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『ずぼらヨガ』に売れる本の秘訣を教えてもらう

自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ

たまにはちょっとユルい本も。
先日出版社の方と打ち合わせの際に「この本売れてるんですよね」と紹介を受けて買ってみた。




実際に読んでみると、確かに売れる理由が分かる気がします。
 
  1. 「ヨガ」と言いながら、むちゃくちゃハードルが低いポーズしか書かれていない。(ヨガ本格派からしたら、「ヨガ」なんてタイトル付けるな、と言われそう)
  2. ポーズの説明よりも、そのポーズは具体的にどこにどういう効果があるのか、ということに注力している
  3. 本編と箸休め的に書かれている著者のエピソードのバランスが良い

という印象を受けました。

この3つのポイントをこれをより汎用的に読み換えると・・・
 
  1. ターゲットを明確にせよ。あれもこれも欲張るな。
  2. やること(How)よりも、なぜそれをやるのか(Why)を訴求すべし
  3. 著者と「共感」を作ることを意識せよ

ということなのかな、と思いました。

おそらくこのヨガとかストレッチのエントリー本は世の中に腐るほどあるんだろうけど、この3点を意識するだけで裾野は広がるんだなぁと感心。
僕はヨガの本は書かないけど(笑)、この本から結構ヒントをいただいた気分です。

で、実際にそんなこともあって、これ読むと本当にちょっと体を伸ばしたくなる。
不思議な力を持った本なので、特に不健康な生活をしている人に強くおススメです。