。誰かから頼まれたわけではなく、あくまで「趣味として」取り組み始めたということですね。(ただし、消費する趣味ではなく、生産する趣味としの取り組み)

そして、いきなり大きなアウトプットは目指さず、小さな生産を積み重ね、「回転数」を上げていく。そうして回転数をあげていくうちに、能力も磨かれ、アウトプットの量も増えていく。そして「趣味でこんなん作ってみたんだけどどう?」とSNSでシェアしてみる。チャーリー氏の場合はnote、荒木さんの場合はFacebookですね。そうすると予想以上の反響があり、さらに回転数をあげていくうちにいろいろとDotsがConnectingし、最終的には出版につながったとのことです。とても今の時代らしい流れですね。

これらの話から「Wantの大事さ」を改めて考えてみると、、、
まずは人生100年時代、Wantと仕事を結び付けないと精神的にやってられない時代になっていくということ。
そしてもう1つは、両氏が繰り返し主張されていたキーワードである「回転数」を上げるためにWantが必要だということです。

今回の出版までの「Want×回転数」のストーリーをお聞きし、これからの時代を生きていくうえでの新たな可能性を提示していただいたと感じています。その手法は「ここまでこれをやればローンチできる」という計算ずくでできるものではありません。いつになるかわからないけど、取り組んでいるうちにいつの間にか「結果として導かれる」というやり方です。であるならば、計算できない、いつ来るか分からない「導かれるタイミング」まで粘り強く回転数を上げ続ける必要があります。で、そのためには「Wantなこと」じゃないと回転数を上げ続けることはできません。「Wantなこと」でなかったら感情エネルギーが枯渇するので、途中で挫折してしまいます。

と、ここまで書いてふと思い出したのが、藤原和博さんが「45歳の教科書」で書かれていた、キャリアの大三角形の立体化の話。
3つの強みの掛け合わせを能力のベースにしつつ、「個人の価値観に基づく動機」をエネルギーにして、まずはマネタイズを意識せず行動量を増やしていく。そしてその行動量の中の一部をマネタイズにつなげる、という考え方。この話は、どことなく今回の「Wantをエネルギーに回転数を上げていき、結果として導かれる」の話に近いと思いました。本質的には同じことなのかもしれませんね。

今までは、「仕事とは我慢との対価」とか「好きなことで仕事するなんて邪道」といった思い込みから、Wantと仕事の組み合わせに一種の罪悪感を感じる人も多いのではと思いますが(かつての私もそうでした)、Wantでも行けるよ!という勇気を貰えた、そんなトークイベントでありました。

そして私のWantは ”「Want」な生き方をしたい人を支援すること” ですので、来年はホンダVTECエンジン並みに回転数を上げていけるように、また孤独な開発作業に舞い戻りたいと思います( ̄▽ ̄;)

以上、2回に分けてお送りした代官山レポートでした。
貴重な時間をありがとうございました。]]>
嫌われるオトコ https://manabi-design.jp/blog/detail/143 子育て日記



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『誰がFinTechを制するのか』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/141 映画・書籍レビュー 誰がFinTechを制するのか
高校時代の同級生、北澤直さんが書いたFinTech本。



弁護士を経て、外資系投資銀行、FinTechのスタートアップ、そして現在は米国大手仮想通貨取引所の日本代表という、何だか凄そうだけどよく分からない(笑)キャリアの持ち主。
確かに高校時代は賢かったけど、こんなに注目される人物になるとは思いませんでした。いやはや頼もしい限りで、とことんまで行って欲しい。

さて、本書は、よく巷で聞くようになった“FinTech”という言葉を様々な角度から解き明かしていこうという書籍です。この「様々な角度」というのがこの本の売りの一つで、非FinTech畑の実業家(日本交通の川鍋さんとか)、ちょいFinTechに関係ある人(メルカリの小泉さんとか)、はたまた学者(今をときめく安田さんとか)、お役人さん(経産省藤岡さんとか)などが、FinTechのことをそれぞれの立場からやいのやいの好き勝手言っているわけです。
(ホントに好き勝手言ってるから!)

この手の本って、大抵はある特定の立ち位置から特定の意図を持ち、ポジショントークとして執筆されることが多いわけですが、初めからその意図を放棄した「雑談感」(←良い意味)にとても好感が持てます。
そしてまたこの議論の広がりこそが、「ふぃんてっく?」というよく分からない概念の端っこから端っこまでを理解するのに大いに役立ちます。かえってこういう方がリアリティあるし勉強になる。

それだけに、その論調にまとまりがあるわけではありませんが、最終的に著者である北澤さんがなんだかうまいことまとめていきます。
パネルディスカッションで、登壇者が散々食い散らかした後、残り2分で一つの世界観に統合していくファシリテーターのような腕前。さすがです。

最後に僕が理解したことをざーっと整理しておくと、
・FinTechというのは特別で難しい概念ではないということ。
・確かに細部を見ると、いろんなサービスがすごいスピードで出てきてややもすると「ついていけない」感があるけど、本質のところは大昔から変わっていないということ。
・テクノロジードリブンで物事を見るんじゃなくて、消費者・顧客視点でお金にまつわる「不便さ」を感じる目を持つこと。
・そして、日本だけの視点で見るんじゃなくて、「人間とお金との付き合い方」みたいなユニバーサルな視点を常に持っておくこと。
という感じかな。

この整理が北澤さんの意図するところかどうか分からないけど、少なくとも僕にはとても参考になりました。
ありがとう北澤さん!

↑「さん付け」には若干違和感残る(笑)



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代官山蔦屋にて出版記念イベント『The 図鑑対談』してきました https://manabi-design.jp/blog/detail/137 経験からの学び ビジネス書図鑑』の出版記念イベントをしてきました。
The 図鑑対談と銘打って、『ビジネスモデル2.0図鑑』の著者であるチャーリーとの共同イベントにしてみた。
お洒落な空間の一角のイベントスペース。
ほぼ満席で、みなさんぎゅうぎゅうな状態で参加。
冷たい雨が降る日でしたが、お越しいただいて感謝です。


(前方にはかなり知った顔がちらほらと)

対談に合わせてこんなディスプレイも。


(代官山蔦屋書店様、ありがとうございます!)

対談そのものについては、チャーリーの話を横で聞いていて、とても納得することが多かったです。
対談や質疑応答のテーマのキーワードを3つほどピックアップすると、

1)Stockする(学びの歩留まりを高める)こと
2)Want(自分のやりたいこと)に正直になること
3)構造化・抽象化スキルが武器になること


といったところでしょうか。

特に、2)のWantのテーマはけっこう本質的な議論になったと思います。
会場からの質問に対してチャーリーの答えた回答には僕もそのとおりと唸った。
終了後にチャーリーがtweetしていたので貼り付けておきます。
チャーリーのビジネスモデルのプロジェクトを見れば分かるとおり、彼が好きでやっていて、彼の「好き」という感情が伝播して渦が生まれている。
たまに「好きなことはあるけど、なかなかそれを追求できる環境にない」という話も聞くけど、それはそこまで好きではないんじゃないかと思います。
好きだったら、多分余計なことを考えずに体が動いちゃうはずだから。

多分、こういうことを聞くとモヤモヤしちゃう人もいると思います。
僕もかつてはそうだったから、よく分かります。
でも、好きなことが一旦見つかれば、そんなことはひょいと乗り越えちゃうっていうことも事実だと思う。
チャーリーの姿を横に見ていると、それがよく分かります。



(チャーリーの姿を横に見るの図)

ということで、お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。
残念ながら来れなかった方、また近いうち何かイベントをやると思うので、その際に。
アレンジいただいた代官山蔦屋書店の皆さん、Discover21の皆さんにもこの場をお借りして御礼申し上げます。

チャーリーとはいつもの挨拶をして別れた。

『またなんかやろう!』


追伸:
その後の懇親会も楽しかった!
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書籍紹介『すいません、ほぼ日の経営。』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/138 映画・書籍レビュー その内情が、全編糸井さんへのインタビューという形で綴られているちょっとユニークな書籍です。
そして、この本はこの「インタビューを通じた対談形式」ということがものすごく意味のある書籍だと感じました。
その理由も含めて、ちょっと感じたことをお話しします。



さて、よく思うことなんですが、「組織論って子育て論と同じ」だと思っています。
世の中にはたくさんの子育て論があります。
子供が小さい頃はこうした方がいい、もう少ししたらああした方がいい・・・
しかし、つまるところ、子育ていうのは個別解しかありません。
良い子育てが何かというのは、当たり前ですが子供それぞれによって異なる。
兄貴には正解であっても、弟には失敗ということはよくあります。(←体験済み)
だからこそ、まずはその子供そのものを理解しようと努めない限り、「解」というのは導き出せません。
人格を無視して、画一的な子育て論を適用しようとすると、破綻するのは見えています。

そして、これは組織論でも同じ。
その組織の成り立ちや構成する社員のキャラクターによって、最適な組織論は異なります。
世の中、組織論にも流行り廃りがありますが、そういったセオリーに過剰にこだわるのは百害あって一利なし、ということ。
むしろ、子育てと同じように、目の前の組織に最大限の注意を払いながら、その組織の最適解を見つけていく、ということが求められるのです。

そういう意味では、この「ほぼ日」で描かれている組織論というのは、糸井重里さんという天才クリエイターが生み出した組織という大きな文脈の中における、ひとつの最適解の形なんだと思います。
したがって、ここから私たちが学ぶべきは「出てきた最適解がどういう形か」ということではなく、

糸井さんが何を見つめて、どういう試行錯誤の結果、ここにたどり着いたのか

ということなんだと思います。
そういう意味で、この本が「インタビュー形式」であるということに意味がある。
つまり、糸井さんが実際にインタビューに答える形式で、言葉を選びながら会話している様子が伺えて、彼の言葉にし難い葛藤や苦悩、そして未だに答えを探そうとしているところが行間から伝わってくる感じがするからです。
この辺はうまい作り方だと思いました。

クリエイティビティを追求している企業が、上場企業(2017年3月に上場)として資本の論理とどうバランスを取っていくのか、その辺はとても興味深いところではありますが、おそらくその最適解の解像度はこれから高まってくるのではないかと思います。

子育て本に影響を受けた教育ママが手法だけを真似して失敗するように、手法そのものは決して汎用化できるものではないと思います。
しかし、子供(=組織)を見る目そのものは汎用化できる。
そんな読み方をすれば、たくさんの「使える学び」に溢れている本だと思います。]]>
ムードメーカー https://manabi-design.jp/blog/detail/135 子育て日記 こういうキャラもチームの中では必要なのかもしれん。君はこの道を極めてくれ(笑)#カマチョ日記



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『幸福学』『共感力』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/136 映画・書籍レビュー ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 幸福学 (ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ)』、『ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 共感力 (ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ)』献本いただきました。
Emotional Intelligenceシリーズということで、EI研究の記事や論文がオムニバス形式で収められています。
これからも続々とこのシリーズの作品が出るようですね。

まずパッと目を引くのがこの色合い。
とても柔らかく、ベースとなっているハーバードビジネスレビューの路線とは一線を画したイメージです。
女性に受けそうな感じですね。



内容は、とにかく短編集なので、サクッと読めるのがポイント。
1人の著者ではないし、テーマも異なるので、一貫性はありません。
まあ例えるならば、「幸福学」というテーマのカンファレンスで、著名な人が代わる代わるスピーチしていくのを聞いている感じでしょうか。
当然しっくりくるものもあれば、世界観がわからずに終わってしまうものもあるのですが、トータルとして「幸福」や「共感」というテーマが昨今どのように語られているのか、いろんな角度からアップデートできる作品だと思います。

個人的な学びの抜粋としては、
 

幸福というのは1つか2つの大きな出来事のことを指すものではない。無数の小さな出来事の総和である


という言葉が印象的でした。

他人の幸不幸を考えるとき、どうしても何か外形的に印象的な出来事(例えば昇進昇格とか大きな仕事での成果とか)をベースに考えてしまいがちなのですが、幸せを決めるのはそんな大きな出来事ではないのです。
そうではなくて、奥さんと楽しい会話をしたとか、子供が楽しく学校に行ったとか、料理のレパートリーが増えた、今朝よく寝れたとか、そんなことの積み重ねなんですよね。
そんな前提を置いてみると、その辺に転がっている些細なことを見つけようとすればするほど幸せに近づくし、一発ホームラン狙う人ほど不幸になる、というのもよく分かります。

そして、なによりも、このタイミングでこの一節にめぐり逢えたことは、とても小さな出来事ですが、僕にとっての幸せの一部なのかもしれません(笑)

ということで、EIシリーズ、これからも注目ですね。]]>
おしゃべり小僧 https://manabi-design.jp/blog/detail/133 子育て日記


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ドラマ『シリコンバレー』を見た https://manabi-design.jp/blog/detail/134 映画・書籍レビュー シリコンバレー』を見ました。


元々は、真面目なドラマかなと思って見始めたんですよ。
タイトルからして、シリコンバレーのスタートアップのことが少しでも学べるかなと思って。

ところが、完全に裏切られました。

なにこれ、完璧コメディじゃん!
で、おもろいじゃん!​


ということで、あっという間にシーズン1見終わってしまいました(笑)

学び?
そんなものはどうでもよろしい。
いや、それらしいことも言えなくもないだろうけど、そんなこと言う気も失せるくらいのくだらなさ。

とにかくキャラクターみんな筋金入りのアホだし、登場人物全員に対してちょっとイラッとくるし、そもそも顔付きからして腹立たしいし(笑)。

ということで、この中身のない文章で、中身を察してください。

僕もいつかプレゼンの最後に「Making the world a better place!」と言ってやる(笑)]]>
『ビジネス書図鑑』実践編! https://manabi-design.jp/blog/detail/131 その他 ビジネス書図鑑』の表側のコンセプトは、名著の魅力をわかりやすく紹介することですが、その根底には「本の読み方、残し方を変えていこう」というメッセージが流れています。
その「裏メッセージ」を汲み取ってくれた方が最近ちらほら僕の周りに出始めていて、「読んだ本の要約活動」を実践される人が出てきました。

こんな感じで。



ちゃんとイラストまで描いている(笑)

僕が書いた『ビジネス書図鑑』の要約もこのとおり。



要約本の要約という難易度の高いチャレンジ(笑)

本の内容が楽しかった、勉強になった、と言ってくれるのは当然嬉しいのですが、こんな風に行動が変わった、という人がいると、「本を書いて良かった」と心の底から思います。

こういった「一つ一つの経験をしっかりストックにしていこう」という話は、次回の代官山蔦屋書店でのトークセッションでお話ししようと思いますので、興味があれば是非。

※まとめを提供してくれた前田さん、ありがとうございます!]]>
『ファスト&スロー』をイラストで理解しよう!〜書籍No.40 https://manabi-design.jp/blog/detail/132 イラスト書籍理解 ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 文庫 (上)(下)セット
1つ1つのエピソードはとっても楽しいんだけど、構造がわかりにくくて迷子になりやすい典型的な本でした。

全体の位置付けを意識しながら読まないと息切れして絶対に最後までたどり着けない本。
そういう意味では結構疲れたけど、むちゃくちゃ勉強になった。
単なる「ヒューリスティック」をまとめただけの本ではなくて、そこから転じて制度設計のあり方だとか幸福論だとかいろんなところに波及していくのが面白いです。
ビジネスパーソンの頭の使い方に興味がある人にはど真ん中の話だし、実務でマーケティングをやっている人にとっては「人間理解」という意味で必須の内容だと思います。(疲れるけど。)




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子供でも読める『ビジネス書図鑑』 https://manabi-design.jp/blog/detail/130 その他 ビジネス書図鑑』ですが、最近はお子さんも読んだという報告をちらほらいただくようになりました。
どうやら乳幼児からでもいけるらしい(笑)
是非ご一家で楽しんでください。




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『HARD THINGS』をイラストで理解しよう!〜書籍No.39 https://manabi-design.jp/blog/detail/126 イラスト書籍理解 HARD THINGS
本来はものすごい狭いターゲットに向けたニッチな本。

「親友の会社から社員を引き抜いていいのか?」とか、「人を正しく解雇する方法」とか、およそ多くの人にとっては直接的に役に立たなそうなノウハウが集まっているんだけど(笑)、超具体的がゆえに面白い。
ちなみに、このイラストでは、その中でも応用が効きそうな汎用的な内容をピックアップしたけど、本書の立ち位置からすると、この本の魅力はここでピックした箇所ではないと思う(笑)。だから気になった人は是非読んでみて。
本の内容もそうだけど、ターゲットを絞った商品を大衆化するという意味で、本の売り方とかマーケティングの仕方そのものが参考になる本だとも思います。



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説得力の衰え https://manabi-design.jp/blog/detail/127 子育て日記


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『センスメイキング』をイラストで理解しよう!〜書籍No.38 https://manabi-design.jp/blog/detail/124 イラスト書籍理解 センスメイキング

データとかサイエンスとか、はたまた標準化されたメソッドばっかり追いかけていると世の中見えなくなるよ、という話。

将来の環境変化をどう読み解くか、とか、顧客ニーズって何?ということに対して、確かにデータがかなり足元を支えてくれる世の中になったけど、どう解釈するかはやっぱりアートとかセンスの世界。
この本にはそれに代わるものが抽象的なコンセプトしか提示されてないのでモヤっとするけど、このモヤっとしたところを受け止めてこそ、アートの入り口なんだとも思う。



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中二病 https://manabi-design.jp/blog/detail/123 子育て日記


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二宮金次郎っぽい何か https://manabi-design.jp/blog/detail/120 子育て日記


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『オアシス: スーパーソニック』を見て https://manabi-design.jp/blog/detail/118 映画・書籍レビュー オアシス:スーパーソニック(字幕版)

青春時代のBGMの1つだったオアシス。
特にデビュー当初の『Definitely Maybe』と、『Morning Glory?』は当時のヘビロテでした。
そんな当時のことを実際の映像をベースにドキュメンタリー形式でまとめた本作。
かなり今更感ありますが、ようやく見ることができ、タイムスリップしました。懐かしすぎて涙がでます。



しかし、なんてガラが悪いんだ、こいつら(笑)
その辺のヤンキーがわずか短時間の間にスターダムに昇りつめてしまった戸惑いや葛藤がよくわかります。
彼らはいろいろな偶然が重なったからこそオアシスになったのであって、どこかで何かがずれていたら、マンチェスターによくいるゴロツキとして終わっていたのでしょう。
こういう立身出世の物語を読むと、この裏側にいた多数の名もなき「スター候補者」だった人たちのことに想いを馳せてしまいます。

さて、ストーリーの中で特に印象的だったのは、Liam、Noel兄弟と父親との諍いです。
小さい頃、彼ら兄弟は、父親のDVから逃げるため、母親と一緒に夜逃げをします。
しかし、スターダムに昇りつめた彼らに、父親はメディアを連れながら接近しようとする。
その父の姿を見て逆上するLiamに対して、語るNoelのセリフが秀逸でした。

親父に何があったか知らないがもう大昔の話だ。
俺には音楽がある。
結局こんなのは関係ない。
何があろうと最後に残るのは曲なんだ。


このセリフを聞いた時、なぜか自分に問いをぶつけられた気がしました。

俺には音楽がある。
最後に残るのは曲なんだ。


この「音楽」とか「曲」に変わるものはなんなのだろう、と。
彼らにとって父親との諍いのように、仕事をしていて人間関係で悩むことは多くあります。
しかし、Noelのように最後に拠って立つところが明確にあれば、開き直って前進することができる。
それがいざという時の原動力になるのだと。

うーん、何だろう?
とても考えさせられる一言でした。

皆さんがもし人間関係などに悩んだ時、

俺には〇〇がある。
最後に残るのは〇〇なんだ。


と言い切ることができる〇〇って何ですか?

追伸:
ちなみに、オアシスのfavorite songは、helpというチャリティアルバムに入っていた『Fade away(warchild version)』というあえてマニアックな選曲(笑)

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睡眠力 https://manabi-design.jp/blog/detail/114 子育て日記


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『メルカリ』拝読! https://manabi-design.jp/blog/detail/115 映画・書籍レビュー メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間』。
献本いただき、発売前に入手しました。



今となっては押しも押されぬスター企業ですが、ここに至る道は決して平坦ではなかったことが改めて理解できます。
焦りがあり、トラブルがある。でもその過程で正しい選択をし、その結果として人が育ち、そして新しい人の縁に恵まれる。
こんな「小さな奇跡」の積み重ねで、今の姿があるんですよね。
「時計の針を数年前に戻したら、同じ道を辿れる自信がない」というのは、おそらく多くの成功したスタートアップの本音なんじゃないかと思います。
そして、こういう企業は、ややもすると、「初めから次元が違ったのではないか?」と思ったりもするんですが、時代の波に翻弄され、その中で必死にあがき続けたストーリーからは、「今、外から見えるメルカリのイメージ」とは異なる等身大の姿を見ることができます。

この本そのものは、ひたすら出来事をストーリー的に並べていて、教訓めいたことは書かれていません。
なので、ビジネススクール的に言えば、「ケース」のようなものです。
だから、この本の使い方としては、単に読むだけではなく、「ケース」として読みながら、
設問1:メルカリはなぜ成功したのか?
設問2:これからのメルカリはどうすべきか?

みたいな問いについて議論すればものすごく盛り上がるんじゃないかと思います。

この手の急成長企業の本は賞味期限が短いと思いますので、出た瞬間読むことが大事と思います。
ちょっとでも気になったら読んでみてはどうでしょう〜

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『サブスクリプション』をイラストで理解しよう!〜書籍No.37 https://manabi-design.jp/blog/detail/113 イラスト書籍理解 サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル
10/25発売の出たてほやほやの書籍にチャレンジ。

最近トヨタのサブスクリプション化とか、AOKIのサブスクリプションビジネス撤退とか、いろんなところで耳にするようになった「サブスク」という言葉。その辺がよくわかんない人から、まさにど真ん中でやってますという人までひっくるめて勉強になる本だと思います。
このイラストにはまとめられなかったサブスクビジネス向けの管理会計とか、チャーン(離脱)レートのマネジメントとか、超絶具体的な話もあって、個人的にも勉強になりました。



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カマチョ2号認定! https://manabi-design.jp/blog/detail/112 子育て日記


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代官山蔦屋書店! https://manabi-design.jp/blog/detail/111 その他 トークセッションを行う代官山蔦屋書店に、ご挨拶も兼ねて行ってきました。
すると・・・ディスプレイに要約した本も含めて全部並んでる!しかも入り口すぐの場所。
嬉しいなぁ。著者冥利に尽きます。
僕の本をきっかけに、ここで紹介した本も売れて欲しい。
難解だと思って敬遠しても、一度構造やメッセージさえわかれば、ぐっと読みやすくなりますからね。
しかし、このディスプレイ、圧巻です。


※繰り返しになりますが、12/11にて、この代官山蔦屋書店でトークセッションを行いますので、可能な人は是非お越しください!

【イベント】『見るだけでわかる!ビジネス書図鑑』(ディスカヴァー)刊行記念 荒木博行氏×近藤哲朗氏トークイベント

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『ビジネス書図鑑』おわりに〜全文公開 https://manabi-design.jp/blog/detail/110 イラスト書籍理解 見るだけでわかる!ビジネス書図鑑』。
本書の「おわりに」に書いた文章は、この本にかける思いを全て表しています。
全文公開しておきますので、是非ご覧ください。

* * *

 「人生100年時代」というキーワードは、本書でもご紹介した『LIFESHIFT(ライフシフト)』の影響で、一躍有名になりました。
この本であらためて明確になったとおり、私たちの現役生活は、当初の想定よりも長く続くことになるでしょう。ひとつのスキルを30歳までにしっかり確立し、そのスキルをベースに40歳までに実績を残して、あとはマネジメント職に就いて引退を待つ――そういったシンプルなキャリアでなんとかやっていくことができた時代は、もはや過去のものになりつつあります。人生という名のマラソンが長距離化する21世紀において、かつてはひとつの折り返し地点と考えられていた40歳という年齢すら、まだ序盤戦である可能性があります。
そして、変化は距離だけの話ではありません。そのマラソンの道行にもあります。たとえば『インターネットの次に来るもの』、『限界費用ゼロ社会』、はたまた『スーパーインテリジェンス 』を引用するまでもなく、私たちが生きる未来の世の中のあり方は予想がつきません。

マラソンの比喩を続けるならば、今までは舗装された道路の上を走るのが当たり前だったのが、気がつけば、山道を走るトレイルランニングになっていたり、途中で海の中を泳ぐことになっていたりする可能性もある、ということです。どれだけマラソン選手として優れていても、「山道はまったく無理」「水泳は苦手」ということでは、ゴールにすらたどりつけない可能性も大いにあるのです。
では、そんな「距離もルール変更も見えないマラソン」を走るうえで求められることとは、いったい何でしょうか?
それは、「いつになっても学び続けること」です。
「マラソンしかない」と決めつけずに、ルール変更がありそうだったら新しいルールと攻略法を学べばいい。学んでみれば、ひょっとしたらマラソンよりも楽しさが見いだせるかもしれません。
その意味でいえば、私たちはもはや好むと好まざるに関係なく、これからの世の中を生き抜いていくうえで、「生涯学習」こそが私たちに課せられた要件ではないでしょうか。

しかし、こう言っておきながら、私自身はこのようなホラーストーリーをベースにした「ねばならない」という論調が好きではありません。
「私たちは学ばねばならぬ。だから学べ」なんてメッセージ、学生時代に戻ったようで、ちっとも心踊りませんよね。同じく学ぶとしても、「楽しいからこそ学ぶ」という人の方が健全だし長続きします。
何を隠そう、この私自身も、義務感に駆られて、というよりも、単に新しい世界を知ることが楽しいからこそ学んできた張本人です。「仕事がハードな中でも毎日読書は欠かさなかった」的なマッチョなストーリーではありません。
ですから、本書は「どうせ学ぶんだったら楽しく学ぼう!」「学ぶことって楽しいことだよね?」といったテイストを、できるだけ醸し出したつもりです。
マッチョな本をストイックに吸収することが好きな人は、その道を突き進んでいただければいいと思いますが、そういうことが苦手な大多数の人にとっては、まずは本書を通じて「良書から学ぶことの楽しさ」から感じ取っていただければ嬉しいです。
そして、一人でも多くの人が、この「よく分からないマラソン」の行程において、「楽しく学びながら進む集団」の一員になっていただければそれに勝るものはありません。
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『学習する組織』をイラストで理解しよう!〜書籍No.36 https://manabi-design.jp/blog/detail/108 イラスト書籍理解 学習する組織――システム思考で未来を創造する

かつては『最強組織の法則』というタイトルでしたが、そのリニューアル版。
分厚く難解で構成も分かりにくい、まるで読み手を試すかのような本。
そのためか、最近は入門書やマンガ本も出ていますね。
この本で書かれている「ビア・ゲーム」は有名ですが、改めて読んでみても示唆にあふれた内容でした。
一度読んだことがある人も、もう一度見返してみると新たな発見は多いと思います。



このまとめを書籍化した『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』販売中。




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コンタクトデビューしました https://manabi-design.jp/blog/detail/109 子育て日記


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『ビジネス書図鑑』の構成について https://manabi-design.jp/blog/detail/104 イラスト書籍理解 見るだけでわかる!ビジネス書図鑑』の発売日(11月15日)までカウントダウンになりました。
(都内で早い所では14日に店頭に並び始めるらしいです。)
さて、内容そのものは、このブログ内でも紹介していますが、書籍の立て付けについて、以下イラストで簡単に紹介しておこうと思います。




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野球オンチPart2 https://manabi-design.jp/blog/detail/103 子育て日記



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オフィシャルブログ開設のお知らせ https://manabi-design.jp/blog/detail/35 その他 こんにちは。荒木博行です。
この度、オフィシャルブログを開設することになりましたので、そのお知らせです。
今までさまざまな情報を多様な媒体を通じて発信してきました。
SNSや企業のオウンドメディア、オンラインビジネスメディアなどなど。「モノを書く」ということが仕事の一部になってから10年くらい経ちますが、その多くが今やネットの海のどこかに転がっていて、ストックとして残っていない状況です。
まぁ過去の内容はむしろその方が都合良かったりもするのですが、これからはしっかり残していきたい、という想いが急に頭をもたげてきまして、一念発起して自分のサイトを作ってみました。
平たく言うと、名刺がわりに、「ここ見れば、僕の考えの全てが分かります」っていう場所を作りたくなった、ということです。
もはやライフワークにもなったイラストも含めて、いろいろなことを書き溜めて(描き溜めて)いきますので、よろしければお付き合いください。

 


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4階層ピラミッドで考える本の読み方・使い方〜番外編 https://manabi-design.jp/blog/detail/98 イラスト書籍理解 見るだけでわかる!ビジネス書図鑑』では、巻頭に「本の扱い方」も紹介しています。
このブログでも書籍内で使っているイラストを公開しておきます。
書籍内ではテキストベースでも補足を加えているのでお楽しみに!

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映画『ラ・ラ・ランド』を観て https://manabi-design.jp/blog/detail/71 映画・書籍レビュー
今更ながらに観た「ラ・ラ・ランド」。もちろん評判は聞いていましたが、時間がなく、ここにきてようやくAmazon primeで観ることができました。 いろいろ考えさせられる作品ですね。
僕自身が感じたテーマとしては、

「やりたいことを貫くための代償」

ということです。

この映画で語られる代償とは、大きく2つ。
それは
1)精神的な傷
2)大切な人間関係

です。

キャリアのアドバイスにおいて、よく「やりたいことをやるべきだ」というメッセージが語られます。
これ、私自身100%同意なのですが、やりたいことに向けた道程は、それは精神的な傷とか人間関係とか、いろいろな代償とセットになっています。
私たちはそのことを直感的に分かっているので、「やりたいことをやれたらいいよな〜」と思いつつ、二の足を踏んでしまう。
やりたいことを我慢してやりたくないことをやっている人は、「本気でやりたいことに挑戦して否定される」という精神的な傷を負うことはありません。そこまで仕事中心にもならないから、人間関係も比較的バランスが取りやすいでしょう。
そういう意味では、どこかでバランスしているのです。

何か大いなるものを手にしている人は、裏側で同時に大いなるものを失っている。
大いなるものを失った人は、何か大いなるものを手にしている。


そんな「生き方のバランス」ということを改めて感じた映画でした。
また機会があれば観たいな。
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『スーパーインテリジェンス』をイラストで理解しよう!〜書籍No.35 https://manabi-design.jp/blog/detail/87 イラスト書籍理解 スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運
AIの未来を描いた超大作。Kindleだから分からないけど本屋で見たら手が出せない厚さのはず。 この書籍のリアリティを僕は判断することはできないけど、東大松尾さんが「的確で緻密な論理構成」「人工知能賛成派の対極にある世界的名著」と表現しただけの書籍だと思う。
前提に前提を重ねたホラーSF的側面も。
実はこの表紙のフクロウにも意味があるんだよね。

このまとめを書籍化した『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』販売中。



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オレ様的世界観 https://manabi-design.jp/blog/detail/61 子育て日記 #カマチョ日記



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『プラットフォームの経済学』をイラストで理解しよう!〜書籍No.34 https://manabi-design.jp/blog/detail/86 イラスト書籍理解 プラットフォームの経済学 機械は人と企業の未来をどう変える?
機械との競争』から続くシリーズの第3弾です。

マシーン、プラットフォーム、クラウドという3つの論点に対して、現在の潮流と将来仮説をまとめた内容。
どの論点も実は結論めいたことは書かれていないのだけど、着眼点そのものが勉強になります。
このまとめを書籍化した『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』販売中。



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猿知恵 https://manabi-design.jp/blog/detail/45 子育て日記 ]]> 横浜校でのガイダンスを終えて https://manabi-design.jp/blog/detail/60 経験からの学び 本日はグロービス横浜校のガイダンスということで、2時間ほど学び方のコツや学ぶ内容の説明をしてきました。 その場では、今学ぶ上で抱えている悩みを吐き出してもらう時間も作っているのですが、やっぱり出てくるのは

「忙しくて時間が足りない」

というもの。

ほんと時間不足という悩みはつきませんよね。
でも、学び始めのステージにいる方の「時間不足」という悩みは、大抵は解消できます。
なぜならば、多くの場合は、「ムダのメタボ状態」とも言うくらい、ムダな時間がダブついているからです。
ムダなスマホ時間、テレビ、ゴルフ・・・。
何をムダというかは人それぞれでしょうが、時間の価値を意識しないまま惰性で何となくやってきたものは、大抵ムダな贅肉です。

したがって、まずは無理にでも学ぶ時間を作ることによって、ムダな部分をそぎ落とす。
この過程はかなり辛いですが、ここを乗り越えれば、ものすごく筋肉質な体型=時間価値の高い生活ができます。

もちろん、ムダがなくなったらなったで、新しい仕事のチャンスなどが回ってくるので、決して時間不足の状態からは抜けられないんですけどね(笑)。

しばらくは大変な時期が続くと思いますが、少しの辛抱。そのうち新しいライフスタイルにも慣れますので、頑張ってください!]]>
『インターネットの次に来るもの』をイラストで理解しよう!〜書籍No.33 https://manabi-design.jp/blog/detail/85 イラスト書籍理解 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則
こういう将来予測を抽象的コンセプトにまとめた本は大好物。
読み返すたびに刺激をもらいます。
この抽象概念を目の前にあるビジネスに落とし込んでみるとチャンスはいっぱい見えてくるような気がする。
全ては「名詞」ではなく「動詞」で捉えるべきなんだな。

このまとめを書籍化した『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』販売中。




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発熱の翌朝 https://manabi-design.jp/blog/detail/42 子育て日記 2日分のおしゃべりを一気に朝吐き出すという… #カマチョ日記
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書籍紹介『ビジネスモデル2.0図鑑』 https://manabi-design.jp/blog/detail/43 映画・書籍レビュー ビジネスモデル2.0図鑑』

なんともすごい本が出てしまいました。
100社のビジネスモデルがひたすら同じフォーマットで図解化されたこの本。
単に目についたビジネスモデルということではなく、「社会性(Social)」、「経済合理性(Business)」、「創造性(Creative)」というSBCの3つの視点を満たしたもののみが掲載されています。
なので、これを100個眺めているだけでも勉強になるのですが、ひとつの注目ポイントは、この本のベースにある「ビジネスを見る高度」です。
ビジネスというものを理解する際には、どの高度からビジネスを眺めるか、ということが大事です。
地上2mの高さで見ると、いろんな人がいろんな場所で複雑に動いている具体的な表情が見えるでしょうし、100メートルであれば「仕入れて売って儲ける」みたいな、ごく抽象化された構図が見えるでしょう。
この図鑑は、その中で高度68mくらいの複雑すぎず単純化しすぎない超絶妙な視野で一貫して整理されています。
そして、「高度68mというのはこうやって見ると見えてくるんだよ」というガイド(ツールキット)もあるというオマケつき。
そういう意味では、ビジネスの見方そのものを学ぶもよし、100個のビジネスモデルから新たな発見を探すもよし、ツールキットを使って自分でビジネスを作るもよし、いろいろな使い方ができる本です。
なにしろ「図鑑」ですから、手元に常備しておきたい一冊ですね。]]>
『限界費用ゼロ社会』をイラストで理解しよう!〜書籍No.32 https://manabi-design.jp/blog/detail/84 イラスト書籍理解 限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭

「限界費用ゼロ社会」。分厚くて決して読みやすい本ではないし、ところどころ論理の飛躍もある。
しかし、最近の世の中の動きを統合していくと、この本に書かれている方向に進んでいるかも、と感じるんだよな。
ちょっと先の未来の1パターンを覗ける一冊。



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『見るだけでわかる!ビジネス書図鑑』発売です。 https://manabi-design.jp/blog/detail/36 映画・書籍レビュー 見るだけでわかる!ビジネス書図鑑』が発売になりました。
この本は共著を含めれば6冊目、単著は2012年に出した『ストーリーで学ぶ戦略思考入門』以来2冊目となります。

さて、今回の本の出版までに至る経緯を書き残しておこうと思います。
時系列に並べてみると、以下の流れでした。

4/20:書籍の学びについて自分なりの新たな定着方法を考え始める
4/23:『High Output Management』を題材に、イラストを使って実際に試してみる
5/17:10冊目の要約が終わった段階で、出版社であるディスカヴァー・トゥウェンティワン社と初面談。
5/25:ディスカヴァー社内で出版決定。
11/14:出版!

・・・ということで、手を動かしてからわずか1ヶ月で出版が決まり、それが本という形になったのはわずか半年くらいの間の出来事なのです。
しかも、出版やメディア公開を前提にしていたわけではなく、単に「自分の身になるから」という個人的な目的でスタートしたパーソナルなもの。
そんなことも含めて改めて時系列で振り返ってみると、このスピード感には自分でもびっくりです。

私自身はこの半年間、本業と並行しながら余暇を執筆に当てていたのですが、名著の要約というのは大いなる気づきの連続で、振り返れば「半年間のマネジメントプログラム」を受けている感じすらしました。
そして、当初の目的通り、新しいインプット方法が確立できた手応えも感じています。
お堅い名著×ゆるふわなイラスト というユニークな組み合わせの本書。是非手に取ってみてください。]]>
「ずらす」ということの価値 ~『オールユーニードイズ吉良』を読んで https://manabi-design.jp/blog/detail/37 映画・書籍レビュー オールユーニードイズ吉良」という小説を読んでみました。
吉良といえば、吉良上野介ということで、かの忠臣蔵の小説ですが、完全なパロディものです。
評価が非常に高かったこともあり、何の気なしに読んでみたのですが、やっぱり面白かった。
その面白さの源泉は、「ずらし」にあります。
たとえば、主人公が大石内蔵助ではなく吉良上野介であること。
そして、殺されるとまた翌日蘇っているという設定。
忠臣蔵といえば、大石内蔵助が吉良邸に討ち入って、最後に切腹で終わる、という王道のストーリーですが、この大事な前提をずらしているわけです。
「忠臣蔵なんだけどさ、吉良が主人公で、ずっと討ち入りの日を繰り返して殺され続けるってストーリーなんだ」。
なんとなくこれだけで、先が気になりません?
つまり、「王道を踏襲しつつ、その王道の当たり前の要素をずらす。」
ここにコンテンツの作り方の一つのあり方を見たような気がしました。
そうすると、王道が定着しているコンテンツには、さらに副次的な売れ筋が潜在的に転がっていることに気づかされます。
もちろん、これはコンテンツの話のみならず、ビジネスとしての話も同じ。
王道が確立されたビジネスの裏側に「面白いビジネスあり」です。
一度王道が確立されるとその王道に人々は群がりますが、そこから敢えて「ずらす」からこそ、埋没しない魅力が出てくるのです。
(この辺を突き詰めていくと、「ブルー・オーシャン戦略」のセオリーに近づいてきますね。)

さて、あなたはこれから何をずらしに行きますか?

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商社の「制約」 https://manabi-design.jp/blog/detail/39 経験からの学び 毎年参加者約30人=30件くらいのビジネスの改善・改革提案のアドバイスをするのですが、その都度商社というビジネスの奥深さと得体の知れなさみたいなものを感じます。
商社って制約がないようで実はすごくある。でもよく考えるとそんな制約は(商材によっては)幻想だったりもする。
その目に見えないルールの狭間で「どこまで根本的な部分まで踏み込むか」というところをそれぞれの顔色伺いながら落とし所を考えていく作業はなかなか鍛えられます。
来年もまた良い提案が生み出せるといいな、という思いを持ちつつ、ひとまず今年はお疲れ様でした。
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『プロフェッショナル・マネジャー』をイラストで理解しよう!〜書籍No.31 https://manabi-design.jp/blog/detail/83 イラスト書籍理解 ジェニーンの叱責が行間から聞こえてくるようだ。
抜き出されたエッセンスそのものに革新的なものがあるわけではないけど、語られるストーリーとセットで読むと背筋が正される気がする。
このようなシバキ系書籍にはいつの時代でも一定の需要があるのは納得できる。
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『自分の小さな「箱」から脱出する方法』をイラストで理解しよう!〜イラストNo.30 https://manabi-design.jp/blog/detail/82 イラスト書籍理解 自分の小さな「箱」から脱出する方法

この緑の本は散々人にススメてきましたが、このタイミングで満を持して登場。
こんな紹介をしておきながら、この本を読むたび箱に入っている自分に気付いて愕然とするんだけどね。
修行あるのみ。



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『バリュエーションの教科書』をイラストで理解しよう!〜書籍No.29 https://manabi-design.jp/blog/detail/81 イラスト書籍理解 ファイナンスを理解する上で、これは心底お薦めの一冊です。
ファイナンスを理解するための最低限の数式はもちろんありつつも、それ以上にその裏側にある考え方、モノの見方、そしてその限界と限界を踏まえた実務上のヒント・・・といったものが硬軟織り交ぜて散りばめられています。
貴重な本ですね、これは。
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『衰退の法則』をイラストで理解しよう!〜書籍No.28 https://manabi-design.jp/blog/detail/79 イラスト書籍理解 衰退の法則

うちの会社、ちょっと大企業病じゃない?と思ったらこの本がおススメ。
共感できることは多いと思う。
書籍の中では、オーナー企業と非オーナー企業での症状の違いとか、具体的なソリューションとかも語っているのだが、イラストには盛り込めなかったのでそこは本を読んでのお楽しみということで(笑) 
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さっぱりした性格、さっぱりした記憶 https://manabi-design.jp/blog/detail/46 子育て日記 ]]> All Blacks vs Wallabies観戦! https://manabi-design.jp/blog/detail/47 経験からの学び All Blacks vs Wallabiesの対戦が横浜の日産スタジアムで行われる、ということで、友人と一緒に観戦してきました。
Bledisloe Cupと言われるこのカード、本来はニュージーランドかオーストラリアで開催されるものですが、来年日本で開催されるワールドカップに備えて、現地の下見ということも兼ねて日本開催になったようです。
こんなラッキーなことはないですよね。
(でも、絶対自分だけでは行こうと思わなかったので、誘っていただいた南には感謝!)

さて、試合内容そのものは楽しめたのですが、別の観点でちょっと気になることが。
それは観戦そのものの体験価値に改善余地がかなりある、ということです。
新横浜駅に降りてからまた駅に戻ってくるまでが「観戦経験」だとするならば、いろいろ問題があったと思う。
一言で言えば、混雑しすぎて、往復の過程も入場チェックも、会場でのトイレ、飲食もままならなかったです。
当日は46,000人。これだけくれば混乱しても仕方ないのですが、初ラグビー観戦の人も多くいたはず。
その人からすると、もう一度見たいとは思いにくいんじゃないかなぁ。

かといって、ではどうすればいいのか、という具体的な提案があるわけではないのですが、スマホを活用しながらどこがどれだけ混雑しているのかの状況把握ができるようにしてもらえるだけでもだいぶ助かるはず。
人の動きを予測して混雑を平準化できるように誘導する技術なんかはそろそろ日常化するんでしょうか?
そして、そこには多くのビジネスチャンスもある気がする。
少なくともラグビーはワールドカップまで後1年なのだから、UX向上のために少しでも何か改善するといいなぁと部外者ながら願っています。

さて、次はAll Blacks vs Japan。
おそらくAll Blacksは二軍チームのはず。Japanに勝機あり!


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『知識創造企業』をイラストで理解しよう!〜イラストNo.27 https://manabi-design.jp/blog/detail/78 イラスト書籍理解 SECIももちろん大事な概念だけど、「5つの前提」なんて、もっとフレームワークとして流通してもいいと思う。
日本企業の事例は今となってはアレだけど、概念そのものは未だ健在。
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『失敗の本質』をイラストで理解しよう!~書籍No.26 https://manabi-design.jp/blog/detail/77 イラスト書籍理解 企業が起こす問題の形は様々だけど、結局一皮むけば根本にあるものはこの時と変わらない。
過去の深い失敗から、今の組織のあり方について学べることはまだまだ多い。
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『High Output Management』をイラストで理解しよう!~書籍No.25 https://manabi-design.jp/blog/detail/76 イラスト書籍理解 一度絶版になっていたが、新装版として2017年に復活した。
時代を経ても通用するマネジメントの極意を学ぶことができる書籍である。
特にシリコンバレーの経営陣に読まれているとのことだが、それがもし本当だとすれば、変化スピードの速い業界だからこそ、抽象化された「経営の本質」に意味を見出すのだと思う。新たなテクノロジーや新しい競合の分析、そこから生まれてくる新たな流行の経営コンセプト・・・。こんなことに大きな引力があるからこそ、「ビジネスの基本って何よ?」「人ってどうやったら動くの?」という本質的な問いが疎かになりがちなのだろう。
抽象度を高めて物事を眺めればいつの時代であれビジネスの基本は何一つ変わっていない。
そのことをグローブは冒頭の第1部に「朝食工場」というゆで卵やコーヒー、トーストを提供するカフェの事例というか比喩を使いながら示している。
ここでもしグローブのいたインテルを例にとった「半導体工場」だとしたら、おそらくこの書籍はここまでのロングセラーにならなかっただろう。
ビジネスの本質の理解に行く前に、半導体ビジネスそのものの理解のハードルがあるとともに、どうしても古臭さを感じてしまうことは否めないはずだ。この冒頭の事例で、グローブが敢えて「朝食工場」という分かりやすいカフェビジネスにまで抽象化したことに、この書籍がロングセラーになったポイントがある。
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映画『生きる』を観て https://manabi-design.jp/blog/detail/38 映画・書籍レビュー 黒沢明監督の名作『生きる』を鑑賞しました。
言わずと知れた名作なので、ご覧になった方も多いかと思います。
語られるテーマは、「生と死」。
今まで無為に過ごしていた主人公が、死を宣告されたことから人生が輝き始める、というストーリーです。
ここで語られるのは、死生観の重要性。
死を明確に思い描くからこそ、生きている間に逆算で何をすべきかが考えられる、ということです。
このことは、ストーリーの最後にも、ウィットが効いた形で強調されます。
それは、主人公の葬式に立ち会った同僚たちが、「俺たちも頑張ろう、精一杯生き切ろう」という誓うのですが、翌日からは全く行動の変わらず覇気のない様子が映し出されるのです。
つまり、「死生観」なるものは、そんな簡単に得られるものじゃない、と。
目の前に広がる現実の引力は「死生観」のような抽象的なものをかき消してしまう引力があるものだ、と。
この描写には、私自身、ものすごく考えさせられました。
「生きる」ということを大前提に考えている私にとって、所詮「死生観」なんていうものはこの同僚たちのような口先だけのものにすぎないのだろうなと。
「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを本当にやるだろうか?」
というのは、大病から復帰した後のスティーブ・ジョブズの言葉ですが、この言葉も、「死生観」に裏打ちされた深い言葉なのだと思います。
私にはこの言葉の持つ本当の意味が分かる日が来るのでしょうか・・・?
おそらく、その答えは今は出せないのでしょうが、少なくともラストシーンで見せる「ブランコに乗った主人公の表情」が出来るような仕事をやり遂げたい・・・そんな気持ちにさせられる作品でした。
多くのこと余韻を残す名映画です。是非。


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『V字回復の経営』をイラストで理解しよう!~書籍No.24 https://manabi-design.jp/blog/detail/75 イラスト書籍理解 近著では「ザ・会社改造」もヒットした三枝さんのシリーズですが、敢えて思い出深いこちらをピック。
出版されたのは2001年とのことで、もはや古典の域ですね。
「改革の要諦50」とか、どれだけあるんだって感じですがw、いちいち内容が刺さるんです。
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『ストーリーとしての競争戦略』をイラストで理解しよう!~書籍No.23 https://manabi-design.jp/blog/detail/74 イラスト書籍理解 この本はもはや説明不要でしょう。
ニッチな戦略系書籍の中で、10万部を超えるセールスを記録したモンスター書籍です。
戦略系のクラスを受ける前に一度は読んでおくといいと思います。
おそらくクラスを受ける前には「なるほど。そうだよね。」と思うはず。
一方で、クラスにおいては、自分がこの書籍のコンセプトを理解したつもりであっても、実践では全く通用しないかが体感できるはずです。
じゃあどうしたら実践でこの本に書いてあるようなストーリーを作ることが可能になるのか?
その問いにぶつかることが、戦略思考を極めるためのスタート地点になります。
そういう意味で、入口としてお薦めしたい書籍です。
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合体する兄弟 https://manabi-design.jp/blog/detail/53 子育て日記 合体という言葉を聞いて、2人がフュージョンするアホな姿が浮かんでしまっただけの話(笑) #カマチョ日記

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『経営戦略の論理』をイラストで理解しよう~書籍No.22 https://manabi-design.jp/blog/detail/73 イラスト書籍理解 僕がよく引用する「戦略というのは複雑で総合的な判断だからこそ、ちょっとした情報に心が揺らぎ、判断を誤る。だからこそ、自分なりの論理体系を持つことが大事なのである」という名言の出所はこの書籍なのだ。
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迷探偵カマチョ https://manabi-design.jp/blog/detail/54 子育て日記 たまには役に立つ迷探偵 #カマチョ日記

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『ジョブ理論』をイラストで理解しよう!〜書籍No.21 https://manabi-design.jp/blog/detail/72 イラスト書籍理解 比較的シンプルなセオリーのはずなんですが、その説明のためだけに、これでもかという事例(鉄板のマックシェイクネタも含む)と、実践的な知恵が盛り込まれている本。
もうだいたい知っているから斜め読みで十分と思ったものの、やっぱりいちいちグサグサ考えさせられる問いかけが続いて、「むー」と悩みながら読んだので、結局読み終えるまでにそこそこ時間がかかってしまった。
マーケティングで悩んでいる人なんかは是非読んだ方がいいです。
そしてお互いに「むー」と悩もう。
ちなみに、最後にチラッと書いてあるけど、このセオリーの適用範囲は広くて、実はプライベート方面でも絶大な効果を発揮するんじゃないかと思っています。「
あなたは奥さんのジョブを把握していますか?そのジョブをちゃんと片付けていますか?」とか言われると、「むー」と悩むね(笑)
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力比べ https://manabi-design.jp/blog/detail/58 子育て日記 ]]> 『イノベーションのジレンマ』をイラストで理解しよう!〜書籍No.20 https://manabi-design.jp/blog/detail/70 イラスト書籍理解 下手な経営書を何冊も読むよりは、この1冊を熟読した方がよっぽどためになる。
それほどのマスターピース。
ここでまとめた「5つの原則」を裏返すことがジレンマへのソリューションに繋がるのだ。
成長企業ほど必読な1冊。

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必殺タヌキ寝入り https://manabi-design.jp/blog/detail/59 子育て日記 ]]> 『確率思考の戦略論』をイラストで理解しよう〜書籍No.19 https://manabi-design.jp/blog/detail/69 イラスト書籍理解 対談させていただいた際、マーケターとしてこの本をどういう売り方をするのか、ということを少し語っていただいたが、この3500円というごっつい本をどう売るのか、ということにもやり方があるということを教えてもらった。
マーケティングでもあり人生論でもある深い本。
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前途多難な報道委員 https://manabi-design.jp/blog/detail/80 子育て日記
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『ゼロトゥワン』をイラストで理解しよう!〜書籍No.18 https://manabi-design.jp/blog/detail/68 イラスト書籍理解 スタンフォードで行った起業講演録らしいのだが、そのためもあってか内容はそれほど深くなく、構造化もされていない。
映画の予告編みたいな印象。
それだけに「もっと深いところを知りたい」という気にさせる魅力のある本。
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『パラノイアだけが生き残る』をイラストで理解しよう!〜書籍No.17 https://manabi-design.jp/blog/detail/67 イラスト書籍理解 これ、30年前の本だけど、ホントいい本。良い本というのは時代を超える。
今テクノロジーによる戦略転換を考えている企業にとって必読書じゃないだろうか。
なぜかアンディ・グローブのイラストがトランプっぽくなってしまった(笑)

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『空気の研究』をイラストで理解しよう!〜書籍No.16 https://manabi-design.jp/blog/detail/66 イラスト書籍理解 「あの場には言い出せない空気がありました」の「空気」の正体って一体何よ、ということを掘り下げた書籍。
かなり難解な書籍で、このまとめも多分にオリジナルの解釈が入っています。
ま、この「解釈」ってのが「空気」の正体なんですが(笑)
新キャラ「空気くん」登場。
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『選択の科学』をイラストで理解しよう!〜イラストNo.15 https://manabi-design.jp/blog/detail/65 イラスト書籍理解 人生は無意識の選択の連続。だからこそ、無意識の質をちょっとでも高めれば大きな改善が見込めるはず。
だけど、意識的に選択したって思い通りにならないのが人生でもある。
そんな微妙な科学とアートの間を行ったり来たりして少し人生のことを考えてみよう。
そんな一冊。

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おそるべし野球音痴! https://manabi-design.jp/blog/detail/88 子育て日記 日常の中心に野球があった自分の子供自体とは隔世の感がある。
ま、僕が野球を見てないだけなんだけど。#カマチョ日記
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『失敗の科学』をイラストで理解しよう!〜書籍No.14 https://manabi-design.jp/blog/detail/64 イラスト書籍理解 人間ってどんだけ賢くなっても、所詮は人間の性からは逃れられないんだと思う。
そしてまた人間はすぐにそのことを忘れてしまうから、この手の本を繰り返し読むことの意義は大きいんだな。

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大の注射嫌い https://manabi-design.jp/blog/detail/89 子育て日記 ]]> 『影響力の武器』をイラストで理解しよう!〜書籍No.13 https://manabi-design.jp/blog/detail/63 イラスト書籍理解 影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか
この本は極上のエンタメだ〜。
もう何度も読んでいるけど、今回も面白かった。
要約するとえらくシンプルになるんだけど、ここで紹介しきれていない具体的な事例がもうイチイチ笑えたり怖かったりするんだよね。
ってことで、このまとめは本の魅力を伝えきれてません(笑) 



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『銃・病原菌・鉄』をイラストで理解しよう!〜書籍No.12 https://manabi-design.jp/blog/detail/62 イラスト書籍理解 人類史の壮大な推理小説みたいなこの名著。
サピエンス全史もそうだけど、このボリュームを4枚にまとめるのは骨が折れました。
一言で言えば「文明の進化は環境要因で決まる」ってことで、マイケル・ポーターにも通じるなとも思ったりする。

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『サピエンス全史』をイラストで理解しよう!〜書籍No.11 https://manabi-design.jp/blog/detail/57 イラスト書籍理解 巷では続編「ホモ・デウス」が話題になっているこのタイミングで、復習も兼ねて前作を。
読んでも内容すっかり抜け落ちている人、多いんじゃないかなぁ。
少なくとも本書で触れている3つの革命については引用できると何かの役に立つはず。知らんけど(笑)

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『夜と霧』をイラストで理解しよう!〜書籍No.10 https://manabi-design.jp/blog/detail/56 イラスト書籍理解 今までいろんな本をまとめてきたけどいろんな意味で一番キツかったかも。
書かれている一言一言が重たくて、今回ばかりは図解とかイラストとかあんまり描けず、テキスト主体になってしまった。
でも一日かけてこの本の意味することに想いを馳せることができて良かった。

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今回の「ふくおか食べる通信」は赤崎牛! https://manabi-design.jp/blog/detail/90 子育て日記 ふくおか食べる通信は赤崎牛です!届きました!
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『GRIT やり抜く力』をイラストで理解しよう!〜書籍No.9 https://manabi-design.jp/blog/detail/55 イラスト書籍理解 やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
継続することの重要性と、継続する力はどうやったら育むことができるかをまとめた書籍。
表面的に読むと「知っとるわい」という印象で終わってしまうけど、しっかり読み込むと具体的にヒントになることが書かれているのだ。



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テツヤ? https://manabi-design.jp/blog/detail/91 子育て日記 ]]> 『なぜ人と組織は変われないのか』をイラストで理解しよう!〜書籍No.8 https://manabi-design.jp/blog/detail/52 イラスト書籍理解 この本は「人間理解」の書物ですね。
自分や組織が変われない時、闇雲にテクニックを振り回して片付けようとするのではなく、立ち止まって深く自分自身を省みることが近道だということに気付かされる。
しんどい話なんだけどね。

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『U理論』をイラストで理解しよう!〜書籍No.7 https://manabi-design.jp/blog/detail/51 イラスト書籍理解 この本をまとめること自体に無理があるのは百も承知で取り組んでみましたが、やっぱり無理がありました。
しかし、この過程で何度も読み返すことによって、一歩くらいは芯に踏み込めた気がします。
この世界観にハマる人が多いの、わかる気がします。解き放て!迎え入れろ!

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トトロはいるのかも? https://manabi-design.jp/blog/detail/92 子育て日記 ]]> 大変です!徹夜です! https://manabi-design.jp/blog/detail/93 子育て日記 ]]> 『リーダーシップの旅』をイラストで理解しよう!〜書籍No.6 https://manabi-design.jp/blog/detail/50 イラスト書籍理解 今まで悩める多くの人たちに推薦してきた本書。
沼地からの旅のメタファーは、リーダーの本質を理解する上で多くのヒントを提示してくれる。
業務に忙殺されて自分を見失いつつある時こそ、この本をおススメしたい。
マジで破壊力満点。

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『イノベーション・オブ・ライフ』をイラストで理解しよう!〜書籍No.5 https://manabi-design.jp/blog/detail/49 イラスト書籍理解 イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』

クリステンセン師匠のこの本。
「経営理論は、人生に必要なことを全て教えてくれる」というメッセージ。
この本を読んでからというもの、何か新たなセオリーを学ぶたびに、人生への示唆も同時に考えるクセがつきました。師匠のお陰。


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『ティール組織』をイラストで理解しよう!〜書籍No.4 https://manabi-design.jp/blog/detail/48 イラスト書籍理解 ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現
最初は理想論語ってるなという印象だったけど、本気でこれを信じて実現している経営者の話を聞く機会に恵まれ、ようやく意味するところがちょっと分かった、という本。
つまり、パラダイム転換しちゃってる本なので、旧パラの脳みそで読んでも何も分からないと思う。
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『働くひとのキャリア・デザイン』をイラストで理解しよう!〜書籍No.3 https://manabi-design.jp/blog/detail/44 イラスト書籍理解 働くひとのためのキャリア・デザイン

自分のキャリアを考える際、頭をよぎるのは大抵金井先生の言葉だったりする。金井先生の柔らかくキャッチーな語り口は好きです。
本書にある「ドリフト」という概念はキャリアを悩んで焦っている人にとっては救いになる言葉だと思う。
実際にドリフト真っ最中の立場としても。
Be drifters!

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寝ぼけるカマチョ https://manabi-design.jp/blog/detail/94 子育て日記 目の前にして笑ってしまった。
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『隷属なき道』をイラストで理解しよう!〜書籍No.2 https://manabi-design.jp/blog/detail/40 イラスト書籍理解 でも子供の世代になれば、これが当たり前になっているのかもしれない。
そのためにも、今から脳内はしっかりストレッチ運動をしておいた方がいいと思う。
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初の救急車体験 https://manabi-design.jp/blog/detail/95 子育て日記 ]]> バレーボールの大会始まる https://manabi-design.jp/blog/detail/96 子育て日記 ]]> 『ライフシフト』をイラストで理解しよう!〜書籍No.1 https://manabi-design.jp/blog/detail/26 イラスト書籍理解 ライフシフト』です。もはや今更感もありますが、ここで語られるファクトはしっかりと直視する必要がありますね。「変わり続けること」「学び続けること」の重要性を考えさせてくれる書籍です。
僕も次はどんな必殺技を身につけようかなぁ。
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寝てないと言い張る男 https://manabi-design.jp/blog/detail/97 子育て日記 ]]> サッカー少年団退団 https://manabi-design.jp/blog/detail/99 子育て日記 この決定がいい結果になるように応援したい。
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ヤル気スイッチ https://manabi-design.jp/blog/detail/100 子育て日記 ]]> 猫背参考記録 https://manabi-design.jp/blog/detail/101 子育て日記 ]]> 次男もなかなかめんどくさい https://manabi-design.jp/blog/detail/106 子育て日記 ]]> 怖い夢 https://manabi-design.jp/blog/detail/107 子育て日記 ]]> 無音でも伝わるドタバタ感 https://manabi-design.jp/blog/detail/116 子育て日記 ]]> 人に手厳しいやつ https://manabi-design.jp/blog/detail/117 子育て日記 ]]> 不毛な永遠のループ運動 https://manabi-design.jp/blog/detail/119 子育て日記 ]]> ギャップがあるからこそ人生 https://manabi-design.jp/blog/detail/121 子育て日記 ]]> 43歳になったよ! https://manabi-design.jp/blog/detail/128 子育て日記 ]]> シャイなおしゃべり https://manabi-design.jp/blog/detail/129 子育て日記 ]]> 集中力! https://manabi-design.jp/blog/detail/139 子育て日記 ]]> 夏休みの料理の宿題 https://manabi-design.jp/blog/detail/140 子育て日記 ]]> カマチョ命名の瞬間 https://manabi-design.jp/blog/detail/105 子育て日記 You’re the カマチョ!
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