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『幸福学』『共感力』を読んで

ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 幸福学 (ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ)』、『ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 共感力 (ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ)』献本いただきました。
Emotional Intelligenceシリーズということで、EI研究の記事や論文がオムニバス形式で収められています。
これからも続々とこのシリーズの作品が出るようですね。

まずパッと目を引くのがこの色合い。
とても柔らかく、ベースとなっているハーバードビジネスレビューの路線とは一線を画したイメージです。
女性に受けそうな感じですね。



内容は、とにかく短編集なので、サクッと読めるのがポイント。
1人の著者ではないし、テーマも異なるので、一貫性はありません。
まあ例えるならば、「幸福学」というテーマのカンファレンスで、著名な人が代わる代わるスピーチしていくのを聞いている感じでしょうか。
当然しっくりくるものもあれば、世界観がわからずに終わってしまうものもあるのですが、トータルとして「幸福」や「共感」というテーマが昨今どのように語られているのか、いろんな角度からアップデートできる作品だと思います。

個人的な学びの抜粋としては、
 

幸福というのは1つか2つの大きな出来事のことを指すものではない。無数の小さな出来事の総和である


という言葉が印象的でした。

他人の幸不幸を考えるとき、どうしても何か外形的に印象的な出来事(例えば昇進昇格とか大きな仕事での成果とか)をベースに考えてしまいがちなのですが、幸せを決めるのはそんな大きな出来事ではないのです。
そうではなくて、奥さんと楽しい会話をしたとか、子供が楽しく学校に行ったとか、料理のレパートリーが増えた、今朝よく寝れたとか、そんなことの積み重ねなんですよね。
そんな前提を置いてみると、その辺に転がっている些細なことを見つけようとすればするほど幸せに近づくし、一発ホームラン狙う人ほど不幸になる、というのもよく分かります。

そして、なによりも、このタイミングでこの一節にめぐり逢えたことは、とても小さな出来事ですが、僕にとっての幸せの一部なのかもしれません(笑)

ということで、EIシリーズ、これからも注目ですね。