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映画・書籍レビュー

『いま君に伝えたいお金の話』を読んで、子どもとお金のことを語り合おう

いま君に伝えたいお金の話

先日Voicyの「今日のフライヤー」のコーナーでご紹介したこの村上さんの書籍。
子ども向けにお金の意味を説明した本なのですが、なかなか骨太。
子どもが直接読んで理解するのはやや難解かも。
1番のターゲットは僕みたいに子どもを持つ親だと思います。
そして、親がこの内容を咀嚼して、子どもに伝えるって用途では、とても使える本です。
なかなかお金のことって教える機会がないし、教えようと思ってもどこから教えようって思っちゃいますからね。



僕がこの本を読んで、まず子供に伝えようと思ったのは、「期待値」という考え方。
例えば1万円持っていたとして、それが20万円になる可能性が10%、でも90%は全くなくなってしまうというケース。
こういうケースでは、多くの場合、失うことを恐れて投資をするのをやめてしまう。
しかし、期待値は2万円なのだから、合理的には投資すべきなのです。

実際に小5の次男に問題として出してみたら、「俺は絶対に投資しない!」という反応でした。
理由はもちろん、「1万円失ったら大変」だから。
もちろん、それもあるよね。小学生にとって1万円は想像できない大金だし。

でも、今度は1000円持っていて、3割の確率で2000円、7割でゼロになるとしたら・・・?
「やるやる〜」だって(笑)
そこから延々と10分くらい、「期待値」という概念について話し合いました。

「人間の直感と合理的な判断は異なることが多いから気をつけようね」
「特にお金のことになると、人間は目がくらんじゃうから立ち止まって考えよう」
っていうちょっとした議論。
まぁ何てことはない話なんだけど、こういう本があるからこそ思いつく対話なんですよね。

そういう子どもとお金のことを話すための小ネタが満載の本であります。
お子さんをお持ちの方に、お子さんとの対話用にオススメしたい。

追伸:
この本で紹介されている「31ゲーム」っていうのも結構楽しめます。
2人で数字を言い合って、最後に31を言った方が負けってやつ。
勝つ法則が分かると簡単になっちゃうから、ここに「世界のナベアツ」ルール(3の倍数と3を言う時にバカになる)を加えてやると、なかなか難易度と笑顔が増します(笑)