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経験からの学び

「自分の人生を変えた一冊」を語り合おう

先日、フライヤーの全社員で合宿に行ってきました。
そこでお互いを理解するためのアクティビティとして企画してみたのが、「自分の人生を変えた一冊」を語る、というもの。

せっかく合宿に来たんだから、その人の違う側面も知ることで理解を深めたい。
そして、フライヤーらしさにもこだわりたい。
ということで考えついた企画なのですが、これがなかなか良かったです。



「あなたのこれまでの人生を語ってください」って言われても、何をどう語ればよいのかわからないもの。
その時に、「書籍」という補助線を引いてあげると、結構語りやすくなるんだなと。
選ばれた書籍は、王道のビジネス書や自己啓発書はもちろん、絵本や教養書まで多岐にわたるものだったのですが、書籍を通してその人の人生がどのように豊かになっていったのか、そのストーリーが面白かったです。

それと同時にみんなの話を聞きながら思ったのは、みんな予め「さぁ、この本で自分の人生を変えるぞ」と思ってその本を選んでいる、というわけではないということ。
そして、その人生を変えるタイミングは、必ずしも「本を読んだ直後に来る」ということではない、ということ。
その本との偶然の出会いが、人生のイベントとマッチして、結果的にその人の道行きを変えているのですよね。

つまり、これからたまたま手に取る本も、ひょっとしたらいつか自分の人生を変えるかもしれないわけなんです。
そう考えると、これからはますます本との出会いが楽しみになりますよね。

ということで、これからも雑食系読書を楽しみながら、多くの良書に出会っていきたいと思いますし、さらに僕がオススメする本によってその人の人生が良い方向に変わっていったら嬉しいなと思います。

皆さんの会社でも「人生を変えた一冊」ワークショップ、オススメね!

ちなみに、僕がその場で紹介した本は、かのアンドリュー・グローブが書いた『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』。
これがどう人生を変えたのか、ということは、話せば超長くなるので、またの機会にでも(笑)